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新しいビジネスを成立させるには、「誰もやっていないこと」と「慣習化されたこと」を組み合わせる
こんにちは。
アーキテクチャーフォトの後藤です。
今日は、ビジネス的な話で少し書いてみたいと思います。
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アーキテクチャーフォトは、基本的に無料で閲覧ができるサイトですが、関連サイトである、「アーキテクチャーフォトブックス」、「アーキテクチャーフォトジョブボード」と連携をとることで、ビジネスとしても成り立っています。
アーキテクチャーフォトを立ち上げた10年前には、現在のnoteのようなウェブ上の文章やコンテンツに課金するという習慣はほとんどありませんでした。
当初より、アーキテクチャーフォトをビジネスとしても成立させなければいけないという思いはもっていて、長い間、思考錯誤をしていました。
ネット上のクリック課金制の広告を導入したり、アフィリエイトを試したりしましたが、いずれも成功と言うには程遠い利益しかあげることができませんでした。
当初は、サイトのアクセス数が伸びれば伸びるほど、広告のクリック数もあがり、利益が増えると信じていました。しかし、現実はそう甘くはありませんでした。。。
例えば、google adsenseという広告の仕組みがありますが、これは、アーキテクチャーフォトのような、同じユーザーが毎日見てくれるようなウェブサービスには適していませんでした。同じユーザーが見るサイトでは、どうしても広告はクリックされにくくなります。ですので、googleの広告で利益をあげようとするならば、検索流入を中心としたウェブサイトのフォーマットを確立させなければならないということに、気づいたのです。
その後、アーキテクチャーフォトに適した、有料サービスの形を模索し、オンラインショップでの、古書や雑貨の販売。求人掲載サイトのサービスを作り上げていくことになります。
それらのサービスを構築する中で、強く気づかされたのが、タイトルにもある新しいビジネスを成立させるには、「誰もやっていないこと」と「慣習化されたこと」を組み合わせる、ということでした。
アーキテクチャーフォトというネットを活用して、建築のメディアを作り上げていくことは、まさに当時「誰もやっていないこと」でした。しかし、その誰もやっていないことだけでは、ビジネスとして成立させることは難しかったのです。
つまり、誰もやっていないことだけでは、人はどの部分にお金を払っていいかが分からないのです。
そこで、重要になるのが、「慣習化されたこと」です。
まず考えたことは、ものを買う時にお金を払う、ということは完全に慣習化されているということです。
何か物理的なものを販売する際に、お金を払うということは、言うまでもなく誰しもが行っていて、慣習化している行為です。
これを、自身が行っていた「誰もやっていないこと」に組み合わせることにしました。それが、アーキテクチャーフォトブックスという事業です。
ものを売るオンラインショップと、メディアを組み合わせることで、時には、発売後、数分以内に商品が売れてしまうということが多々起こりました。
次に、ジョブボードの仕組みを解説してみたいと思います。
アーキテクチャーフォトジョブボードも、まさに慣習を利用したプロジェクトです。
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