2015/6/13「大海賊」(星組全国ツアー)
★あの「大海賊」再び
まさかあの「大海賊」が再び上演される日が来ようとは。そう思った宝塚ファンは少なくないと思う。この演目は2001年、紫吹淳&映美くららコンビの東京宝塚劇場でのお披露目演目だった。紫吹はスタイル抜群のダンサーだったが、12学年下で星組からやってきたばかりの映美とのコンビはなんともチグハグ、まったく面白みに欠ける公演で、以来15年間「大海賊」は私の「つまらなかった作品リスト」の筆頭を飾ってきた。
だが、その「大海賊」を15年ぶりに再演しようというとんでもない物好きが現れた。しかも自らがトップスターとしてのデビューを飾る公演で、である。アンビリーバブル! しかし、北翔海莉という人は近年稀に見る芸と技の人である。もしかしたら、あの「大海賊」を面白く見せてくれるかもしれない。相手役となった妃海風も、あのころのエミクラちゃんよりはキャリアを積んだ実力派だ。
大いなる不安と一抹の期待を抱いて、私は神奈川県民ホールに向かった。
★全国ツアーならではの配役
主な配役は以下の通り。
エミリオ(サンタ・カタリーナ総督の息子)……北翔海莉
エレーヌ(イギリス貴族の娘、エドガーの妹)…妃海風
エドガー(イギリス人の海賊、エミリオの仇)…十輝いりす
ラッカム(海賊船エスペランサ号の船長)………美稀千種
拝み屋(海賊の仲間・操舵手)……………………夏樹れい
キッド(海賊の仲間)………………………………礼真琴
聞き耳(海賊の仲間)………………………………壱城あずさ
ドクター(海賊の仲間)……………………………天寿光希
ネコザメ(海賊の仲間)……………………………飛河蘭
鉄砲玉(海賊の仲間)………………………………ひろ香祐
アン(ラッカムの娘)………………………………音波みのり
フレデリック(エドガーの部下)…………………十碧れいや
ロックウェル(エドガーの部下)…………………麻央侑希
マリア(エドガーの妻)……………………………白妙なつ
イスメラルダ(エミリオの母)……………………万里柚美
ペドロ(サンタ・カタリーナ総督)………………大輝真琴
ホセ(従者)…………………………………………音咲いつき
ハリソン(ロイヤル・パシフィック号船長)……天華えま
初演では当時の新専科スター湖月わたると伊織直加が特別出演し、それぞれエドガーとキッドを演じていた。今回は専科の出演はなし。エドガー役は長身のベテラン十輝いりす、キッド役は星組の若手スター礼真琴。
★舞台設定とストーリー
大海賊の舞台は17世紀後半のカリブ海。一帯の島々はスペインが支配していたが、その後イギリスを筆頭にヨーロッパ諸国が進出しはじめる。主人公エミリオはスペイン領のサンタ・カタリーナ総督の息子、という設定だ。サンタ・カタリーナというのが実際に存在した場所なのかはわからない。いわゆる「スペイン語によくある地名」で、物語の上ではカリブ海の島だと思われる。
ストーリーはいたってシンプル。両親をイギリスの海賊に殺されたスペイン貴族の青年エミリオが自らも海賊となり、多くの犠牲を払いつつも最後に復讐を果たす、というのが物語の大筋である。運命に翻弄される主人公の苦難と成長、仲間との友情、美しい姫との運命の出会い、ラストは仇敵との対決という展開は、いかにも古きよき宝塚芝居である。
「古きよき宝塚芝居」といえば聞こえは良いが、はっきり言えば古臭い。勧善懲悪の単純な話で、格闘シーンが多くて退屈、しかも死者が多すぎてなんとも後味が悪い。初演時の評判は散々だったのだ。今回の星組版「大海賊」もストーリーはほぼ同じ。ところが、同じ話のはずなのに、今回私は十分にこの作品を楽しむことができた。我ながらびっくり!である。
