ごとうさん

横浜市在住。2001年から宝塚歌劇を見ています。初めて東京宝塚劇場で見た演目は、花組「ルードヴィッヒII世/アジアン・サンライズ」

ごとうさん

横浜市在住。2001年から宝塚歌劇を見ています。初めて東京宝塚劇場で見た演目は、花組「ルードヴィッヒII世/アジアン・サンライズ」

マガジン

  • 推しのいる日々

    あるK-POPアイドルを「推し」と決めたその日から激動の日々が始まった。ダンスの神に愛されたプリンス、地上に降りた天使K君☆(彼の名は恥ずかしくて誰にも言えない)を愛して止まない私が直面する面白おかしくも哀れな日常を綴ります。 (いいですか、K君☆が誰のことか分かっても絶対内緒にすると約束してください)

  • 推しを語る

    宝塚ファンだったはずが突然K-POPアイドルにハマってしまって戸惑う私。このことは誰にも知られたくない。そうだ、推しの名前を隠したまま彼の全てを褒め讃え、その素晴らしさをこっそりと語ろう! でも、書けば書くほど内なる推しの存在がどんどん大きくなっていく。どうすりゃあいいの?という葛藤の日々の記録です。全6回。

  • すみれ観劇ノート 2015年

    宝塚歌劇を中心とした観劇感想。2015年版です。

  • すみれ観劇ノート 2016年

    2016年の舞台感想、宝塚歌劇を中心に

  • 宝塚雑記帳

最近の記事

推しのいる日々ーその30 推しの新たな旅立ち

推しがソロでステージに立つ。しかも1時間も。そんなことってあるだろうか? 私は第一報を聞いて飛び上がりそうになった。最初に思ったのは「それは可能なんだろうか?」ということだった。 そりゃ彼は本人がそう主張する通り歌手なんだけれど、グループの楽曲で彼が歌うパートは一曲につき1フレーズか2フレーズ程度。ボーカリストが四人もいるグループなのでラッパーである彼の歌パートが短いのは仕方がないけれど、それにしてもいつも短い。 この一年以上、毎日穴が開くほど彼の姿を見、声を聞き、グルー

    • 推しのいる日々ーその29 推しのグラミー

      推しは強運だった。三月後半にコロナに感染したにもかかわらず一週間で無事に復調して隔離解除となり、四月二日には韓国を出国して滑り込みでグラミー賞授賞式に間に合ったのだ。私は奇跡を見たような気がした。 いや、実際奇跡だったんじゃないかと思う。 実は彼よりも先に渡米したメンバーの一人が、渡米後のPCR検査で陽性判定を受けた。そのメンバーもその後症状が悪化することなく5日間(アメリカではそれで済むらしい)の自主隔離だけで済んだのだ。二人が間に合うか間に合わないのか、私もずっとハラ

      • サエコさん(彩輝なおさん)の超お久しぶりな輪っかのドレス姿を、まさか氷川きよし座長公演のポスター(例のベルばらと呼ばれているアレ)で見ることになろうとは。ポスターは実物も見たのに、氷川オスカル(ではない)のビジュアルの衝撃が強すぎて、後ろにサエちゃんがいるのに気づいてなかったよ。

        • 推しのいる日々ーその28 推しがコロナにかかった

          推しがコロナに感染する、その可能性があることを忘れていたわけではない。韓国はこのところ連日ものすごい人数の感染者が出ているという。国民の五人に一人くらいの割合らしい。K-POP界隈でもどこそこのグループの誰それが感染したというニュースが次つぎと流れてきている。そんな状況なのだから。 私の推しであるK-POPアイドルK君☆(仮名)の所属するグループでも、昨年末から相次いで五人に陽性反応が出ていた。もっともその時期彼らはずっと休暇中だったし、陽性反応がでたメンバー全員が無事に復

        • 推しのいる日々ーその30 推しの新たな旅立ち

        • 推しのいる日々ーその29 推しのグラミー

        • サエコさん(彩輝なおさん)の超お久しぶりな輪っかのドレス姿を、まさか氷川きよし座長公演のポスター(例のベルばらと呼ばれているアレ)で見ることになろうとは。ポスターは実物も見たのに、氷川オスカル(ではない)のビジュアルの衝撃が強すぎて、後ろにサエちゃんがいるのに気づいてなかったよ。

