図面的写真 ⇔ 雰囲気的写真
前にも同じようなことを書いた記憶がうっすらとあるのですが、今回も建築写真について少し書き綴ってみたいと思います。
クローズドな場という事で、いつものようにざっくばらんに書いてみたいと思いますので、乱文ご容赦ください。
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建築メディアの編集という仕事を通じて、日々、様々な方からお送りいただく、多大な建築写真を見ています。そして、それらを編集して、ウェブサイト、X、fb、Instagramといった様々な媒体上で公開する、ということを行っています。
そんな中で気づくのは、建築写真と言ってもその性質は異なるということ。そして、掲載する媒体や届けたい先において、適切な性質の写真があるということです。
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その写真の性質をざっくり書くと
図面的写真 ⇔ 雰囲気的写真
という軸で表せるのではないかとふと思いました。少し説明します。「図面的写真」というのは、我々が一般的に想起するような建築写真のイメージ。昼光の下に、水平垂直がキッチリ取られていて、広角レンズで、隅々まで収められているものです。
膨大な記事を編集する中で、このような質を持った写真は、ある種「図面のようなもの」だなと思うに至りました。
建築設計の専門家が、実際に作品の詳細がどうなっているかを見る為には、水平垂直に整えてできる限りノイズを取り除く方が、ストレスなく設計を知ることができます。また、昼間の光の下に撮影された写真の方が、素材の色味なども実際に近い形で見ることができます。
なので、建築設計者に届けたい媒体(ウェブサイト、Xなど)は、主にこのような写真を冒頭で組合わせて記事を作ります。
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アーキテクチャーフォト後藤の雑談
日々考えたこと、思ったこと、半クローズドな場だから言えることを書き綴ってみたいと思います。月1-2回の更新ですが、宜しければご覧ください。…
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