★北翔エミリオの存在感がすごい
いったい何がどう変わったのか。
まず言えるのは、エミリオ役の北翔海莉の存在感、これが凄まじかった。オープニングから広い劇場に豊かな美しい歌声を響かせ、コーラスをバックにスキャットを聴かせる。芝居に入ると、熱い情熱と強い意志を持った若者として、堂々たる主役ぶりを見せつけた。
主人公エミリオは序盤から散々な目に遭う。敵の海賊たちに両親や従者を殺され、命からがら海に逃げ延びて海賊島に流れ着き、海賊の仲間になっても、腕っ節では仲間のキッド(礼真琴)や聞き耳(壱城あずさ)に敵わない。やられっぱなしで唇を噛むばかり。北翔はここでエミリオの若さと弱さを存分に見せる。これがなかなか上手い。
5年の年月を経て成長し、周囲からも一目置かれる海賊となったエミリオはたくましい若者に変貌する。若いエミリオは高く張りがあって幼さの残る声だったが、ここで堂々とした主役声に変わる。戦いの場面では、身を盾にして仲間をかばう激しい殺陣とダンスで魅せる。極めつけは、キっと舞台中央から睨みを効かせる。これ宝塚ですよ、宝塚。歌舞伎じゃない。
最後は、大切な人を失ったエミリオの悲しみと慟哭の激しさに思わず観客も涙する。再び船に乗り旅立つエンディングでは、一人舞台の中央で再び朗々と歌声を響かせる。私は北翔海莉というスターが歌の名手であること、殺陣が得意なことはこれまでの出演作で十分知っていたつもりだったが、これだけの広い会場で、観客をぐいぐいと物語に引き込む求心力を発揮し、骨太で男らしい演技を見せてくれるとは思ってもみなかった。
★「一目惚れ」は宝塚の王道
エレーヌ役の妃海風(ひなみふう)も、宝塚のオーソドックスなヒロイン役を丁寧に演じていて好ましい。彼女はこれまでの演目では少々性格のキツい女性を演じることが多かったように記憶しているが、エレーヌは深窓の令嬢で、一人称は「わたくし」。生まれながらの姫という役柄だ。
司法長官ジェームズ卿(この人物は名前のみで実際には登場しない)との結婚のため、ジャマイカに赴く船、ロイヤルパシフィック号の船上で、青年海賊エミリオと運命の出会いを果たす。二人の出会いは宝塚の恋愛王道「一目惚れ」。この出会いのシーンの出来が予想外に良かった。
エレーヌは海賊船の船長であるエミリオに対し、臆することなく「あなたの様な方がなぜ海賊に?」と尋ねる。だが、誰だって北翔エミリオの凛々しい面差しと紳士的で上品な態度を見ればそう尋ねたくなるだろう。エレーヌの不意の問いかけに、エミリオは思わず自分が海賊となった経緯を語ってしまうのだ。
エレーヌは、過酷な運命に立ち向かうエミリオの自由な精神に触れて、自分もまた人として心の赴くままに生きたいという思いを抱いていたことに気づく。運命に流されることを厭い、家族や侍女を守ろうとする強さと、人質になることを恐れぬ凛とした娘。古風だが共感できるヒロイン像である。
互いに相手の心の中を垣間見たことで、二人の距離は縮まる。偶然の出会いから恋に落ちるまでを、息のあった芝居とうっとりするような二重唱とダンスで見せてくれる北翔&妃海コンビは、宝塚のモットーの通り「清く、正しく、美しい」。宝塚歌劇における恋愛はこのように描かれるべしというお手本のような場面であった。
だが、恋に落ちた二人が口づけを交わした後、エミリオは身分の違いを考え、彼女を船に残して去る道を選ぶのだ。「海賊の流儀だ」と偽ってドクター(天寿光希)からカードを借り「エースが出れば人質にはしない」と言って、エレーヌに1枚を選ばせる。彼女の引いたカードはもちろんエース。一見運良く助かったように見えるが、去り際に聞き耳が「なんだ、これ全部エースじゃないか」とカードのトリックを明かし、エレーヌはエミリオが自分を助けるために一芝居打ったのだと気づく。
