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食育コラム No.67

こんばんは。久しぶりの投稿です。

前回の投稿から今まで公私ともにハードスケジュールで中々ゆっくり書く時間が取れずにいました。

ようやく少し落ち着いたので、最近の「食育」を書きたいと思います。

まずは、青森で開催している「若手農家の産直市 あおもりマルシェ」です。これは青森を代表するイベントといっても過言ではない大きなイベントです。毎年農産物が収穫となる7月~10月に月1回開催していて、今年は10周年を迎え、今回は記念すべき第40回目の開催となりました。

コロナ禍で青森の感染拡大も深刻化する中、開催可否やコロナ対策・会場の管轄機関との連携・相談など、様々な関係機関とやり取りをして開催出来るのですが、昨年よりも今年が大変でした。

でも、開催当日に農家さんが対面販売をしている姿や、お客さんが楽しそうに選び買い物をしている姿を見て、「食」は「人との繋がり」で成立する部分があるのかもしれないと改めて感じました。

農家さんは、大きい規模だと農協へ卸したりして利益を得ていますが、個人経営や家族経営のところは中々そこまでいかず、独自で販路を拡大しているのが現状です。

今ではネット販売も増えているようですし、地域団体と連携した予約販売も実施してみましたが、農産物は生ものなので保存や管理が難しいものが多く、お客さんの手に届く頃には「新鮮」と言える状態ではないものの方が多いです。ちなみに「さつまいも」や「かぼちゃ」等は収穫後寝かせる必要があるものはスーパー等で買うとちょうどよいとされています。

(農家さんから農協などの仲介を経てスーパーへ卸すまでに数日はかかるので、その期間寝かせておけば良い という考えです。収穫直後の「さつまいも」や「かぼちゃ」は甘くなく、追熟と呼ばれる寝かせる期間が必要です。)

何が言いたいかというと、「地のものを食べることで生産者と消費者双方にメリットがあること」「生産者の顔を見て買うことで安心感が生まれ食材を大切に思う心が育まれること」が食育の一つなのかなと思います。




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