私のトラウマ。
初めまして。麗魅と申します。
タイトルの通り、私はとあるトラウマを抱えていて
何かに書かないとと思い
このnoteと言うアプリを始めました。
(※性的表現や自傷表現があるので嫌な方は
閉じて下さい。)
“私はどうしても何事にも騙されやすい性分だった。”
それが分かったのはつい最近の出来事だ。
常に人を疑いながら生きてきた。
そんな私の人生だが、後にも先にもあんな惨めで
悲しく、悔しい気持ちにさせる出来事はもうきっと
今後の人生で二度とないだろう。
私がある人と会ったのは2年前。
高校卒業し、専門学校へ入学して間もなくのこと。
仲が良かった親友とも離れ、一人でも大丈夫と
呟きながらクラスを見渡していた。
クラスで会ったのが私の人生で最大のトラウマを
もらたす事に繋がるとはまだ知らなかった。
その人は男で身長は少し高めで、少し痩せ型の
至って普通の男だった。
明るい性格で結構周りの子を見て臨機応変に
対応する好青年だなと第一印象は良かった。
けど、関わってく内にその人のこと、その人が
どういう人生を歩んでいったのかが分かった。
彼は施設出身で、愛情というものが
分からない人だったらしい。
施設出身の人の話とかはYouTubeなどの動画で
たまたま見たことがあるし、どういう人達が
いるのかもある程度知識はあると思いたい。
ただ、彼はストレスが溜まると物や壁、
ある時には電信柱や柱に当たり散らす人だった。
一度だけストレスが最高点の彼に遭遇した事が
ある。
腕には一本線の傷。片手にはカッター。
そう、自傷行為だ。
私も自傷行為をしたことがあるし、強いて言うなら
彼に止められたこともある。
そんな彼が今度は“する”側に回ったのである。
“何か悩みがあるなら聞くよ?”
過去を知った上での言葉だった。
彼の悩みを少しでも減らしたいと思ったから。
だが、彼はこう言った。
“女だから男の気持ちなんて理解出来ないくせに。”
何も言えなかった。
確かに私は女。ましてや男の気持ちなんて
分からない。
“その腕の傷は何!?何で私の時は止めたくせに
自分はしていいの!?じゃあ私も言うよ!?”
真っ先に出かけた言葉を飲み込んで
“そっか。ごめんね。”
しか言わなかった。
言ったら片手にカッターナイフを持っている
彼に何されるか分からないから。
※これからこの彼の呼称はTにします。
ただ、この後の出来事を境に私の歯車は
大きく狂い始めていた。
私はその時いつも通り学校生活を送っていた。
少し後にゴールデンウィーク休みがあったので
ゴールデンウィーク中の過ごし方などを担任から
クラスへ向けて話していたのをぼーっとしながら
聞いていた。
この日もこの次の日も特に変わったことは
無かった。
いつも通りのゴールデンウィークを
過ごすんだろうなと思いながらゴロゴロしていたら
TからLINEがきた。
“暇な日ある?”
詳しい文章は覚えてないけどこんなノリの
LINEだったと思う。
長期休みは暇なので外に出ないし、断ろうかと
思っていたが、親にたまには遊びに行きなと
言われたので遊びに行くことになった。
私が住んでいる所の少し都会チックな場所に
集合になった。
遊ぶと言っても買い物に付き合ったり、
お金が無い中での遊びをしたりした。
そしてある程度遊んだ所でカラオケに行くことに
なった。
その時はTの誘いだったのでTが支払ってくれた。
カラオケに行って、ある程度歌って
盛り上がってしばらくしたら
Tが少し俯き始めた。
どうしたのかと思い声をかけてみると
ちょっと泣きそうな顔をしながら
今までの事、そして過去のことを話し始めた。
話を聞いて思った事。
どうして知り合って1ヶ月の人間に話せるのか。
普通自分の事はある程度仲良くなって信頼関係が
生まれてからの方がいいと思った。
とりあえず話すだけ話し、スッキリしたと
思ったら今度は私に下半身だけ脱いでと言った。
“???”
