スタートアップではたらくということ。考えて、悩んで、一周まわって、やっぱそれでもスタートアップ
こないだまで、もやもやっとしてた自分の気持ちが、ここ最近すっきり晴れたので時間とともにこの想いが消えて忘れぬよう、ここに残しておこうと思います。
本当ついこないだまでは、自分にできることなんて何もないかも…って落ち込んでいる時がありました。無駄に(無駄ではないか)ストレングスファインダーにお金はらって自分の強みってなんなの!教えてよ!!って半分怒りと悲しみが混じりながら診断したこともありましたw
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自分って何もできないんじゃないの?という虚無感に襲われる
私はスタートアップに憧れて、3年前にベンチャー企業に飛び込んだ訳ですが。
そこでいわゆる「新規事業におけるなんでも屋」をやってました。
基本的に何かに特化するよりかは、幅広く色んな事を経験することが好きだった私は本当に楽しくて。
毎日夢中で楽しくて。
とにかく目の前に夢中になってみたら、あっという間に月日も経ったわけですが、周りの友達にも「れみって何やってるの?」と言われるとうまく答えられなくて、話すと長くなるし…みたいな。
”とりあえず何やってるかよくわかんないけど、いつも忙しそうなれみちゃん”
みたいなレッテルをいつも貼られてましたw
実際に、CEO直下で組織開発やメンバーとの面談、営業、UI,UXの設計、PMやマネジメントみたいなこともやれば、テスターとして品質管理をやったり、はたまたプレスリリース書いたり、イベント企画実施したりと…
色んな事ができて、私はとっても楽しかったし、第二新卒くらいで入社した会社で色んな経験ができたのは本当に感謝しています。
・・・でも、ある時ふと自分のキャリアを棚卸しているとき、
胸を張って
「自分はこれができます!!!」
っていう物が自分にはないなぁと思って。すごく悲しくなる時がありました。
周りの友達は営業とかでどんどん昇進していくのに。
どんどん周りから置いていかれていそうで。
あれ?蓋あけてみたら、全部が中途半端で何もできないんじゃないか…?
何か自分も、"スキル"というものが欲しくてWebデザインの学校通ったり、プログラミングを勉強してみたり。スペシャリストを目指したほうがいいんじゃないか?と考えたり。
危機感を感じた私は、違う環境にいる人たちから見たらどう思われるのか知りたくて。とにかく色んな人から話を聞きまくりまくりました。
私の場合は、忖度なしにアドバイスがほしかったので、メンターマッチングサービスなどを使って、業界・業種問わずあえて全く知らない人たちからたくさん話を聞きました。
そこで自分の足りないところも改めて受け止め、俯瞰してみることができ、就職活動以上に自分を見つめなおしてみました。
もっと外の環境をみたくて、外部のプロジェクトに参加してみたり。
最終的には「自分に正直に」
すると、色んな世界を見て、色んな人に会って、感化されて、もやもやっとしてたものがちゃんと明確に、はっきりと、言語化できるようになって。
やっぱり自分はスタートアップやゼロイチにおける
ゼネラリストになりたい
それは、自分がベンチャー企業で働いていたとき、欲しいと思った人材であり、まわりにいなかった人材。
新規事業をしようと思った時に、誰に聞いていいか分からなかった。手探りな毎日で、「本当にこれでいいのかな?」ともやもやしていた。
そんな風に新規事業を始めようと思った時に、「何が分からないのか分からない」人たちが、一歩目の踏み出し方も分からずに、挑戦を諦めないように。
そんな人のそばで支えらえる人でありたいと心から強く思っています。
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そういえば・・・
webデザインやプログラミングを学んだキッカケってなんだっけ?って自分で考えてみたら、「デザイナーになりたい!」とか「エンジニアになりたい!」って訳ではなく、PDCAを速くまわすスタートアップにおいて、それを使ってどのようにグロースさせられるかの手段として、自分の引き出しの一つにしたいと思って学び始めたなぁ、って。
意外と自分の行動を見直してみたら、結果でていたんだな、と自分のことでも案外わかっていないもんですね。(笑)
でも、私もそこに行きつくまでに紆余曲折、本当に悩みました。
●やっぱりネームバリュー欲しい?
●30歳手前…やっぱり福利厚生とかしっかりしているところがいい?(結婚、出産を考えると…)
●年収や評価制度は?
●働き方は~・・・とかとか
ん~色々考えたけど、人生1回しかない時間の大半を仕事にかけるのならば、「自分が没頭できることをしたい」これに尽きました!
もう福利厚生とかどうでもよくなっちゃってw
あればいいにこしたことないけど、そこって私の本質的な価値じゃないなぁと思いました。
マネーフォワード社長、辻さんの言葉をかりるとすれば、
新規事業って、「新しいアイテムを発見した!」「仲間に出会って強くなった!」「思っていたものが発見できない!方向転換だ!」「敵が来た!にげろー!」みたいな、発見と冒険の連続だと僕は思います。
ほんとそれ(笑)
だからやめられないんです。
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そして今。
そんなこんなで、叶えられるのはここしかないと想いCreww株式会社に入社し、STARTUP STUDIO運営をしています。
経緯を話すとまた第二章がはじまるくらい内容があるので、省きますw
(こっちではどうしてスタートアップがこんなに好きなのかってことをうざいほど熱く語っています・・)
元々私は、STARTUP STUDIOのメンバーとしてプロジェクトに参加していました。
この永野さんのnoteを「なんかこの人ウケるw」と思いながら見て応募したわけですが。今となっては一緒に仕事しているなんてこの時は思いもしなかったでしょう笑
これを見て、ちょっとでもスタートアップや新規事業に興味が湧いて、色んなこと経験してみたいなと思った方がいれば、次回のSTARTUP STUDIOでお会いできれば嬉しいです!