宝塚的恋愛表現はなんとも回りくどい。だが、二人の出会いから思いを残したまま別れるこのシーンは宝塚ならでは。私はとても気に入った。
★星組の「カリブの海賊」たち
新トップコンビの相性の良さもさることながら、星組の面々が素晴らしい。主要なキャストで印象に残った人を挙げておこう。まずは海賊チームから。
「キッド」役の礼真琴は、次期船長を巡ってエミリオと張り合う大役。初演でキッドを演じた伊織はエミリオ役の紫吹と一学年違いだったこともあり、三の線で役を作っていたが、礼のキッドは容姿も声も男らしく作り、顔に傷を描いていて気合を感じる。台詞回しや格好のつけ方は、明らかに前トップの柚希礼音の影響だろうが、この人も柚希同様低い声を響かせるように台詞をいうのが大変良い。短いがソロで歌も聞かせてくれる。これがまた上手い。
「聞き耳」役の壱城あずさ。お調子者ですばしっこい聞き耳は、エミリオの子分格で、出番も多く、海賊仲間では一番美味しい。しーらん(壱城)は、小柄な身体が役柄にぴったり。軽妙にアドリブをくりだし、楽しげにこの役をこなしている。かと思えば戦闘シーンで小柄な体を生かした側転三連続などという技を披露。聞き耳が貴族に、エミリオがその従者に化けてパーティーに忍びこむ場面でのアドリブは、星組の以前のヒット作「めぐりあいは再び」を思い出させる。
女海賊アン役の音波みのりは、船長ラッカムの娘。エミリオに恋心を抱き、彼がエレーヌとキスを交わしているのを見てショックを受け、キッドから思いを告白されるという美味しい役どころ。気は強いが根は優しい。音波のアンは情感豊かでダンスも上手い。野生味のある「いい女」っぷりが光る。
エミリオを海賊に迎え入れ、復讐の手助けをする船長ラッカムを演じた美稀千種。この人はいつも情の深い芝居をする。豊かな者からは財産を奪い取るが貧しい者や女子供には優しく、義賊的な心情の持ち主であるラッカムはまさにこの人にぴったり。物語後半で明かされる娘アンとの関係もこの人ならさもありなん、という説得力があった。
ラッカムの片腕、海賊「拝み屋」役の夏樹れい。これまで意識したことない人だったが、芝居が的確。迫力あるベテラン海賊を入団9年目の男役が演じていると知ってびっくりした。物語の冒頭ではサンタ・カタリーナの「歌う市民」で美声を聞かせてくれる。この歌がまた素晴らしい。
また、初演と今回の上演の間にジョニー・デップ主演の映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」が公開されたことの影響も色濃い。海賊たちはドクター役の天寿光希を筆頭にドレッド・ヘアのキレイめジャック・スパロウといった雰囲気に容姿を作り上げているのが面白い。
★長身ぞろいの悪役チーム
エミリオの仇敵エドガーの十輝いりすは長身で黒い衣装が映える。が、そこはまさこさん(十輝)。どこかおっとりした雰囲気があって、初演の湖月エドガーほど憎々しさは感じない。妻マリア(白妙なつ)の「英国の田舎貴族で、宰相に目をかけられ敵国スペインと戦うために海賊を働いただけ」という説明もなんとなく頷ける。敵に対しては残虐かつ冷酷に振る舞うが、家族には良き夫であり兄であるのだろうな、という感じが出ている。
エドガーの部下、金髪のフレデリック(十碧れいや)とロックウェル(麻央侑希)も揃って長身。十碧はいかにも企んでいる感じの表情がいい。もっとナルシストぶりを発揮してもいいと思う。麻央は大きさの割に押し出しが弱いのが惜しい。初演ではロックウェルを大和悠河が演じていたのを衣装を見て思い出す。