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        • 推しのいる日々
          30本
        • 推しを語る
          6本
        • すみれ観劇ノート 2015年
          17本
        • すみれ観劇ノート 2016年
          10本
        • 宝塚雑記帳
          6本
        • すみれ観劇ノート 2014年
          13本

        記事

          推しのいる日々 その27ー推しのお鼻とセンイルとインスタグラム

           推しの鼻はとても存在感がある。美しいお顔の中央にどかっと鎮座しているだけでなく、とても高い。だから彼の横顔のシルエットはとても美しい。でも、それにしても立派なお鼻だこと。  突然そんなことを言い出したのは外でもない、久しぶりにVLIVEで動く推しの映像を見たからだ。VLIVEというのは韓国NAVER(日本のLINEの親会社だ)の動画配信で、K-POPスターがリアルタイムでファンに話をしてくれる、しかも無料、ファンにとっては実にありがたいサービスである。  私の推しである

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          推しのいる日々 その26ー推しのグッズを初めてポチった日

           推しを持つ身となってそろそろ一年になる。これまで「絶対に手を出すまい」と決めていた推しのグッズをついに買ってしまった。トレカやDVDやCDはもちろんのこと、ありとあらゆるキャラクターグッズの誘惑を今日まで逃れて来たというのに。  推しはいつだって私のスマホとタブレットの中にいる。彼の歌も彼の映像も写真もみんなそこにある。いい大人なんだからそれだけで我慢できる「ハズ」だった。  でも、こればかりは仕方がない。ただのグッズとはワケが違う。私の推しであるK-POPアイドルK君

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          推しのいる日々その25ー「100日後に溶けて消えるシュッキー」のこと

           推しが休暇中の今、最近の楽しみは「100日後に溶けて消えるシュッキー」という四コママンガを読むことだったりする。SHOOKYは推しが所属するK-POPアイドルグループのメンバーSさんがデザインしたキャラクターだ。  SHOOKYの読み方はシュッキーなのかシュキなのかシューキーなのか異論はあるところだが、アンパンに顔が描いてあって手足が生えているような単純な造形のキャラ、性格は「悪戯っ子」と設定されているらしい。  推しの所属する事務所は商売がとても上手いので、グループの

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          推しのいる日々ーその24 推しと迎えた2022年、Papago入れました

           わが愛する推しK-POPアイドルK君☆(仮名)から新年のご挨拶状が届いた。昨年10月に思い切って日本のファンクラブに入会して以来、初めてもらった郵便物だ。グッズもCDもDVDも買わない主義なので私の手元にはK君☆のトレカは一枚もない。このご挨拶状が「生まれて初めて手にする推しのブツ」ということになる。  グッズやトレカは私には不要と思っていたはずなのにこの気持ちはなんだろう。ムフフフと変な笑いがこみあげてくる。ああ足元が不安だ。またズブズブと沼に嵌っていくのだろうか。

          推しのいる日々ーその24 推しと迎えた2022年、Papago入れました

          推しのいる日々ーその23 推しはインスタグラマー

           夢のような時間はあっという間に過ぎ去った。ファンも彼ら自身も待ちに待った四日間のオフラインコンサート。最終日は私もオンラインでコンサートの生映像を見ることができた。セットリストはほぼ10月の韓国でのオフラインコンサートと同じだったのだけれど、盛り上がりが全然違っていた。  私の推しであるK君☆(もはや誰のことかはバレバレだが一応名前は伏せる)の「魅せ場」はいくつもあった。昨年のヒット曲から今年のヒット曲へとつなぐダンスブレイク、そしてサビの盛り上がりは完全に彼の手中にあっ

          推しのいる日々ーその23 推しはインスタグラマー

          コンサートご覧になりましたか?今回はマルチビューにしたので10月の時よりぐっとストレスが減りました。6台カメラがあれば推しも必ず映る。最後見てる私もノリノリで歌ったり踊ったりしていたら、出かけていると思ってた家族がいつのまにか帰っていてその姿を見られてしまいました。恥ずかしい。

          コンサートご覧になりましたか?今回はマルチビューにしたので10月の時よりぐっとストレスが減りました。6台カメラがあれば推しも必ず映る。最後見てる私もノリノリで歌ったり踊ったりしていたら、出かけていると思ってた家族がいつのまにか帰っていてその姿を見られてしまいました。恥ずかしい。

