JA共済に思うこと
僕は農協で働いていて、JA共済の推進活動(外回り)をしています。日々与えられたノルマに奔走しています。
基本的にお年寄りの方が取引先に多いので、お年寄りやその家族の方に共済を勧めます。
もちろん共済を勧める上である程度他社商品の知識も習得しますし、保険や共済の構造も人より理解しています。
その上で思うことですが、
JA共済はとにかく掛け金が高い
ひと昔前までは「保険よりも掛け金が手頃な共済の方が良い」などと言われていましたが、(それも県民共済やコープ共済のことかもしれませんが...)今やネット生保の台頭で掛け金では勝ち目がありません。
僕もある程度保険リテラシーを高めていく中で思うことは、
保険は本質的に博打と同じだから、必要最低限以上入らなくていい
ということです。
しかしノルマのためにお勧めし続けなければならない。他に良い商品があるのを知っているのに売らなければならない。なかなか辛いことです。
昔は生命保険も死亡保険と医療保険くらいしかなくてシンプルでしたが、昨今では三大疾病保険や収入保障保険や介護保険など、かなり複雑になってきています。
悲観的かもしれませんが、これらもひとえに
死亡保険などがある程度売れ渡って、売るものが無くなったからニッチな分野にも手を出して無理やり収益化してきた
と思っています。
もちろんその保険のおかげで助かる人もいますが、ごくごく一部です。結局保険会社は儲けます。
ゆうちょの保険が昨年問題になりましたが、
JA共済も叩けば埃が出る契約はたくさんあると思います。
もちろん保険業界だけでなく、他のどの業界にもこういった黒い部分はたくさんあると思いますが...。
僕のような悩みを抱える方は日本にもたくさんいらっしゃると思います。そういった方々の良心に寄り添いたくて投稿してみました。
僕はこれから転職すべく、自己投資してスキルを身につけて行きます。少々いい歳ですが...。
これからも投稿していこうと思うので、読んで頂けたら嬉しいです。
ありがとうございました。