悪役チームは全員が長身なので殺陣の場面で見栄えがする。宝塚の男役にとって長身は正義である。背が高いだけで演技に頼らなくても存在が大きく見えるのだ。だが三人そろって課題は歌。プロローグの後、三人が物語冒頭で歌う歌は、エリザベートのキッチュを思わせる雰囲気があるし、やりようによっては観客を「持っていける」場面になるはずなのだが。頑張れ。
★意外な人に見せ場あり
私の観劇した日には、ロイヤルパシフィック号の船長(天華えま)が、「船長のハリソン・フォードだ」と名乗ったように思う。心の中で「え、今ハリソン・フォードって言った?」と思う間もなく舞台は次に進んだ。人を笑わせるというのは難しい。全国ツアーが終わるまでに、観客の笑いが取れるといいのだが。
続く場面では、エミリオがロイヤルパシフィック号の船員たちに向かって「誰か海賊の仲間に入りたいやつはいないか」と尋ねる。ここで水夫の一人が「おれは海賊になる」と立ち上がる。プログラムを見ると「水夫1 夕渚りょう」となっているので多分この人だろう。
意外な人にに意外な役がついたり、台詞があったりするのは全国ツアーならでは。ここまで書いてきて気づいたが「大海賊」は台詞のある役が思いのほか多い。主役とのからみもある。まだ年若い男役さんたちにとっては美味しい演目であると言えそうだ。
★後味の悪い結末をねじ伏せるスターの力
(ここから先、物語の結末に触れています。知りたくない方はご遠慮ください)
エミリオとエレーヌの出会いと別れの後、物語は急展開。ジャマイカ総督として再びカリブ海に舞い戻ったエドガーらの一味が、海賊島で船を降りたラッカムとアンを捕え、二人を餌にエミリオら海賊たちをおびき出そうと企む。
エドガーとラッカムは実は旧知の間柄。かつてラッカムはエドガーと共にある島を襲ったことがあったのだ。「その娘は、あのときの赤ん坊か」と、エドガー。ラッカムには以前、捕まえた子供たちをエドガーの命令に背いて逃がし、親をなくした一人の赤ん坊を抱えて姿を消したという過去があった。アンはラッカムの本当の娘ではなかったのだ。
エミリオと聞き耳は捕まった二人を救うため、密かにジャマイカ総督の就任を祝うパーティーに忍び込み、総督邸の中庭で偶然エレーヌに出くわす。再会した二人はもはや思いを止められない。「仲間を救い出したら、君も一緒にここを出るか」と問うエミリオの元に駆け寄るエレーヌ。二人はヒシと抱き合う。「もうエースを引かなくても良いのね」というエレーヌの台詞がいい。
牢獄からラッカムとアンを救出したエミリオは、ラッカムから新任のジャマイカ総督こそ、宿敵エドガーであると聞かされる。エミリオはここで初めてエレーヌの出自に気づく。「エレーヌは奴の妹か」という驚きの台詞が二人の恋の悲惨な行方を暗示する。
物語のクライマックスは海賊たちがエドガーらイギリス人兵士らに見つかり、命を懸けて戦う場面だ。ここで次々と人が死んでいく。助けだしたアンが殺られ、その仇を討とうと戦うキッドが壮絶な死を遂げる。そして、あろうことかエミリオを庇ったエレーヌも、兄エドガーの刃に命を落とす。もちろん最後にエミリオがエドガーを討ち果たし、戦いは海賊の勝利で終わるのだが、これまで思い入れたっぷりに見てきた観客心理としては、死者の多さが重く胸にのしかかる。
だが、エレーヌの死を看取った後の北翔エミリオの慟哭と、超絶のソロ熱唱がこのやるせない結末を浄化し、観る者の心にカタルシスをもたらしてくれる。エミリオと共に悲しい思いにひたった観客は、その歌声を聴くうちに、彼がいつかその悲しみを乗り越えカリブ海を駆け巡る未来が見えて来るのだ。ブラボー、なんという力技。北翔海莉は間違いなくヘビー級のトップスターである。