          推しのVLIVE(インターネット生放送ですね)というのは言葉(韓国語)が全く分からなくても最後まで見ていられるのはなぜなんでしょうね?自分でも不思議。ただ顔が見えて動いている姿を見るだけで満足する、ってことなんでしょうか。われながら病が重いと感じた今日のVLIVEでした。

          推しのVLIVE(インターネット生放送ですね)というのは言葉(韓国語)が全く分からなくても最後まで見ていられるのはなぜなんでしょうね?自分でも不思議。ただ顔が見えて動いている姿を見るだけで満足する、ってことなんでしょうか。われながら病が重いと感じた今日のVLIVEでした。

          推しのいる日々ーその22 推しから届いたラブレター

           私の推しはK-POPアイドル、とあるボーイズグループの一員だ。最近はすっかり推しが誰なのかバレバレな状態だという自覚はある。が、今回も彼をK君☆という名で呼ばせてもらうことにする。これはケジメだ。  K君☆の所属するボーイズグループは一週間ほど前からLAに滞在中だ。今回の渡米はLAのスタジアムで四日間のコンサートを行うのメインのスケジュールのはずだが、K君☆はお気に入りのセレクトショップでショッピングをしたり、他のアーティストのコンサートを見に行ったり、音楽祭のレッドカー

          推しのいる日々ーその22 推しから届いたラブレター

          推しのいる日々ーその21 すべては推しに会えないせいだ

           車窓からは澄んだ青い空に白く輝く山が見えた。曲がりくねった道を進んでいくにつれて反対側にも白い峰が連なっているのが見えてくる。  「うわぁ、綺麗」と、私は思わず声をあげる。  バスは見るからに急な山の手前で停車した。ここでロープウェイに乗り換えるのだ。私は前を歩く背の高い男性の後を追った。すらりと伸びた長い手足、見間違えるはずはない。それはK君☆だった。  近頃朝目が覚めるとなんとも言えない多幸感に包まれていることがあるので、薄々そうじゃないかと思ってはいたが、ついに

          推しのいる日々ーその21 すべては推しに会えないせいだ

          推しのいる日々ーその20 黄色いスカーフとPuffyなお顔

           私の推しであるK君☆(あえて名前は伏せる)は人気K-POPアイドルグループのメンバーの一人。彼は私好みのちょっと面長なお顔とスマートで柔軟な身体を持つ心優しく真面目な好青年であり、ダンスの名手である。  ひとたびステージに上がれば彼は実にクールでセクシーだ。その色気はもはや「けしからん」域に達していて、近頃では彼がパフォーマンスをするたびに世界の各地で若いお嬢さんたちがバタバタと気絶しそうな勢いすら感じられる。要するにとびきりカッコいいのだ。  私がかろうじて倒れずに済

          推しのいる日々ーその20 黄色いスカーフとPuffyなお顔

          推しのいる日々ーその19 スモーキーパープルの約束

           NYから帰国した推しの消息がプツリと途絶えて大層気を揉んだのだが、一週間ほど経ってようやく最新の彼の姿を確認することができた。THE FACT MUSIC AWARDS(TMA 2021)に推しのグループが出演したのだ。  先月来私が愛してきたローズピンクの髪はグレーがかった紫色に変わっていた。彼がNYに滞在中にも髪色がどんどん褪せていくのがわかったほどだったから、髪を染め直しているかもしれないという予想はしていたけれど、また微妙な色を選んだものだ。先月のピンク同様色持ち

          推しのいる日々ーその19 スモーキーパープルの約束

          推しのいる日々ーその18 推しはベレー帽がよく似合う

           推しのグループがNYで行ったというスピーチをYoutubeで見た。  私の推しはK-POPアイドルグループのメンバーの一人で、先日NYに向けて旅立ったことは前回「初めての空港ファッション」に書いた通りだ。  さて、スピーチの内容はともかくとして、その後会議場で流されたパフォーマンス映像が圧巻だった。事前に録画だと聞いていたから韓国で撮影していったものだとばかり思っていたのだけれど、なんとNYでの撮影、しかも国連本部の会議場の中で歌い始め、ロビーに出て、そこから外に出て、

          推しのいる日々ーその18 推しはベレー帽がよく似合う