ウェブ上での編集について考えていること。

『建築家のためのウェブ発信講義』を出したのは3年前になるのだけど、その間も色々とウェブ発信と編集のことは、考え続けていて、ふわふわとしていたものが、徐々に明確になりつつあるような感覚があります。

この書籍では、建築家の活動はそれぞれ既に固有のもので、それ自体に発信の種は眠っている、という前提で書かれたものだったかあと回顧されるのだけど、今もそれは変わっていません。

最近思ったのは、建築家の商品として見ることができる「建築物」(あえて商品と書きました)は、例えば、お菓子屋や文具と比較などの日常品と比べると、複雑なものではという仮説があり(もちろん、それらの商品も違った意味で複雑ではあるのですが)。

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