★かつての「駄作」が生まれ変わったワケ
だが、大海賊」が突っ込みどころ満載の演目であるのは相変わらずだった。物語の展開は遅いし、舞台転換は暗転だらけ。おまけにエミリオ、エレーヌ、エドガーって、なぜみんな名前が「エ」始まりなの?スペイン貴族のエミリオの髪はなぜ金髪?エミリオやカリブ生まれの海賊たちはなぜ、イギリス船の船長やエレーヌと会話ができるのか、海賊として罰せられるはずだったエドガーは、なぜ一転ジャマイカ総督に出世できたのか。考えると頭の痛いことばかりだ。
初演のプログラムを引っ張り出してみたが、変更点はエミリオの乗る海賊船の名前が「アドベンチャー号」から「エスペランサ号」というスペイン語の名前に変わったこと、エレーヌの叔母だったマリアが義理の姉=エドガーの妻になったこと、くらいだろうか。あとは、殺陣が今風になり、新曲がいくつか入っているようだった。
そういえば、私の記憶に残る「大海賊」の主題歌は「嵐吹き荒れて〜波にのまれても〜」という、プロローグの途中でエミリオが歌う歌だった。新トップ北翔は歌える人なので、歌に関してはかなり手が加わっているのだろう。
かつての「駄作臭」がなくなったのは、主演の北翔海莉の芝居と歌の技術の高さに依るところが大きいと思う。宝塚歌劇は、感情の面できちんと辻褄が合えば、多少理屈に合わなくても十分鑑賞に耐えうるようにできているのだ。北翔はその定石を守り、的確な表現でがっちりと観客の心を鷲掴みにしてみせた。
アクション場面のキレも素晴らしかった。手にした剣を手元でクルクルと回したかと思うと、自ら舞台で側転までするトップスターなんてこれまでにいただろうか。トップが率先してやるくらいだから、格闘シーンは側転祭り状態。「大海賊」は格闘シーンの多い演目だが、それぞれのシーンに見所があった。
さらに、キャスト全員の熱演ぶりが大変好ましい。当たり前のことに思えるが、隅々までピリっとした舞台というのは、ありそうで意外に少ないものなのだ。この日は幕が開いてまだ2日目だったが、回数をこなせばかなりよい仕上がりが期待できそうだ。
★宝塚歌劇の舞台裏を想像する
今回「大海賊」を見て感じたのは、宝塚初見の人の多い全国ツアーで上演するにはこれくらいの単純でわかりやすいストーリーの作品、人数的にも35人くらいが丁度良い。むしろ、初演の月組がこれを東京宝塚劇場で演ろうとしたことに無理があったのだと思う。初演でエミリオを演じたリカさん(紫吹)にとっても、新専科二人(湖月と伊織、当時並演だったショーも含めれば初風緑を加えた三人だ!)と組み替えしてきたばかりの若い相手役を迎える慣れない布陣での公演はやりにくかったに違いない。
15年経って、これまで駄作だと思ってた作品の舞台裏が少しは見えたような気がする。「大海賊って、大勢に見せ場のあるなかなかよくできた話なんですよ」と、みちこ様(北翔)が思っていることは、私にもよーくわかった。この作品に再び光を当ててくれたこと、持てる技を駆使してこの物語の魅力、宝塚らしさとは何かを教えてくれたことに心から感謝したい。
【作品データ】ミュージカル・ロマン「大海賊−復讐のカリブ海−」は、作・演出中村暁。2001年に月組で上演された作品の再演。並演のショーは岡田敬二作・演出のロマンチック・レビュー「Amourそれは…」。2015年6月12日の神奈川県民ホールを皮切りに7月5日まで全国13会場で宝塚歌劇団星組により上演。
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