正直頭の中はてなマークでいっぱいだった。
私何されるんだろう。
彼氏とか居ないけどいいのかな。
色んな疑問が混ざった。
のと同時に不安と恐怖と好奇心がぐちゃぐちゃに
混ざっていくのを感じた。
この時から洗脳は始まっていたと思う。
その日を境に会いに行ってはカラオケ、
会いに行っては誰もいない外のどこか、また
ある時は学校終わりの放課後の時間の空き教室、
挙句の果てには夜の神社まで…。
夜の神社は1回だけ抵抗したことがある。
私は神社にある事が理由で行けないからだ。
神社については次で話そうと思う。
正直に言おう。
“恋人関係でも無いのにこんな事してていいのか。”
そんな事がふとよぎる。
一応この時はまだまともな思考能力はあった。
だが、しばらくしてTからLINEが来て私は
固まった。
“セフレにでもなれると思うよ。”
確かこんな文章っぽかった。
正直私はその時セフレの意味すら知らない全く
無知な状態だった。
挙句の果てには
“誰にも言うなよ、言ったらお前の人生なんか
壊せるんだぞ。”
みたいな感じで脅してきた。
今となってはどうでもいいが、当時はかなり
必死でTの言いなりになってたと思う。
“自分の人生を壊されなくない。”
そう思って言うことを聞いてきた。
会っては遊んでからヤって、夜の神社に行く
回数も増えてきた頃、夏休み後に学校行事で
大イベントがあると聞かされた。
“協力し合いながらやるのか。”
私は少し気分が悪くなった。
私は協力と言う言葉が嫌いだ。
理由は長くなるから次で神社の話とともに
話そうと思う。
そうこうしてるうちに夏休みになり
また遊びに誘われた。
夏休みはTと2人きりじゃないのには少し
一安心した。
Tの策略で付き合った彼氏(以下S)がいたからだ。
SはTと友達なった時に一緒に友達になった人で
今はある意味私の恩人である。
(Sについても次で話したいと思う。)
その2人と遊んだ後はやっぱりTに連れられて
夜の神社に行くことになった。
Sは薄々勘づいてたらしく、私が言えないのを
察してか黙ってていてくれた。
そして夏休み、夏休み後の大イベントに向けて
全校生徒と姉妹校合同の練習があったりし
忙しい毎日を送っていた。
そこで出会った先輩がいた。
その先輩はO先輩という女の先輩で、とても
柔らかい雰囲気の笑顔が素敵な先輩で、誰よりも
努力家な先輩だった。
私が声をかけ、先輩と仲良くなった。
ちなみに5日間練習があったのだが
Tが出てきたのは2~3日間位だけだった。
私がO先輩と練習の事で話していると
たまたま練習に来たTが割り込んできた。
そして2人で話し始めた。
“普通話してるとこ割り込むか?”
とも思ったが我慢して練習した。
その後TからLINEが来てO先輩に一目惚れしたと
言ってきた。
ちなみに当時O先輩は彼氏がいたそうだが
最初は彼氏のこともあり、Tの告白は断ってた
らしい。
だが、Tが折れずに口説き続けた結果先輩が
折れて付き合ったらしい。
それが夏休み明けた9月くらいの事だった。
これで私の性的な事が無くなるのかと思ったら
彼女が出来たのにも関わらず誘って来た。
私は気付きたくなかった。
いや、本当は気付いていた。
“性処理道具”として使われているって事に。
気付いて向こうも勘づいたのか誘わなくなった。
全くと言っていいほど誘わなくなった訳では
なさそうだった。
私が油断してるとSがいない所で
やったりとかしていた。
ちなみにSにはすぐに疑われた。
当たり前だ、2人になるんだから。
けど、嘘をついた。その嘘はすぐにバレたが
何も言ってこなかった。
そしてそのまま色々あり、冬休みもあり
行事もあり、最後の大イベントがあった。
そこで1年間終了となるのだが
その最後の大イベントにTは参加しなかった。
いや、その大イベントの何週間か前も来なかったり
したのだが、その大イベントの日を境に
Tの音信が普通になり、行方が分からなくなった。
だいぶ端折った部分があるが、この今話した
出来事の外でも2人の私の友人が関わっている。
ちなみにTがいなくなって1年後、私の親友(以下E)
に事の顛末を話した。
少し怖くなったからだ。
そしたらEは
“それいけないことだよ。やっちゃダメ。”
と言っていた。
EはTとどこで知り合ったのかと言うと
Tと私が遊びに行った先で偶然連絡がつき、私が
紹介して出会った。という感じだ。
怖くなってSにも言った。
そしたらそんな気はしてたと言われた。
私は今までのTの行動、されてきた事が
一気に精神的にきたらしく、しばらくは
ずっと気分が沈んでいて、病み始めたりした。
今でも思い出しながら書いてるけど
本当に辛かったし、過去に戻れるなら自分を
止めてあげたいくらいしんどい出来事だった。
そして2年が経ったある日、EからLINEが来て
“TからLINEが来た。”
とLINEが来た。
それを見た瞬間私はSがいたが過呼吸を起こした。
落ち着き、自分の心が静まったら冷静に
こう打ち返した。
“どんな内容が見せて。”
しばらくしてEが送ってきたスクショには
自分が何をしたのかすら忘れてる文面だった。
カラオケや外、夜の神社も覚えてないと言う
感じのLINEだった。
腹が立った。
前にこう聞いた事がある。
“これもし間違えた時責任取れるの?”
Tは答えなかった。
いや、否定の文章で来た。
“責任は取れない。”
みたいな文章だった。
それを思い出した。
本当に悔しかったし、惨めな思いをした。
あれから数ヶ月経ったが、一度だけ私の
Instagramのストーリーを覗いたTを見つけた事が
ある。
2年前にされた出来事を行く場所行く場所で
ふと思い出して気分が沈むけど、
先輩や私を惨めで苦しい思いをさせたTが
今どうしてるのか、それだけが知りたい。
飴と鞭使って脅迫まがいな事をしてきて
遊びに誘うなり性的交渉を求める男性には
くれぐれも注意して下さい。
私みたいにトラウマになってほしくないです。
最後まで見て下さりありがとうございました。