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ここからは私の独り言ですw
余談① ゼネラリストとスペシャリスト
上述で、「ゼネラリスト」になりたいと書きましたが、それは特定分野の専門家の「スペシャリスト」とは対義語にあるわけで。
私は、今回スペシャリストになったほうがいいのか?と悩みながらも、結局は今までずっとPMやディレクション畑にいたこともあり、自分って「ゼネラリスト」向きだ、に着地しました。
でも、スペシャリストって、例えば
●Photoshop、Illustratorが使えます! とか、
●html/css/javascriptが書けます!
など、皆の基準値を同じにできるので、何ができるのかっていう部分が分かりやすいと思うんです。
でも、ゼネラリストに必要な能力を調べてみると…
●コミュニケーション能力
●広い視野
●行動力
●周りを巻き込む力
いや~wわからんw 急に抽象的!!
わかったとしても、人によって基準値が異なりますよね。
また、私がまだ社会人になって間もない頃、先輩に
「マルチプレイヤーになるな」
って言われたのが、つい最近まで疑問に思っていて。
どうして、「マルチプレイヤー」になっちゃいけないんだろう?
その言葉がずっと引っかかって、だからベンチャー企業の「なんでも屋」だった頃、自分の中にもやもやするものがあったんだろうな、と今は納得してます。
でも、ある日このツイートみて、もやもやしていたものが腹落ちしました。
確かに。そういう人ってめっちゃ重要。
(1.8万もイイネされているので、求めている人・大切だとおもう人はそれほどいるんだと実感)
あとは頭のいい人や口が達者な人はたくさんいるけど、それを「実行」「行動」にうつし、ゴールまでもってける人はどれほどまでにいるのか。(これはかなり自戒も込めて)
そういえば、落合陽一さんも本の中でこんなこと言っていたな。_φ(・_・ウンウン
「1つの職業にはまるな」
例えば僕がここにあるほとんどの仕事を0.3%ずつくらいやっているとする。そしてこの中の1つの仕事を「そこそこのプロ」としてやっている人と、その長期的な生存率を比べるとすると、多分僕のほうが勝る可能性が高いだろう。
理由は、今後テクノロジーが入ってくることで、0.3%の僕と、100%のプロの間のクオリティの差が少なくなるからだ。
(中略)
是非自分の好きな事を探して、今までにはない組み合わせを掛け合わせて、自分なりの新しい分野を作っていってほしい。「10年後の仕事図鑑」より
なんか、このあたりでうまく言語化できている人がいればむしろ教えてください。
一つ言えるのは、無理して何かになろうとせず、自分のできること・強みを伸ばしていこうと思った次第でした。
余談② スタートアップと大企業どっちに就職したほうがいい?という永遠の論争
もう、これ何回も見たww
私が思うに、「どっちでもいい」です(笑)
それは投げやりとかじゃなくて、大企業もスタートアップも評価する土俵が全く違うと思ってまして。どちらもメリットデメリットが発生します。
人それぞれ何を大切にしているかも全く違うので、「仕事」なのか、「ライフスタイル」なのか、「条件」なのか、そこを押し付ける必要はないし、自分にあった環境を見つけるのがベストオブベスト。
よく聞くのは、
●大企業かスタートアップに悩んでいるなら、大企業にいったほうがいい。会社がどのような仕組みでまわっているのか基礎を学べるから(大企業からスタートアップには行きやすいけど、スタートアップから大企業へは行きにくい)
●スタートアップに行く人は悩まないで既にスタートアップに行ってる
などなど。
悩んでいるのならば、大企業かどうかはおいておいて、メルカリ小泉さんの「就職するなら業界1位。勝ち癖ある組織で学ぶ」これは本当にその通りだなと思います。(以下引用)
「就職するなら業界1位 勝ち癖ある組織で学ぶ」
1位の会社は、やはり勝つために最後まで粘ったりして、前向きに仕事が進んでいく。一方で負け癖のある会社は、案件が少ないから若い人にチャンスが回ってこないとか、本人はやる気があっても先輩がそういうマインドで教えてくれなかったりします。失敗とかつらいことも良い経験になりますが、若い頃は基本的に成功体験がモチベーションになっていくと思うんですよね。成功体験を積んで勘違いしてほしい。
余談③ メンターマッチングサービス使ったもの
上述で話した、私がキャリアに超悩んでたときに使った、メンターマッチングサービスを一部ご紹介します。
-------使ったサービスの一部ご紹介-------
▼私の友人が開発に携わっていたサービスで、キャリアに悩んでいたら教えてもらいました。話した方のほとんどここからです。メルカリやGoogle、リクルート…業種もマーケ、人事など色んな方にお会いしました。
他にもあるのでご紹介
▼私が運営しているSTARTUP STUDIOのプロジェクトの一つです。
(次の選択肢が見つかるキャリアシェアプラットフォーム「Career to」)
▼最近使ってみたもの。
(いつか一緒に仕事できるかもしれない人と
オンラインで15分だけ話してみようがコンセプトのVLC)
https://www.virtual-lunchclub.jp/
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twitterではスタートアップ関連のこと主につぶやいています。
次のnoteは何書こうかなぁ〜っ
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