見出し画像

土地を色濃く表すもの、それは食!

ある程度の地方都市なら、日本のどこに行っても街中の景色はあまり変わらないもの。

大通りには、よく知っている全国展開しているお店が並びます。

そんな中で、「違う土地に来たんだなぁ」と普段の生活でよく感じるのが食に関すること。

暮らしに必要な食材を売っているスーパー自体がその地域に根差した企業のこともあるし、並んでいる食材がけっこう変わってくるんですよね。

遠く離れた土地だと調味料から違う

移動距離が大きくなると、料理の基礎となる調味料から変わってきます。

醤油が甘かったり、味噌も赤みそから白みそまでいろんな味がありますよね。

うどんの汁も、西と東では色からして違いますし。

九州に転勤した友達から、納豆についてくるタレまで甘いんだよと聞いて、関東出身のわたしはびっくり!

料理の基礎が変わってくるということは、文化の違いも大きくなるので、なかなか慣れないことも多いと思います。

比較的近い地域でも違う食材は?

わたし自身は、今のところ関東や南東北しか住んだことがないので移動距離はそこまで大きくないんですね。

それでも、食材の違いに戸惑うことあります!

特に顕著だなと感じているのが、

野菜や肉はどこにいってもそんなに違いは感じないけど、魚コーナーって並ぶ魚の種類が変わります。

たぶんね、漁獲量が少なかったり鮮度の落ちやすい魚だと、地元だけで消費されて他の地域には出回らないんじゃないかしら。

海なし県の埼玉県から福島県に来て初めて知った魚があるの。

「めひかり」「どんこ」「にくもち」とか、今まで見たことなかったし料理として出てきたこともなかったから、正直どうしていいかわからなくって、ほとんど買ったことないんです。

かろうじて最近、めひかりの唐揚げを作ってみたくらい。
(もう4年半住んでいるのに...!)

めひかりはいわき市の魚に指定されていて、「メピカリ」というイメージキャラクターにもなっています。

魚って、どんな調理をしたらいいかわからないと手が出せないんですよねー。

土地の魚料理を会得できたら、かなりレベル高いと思っています。

調理法がわかっていても、なじみがないとなかなか手を出せないもの。

福島県や、前任地の茨城県のスーパーでよく見る「あんこう」も手が出せない食材のひとつ。

あんこう鍋セットになって売られているんだけど、んー、結局なじみのある魚を買ってしまう。
あんこう鍋、食べたことはあります!
北茨城にある「まるみつ旅館」というあんこう鍋が人気のところで「あん肝鍋」を。
濃厚で美味しかったですよ♪

地元の食材を使って郷土料理を作る教室があったら行ってみたいなぁ。

いいなと思ったら応援しよう!

れみふく | 書く元転妻
記事を読んでくださってありがとうございます。いただいたサポートは、書籍購入費用に充てます!良い読書は良い文章を創る。記事を書いて還元いたします。