歩きながらモノを考えて書くということ
ガジェットを使いこなして、
旅をしながら自由に生きる
〜新ノマド的 侘旅人〜
を目指しているBashoです。
翁のもとで、俳諧と一緒にノマドデバイスの活用法について勉強中のKikakuと申します。
・散歩ノマドついて
Kikakuよ。今日の日中は暖かく天気も良かったので、ノマドワークの入り口としてiPad mini 6を使った散歩ノマドをやってみたが、どうじゃったか。
はい。翁。風も気持ち良いし、やっぱり外で作業するのは、良いですね。
歩きながらだと自然に、アイディアも湧き出てくるような気がします。
よくワシが、日本全国を行脚して旅の途中で句を作っていた頃は、矢立と筆と短冊が、文字を書くモバイルノマドアイテムだったが
それが、現代になってiPad mini 6と折りたたみキーボード Apple Pencil
になったていう事じゃ。
・矢立は江戸時代のノマドアイテム
…(筆入れと墨壺を組み合わせた携帯用筆記用具)
先の墨壺に墨や入れて、中に筆や硯を収納できる矢立と呼ばれた文具は、文筆を携帯して持ち歩きを可能にしたまさしく、江戸時代の俳人や文人の必須モバイルノマドアイテムだった。
旅先や場所を問わずに一筆したためられるその道具は日常にも使用した個人的な便利品であったゆえ、その意匠や材質など、それぞれの趣味を凝らして互いに自慢し合ったと伝えられている。
文筆具やデバイスに各々の趣向をこだわるのは時代は変われど、
その様は、変わらずっていう事ですな。
ワシの俳諧傑作である『奥の細道』も旅路で歩きながら、
筆を進めたからこそ、仕上がったともいえるぞ。
・『おくのほそ道』は紀行文
「月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり。」と有名な冒頭部分で始まる松尾芭蕉の代表傑作である『おくのほそ道』は
冒頭と耳にするいくつかの俳句が一般的に有名だが、その内容は全編に渡って、芭蕉が江戸を出てから、東北、北陸に至り 近江、美濃に至るまでのその旅の風景と心情を描写した紀行文となっている。
その他、残っている伝記から、滞在日程や移動距離の食い違いがあるなど、実際には、多少のフィクションも含まれているとされているが、時に45歳の時であった。
この『おくのほそ道』で、ひとつの境地に至った芭蕉は、後に晩年の「かるみ」を目指した作風に移行していく。
じっとしているより、旅や散歩をしながら、外の世界に触れて、モノを考える方が、よほど創造的なアイディアが生まれるのじゃ。
まさしく、そういう事ですな。(アレ?実際には。。。旅を終えて、江戸に着いてから書いてなかったっけ??)
・作業が息詰まったら、自然に触れて体を動かそう。
家やカフェなどに引きこもってしまうと、どうしても体と思考も凝り固まってしまうます。適度な運動と、自然の風景、外の景色から受ける刺激。
より創造的なノマドライフを気軽に始める第一歩に、散歩ワークがオススメです。
本日も、最後まで、ご精読誠にありがとうございました。良かったらスキやレスポンスを頂けたら継続の励みになりますので、嬉しいです。
・Bashoの散歩ノマドシステムアイテム
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