昔、堀部安嗣さんの建築を体験して感じたこと

facebookで、堀部安嗣さんのページをフォローしているのですが、日々流れてくる住宅の写真を拝見していると、過去に浜松で見学させて貰った、堀部さんの建築のことが思い出されました。今日は少しその事を書いてみたいと思います。

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堀部さんの作品は、雑誌を通して活動初期から拝見していましたが、僕個人の興味は、少し変わったところにありました。

堀部さんの建築は、一見すると住宅作家や住宅建築というカテゴリーに分類されるように思ってしまうのですが、何故、新建築の様な現代建築を主として扱うメディアにも頻繁に取り上げられるのか、ということでした。

もちろん、堀部さん以外にもそのように扱われる方々もいらっしゃいますが、僕個人としてはその感覚が一番強かったのが堀部さんなのでした。

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そんなことを常々考えていたのですが、10年くらい前でしょうか、堀部さんが、浜松市に医院を完成させて内覧会が開かれるという情報が舞い込んできました。当時、浜松に住んでいましたので、これは素晴らしい機会だと思いまして、参加させてもらう事にしました。

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実際に、堀部さんの建築を体験させてもらいましたが、体験というよりも、遠目からその建築を見ただけで、その他の周辺に建っている住宅と全く違うということが、一瞬で分かりそこに衝撃を受けたことが思い出されます。

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