仕事を小さなチームでシェアするーー小さな組織が生き残る方法論
少し時間が空いてしまいました。
今回は、仕事を自分一人で(会社内で)簡潔ささせないことで、自身が関わっている情報が自然と伝播していくのではないか、ということを書いてみたいと思っています。
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建築家の渡辺隆さんと昔話したときに聞いた記憶があるのですが、建築プロジェクトに関し、様々な専門家に入ってもらって、進めていく。それによって、関わった人たちが、そういうプロジェクトに携わっていることを、更に繋がっている人に広めてくれる。自然と情報やネットワークが広がっていくというのです。
これは、エイトの西澤さんが言う、ブランディングにおける伝言ゲームを、違った形で起こしていると言えるかもしれないと思います。
そう考えると、建築家は、自身のプロジェクトにできるだけ多くの専門家を招聘してチームを組む事が、回り回って、自身の新たな仕事に繋がっていくという事が言えるのではと思います。
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ぼく自身を振り返ってみても、アーキテクチャーフォトには様々な専門家に関わって貰っています。
既に、ウェブサイトの構築は専門家に依頼していますし、諸々のプロダクト構築システムも専門界に依頼しています。広告記事を作る際には、外部のコラボレーターに協力を依頼してチームビルドを図ります。日々の特集記事の更新もパートナーと行ってきています。
勿論、社内でまかなえない。という事情もあるのですが、そうやって、小さなチームを毎回作って、仕事をシェアしていくことで、同時に、僕やアーキテクチャーフォトが行っていることが自然と、界隈に伝播しているのではないかと思います。
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建築設計者の皆さんは非常に器用だと思います。私も設計者時代はイラレもフォトショもほどほどに使えるので、ある程度自分でやってしまっていました。
でも、例えば写真は、建築写真家に依頼する、グラフィックは、デザイナーに頼む。情報発信はプレスの専門家に相談する。(もちろん構造設計や設備設計の話もありますね)
そうやって、(費用は掛かりますが)小さなチームを作って、仕事をシェアして、色々な人にプロジェクトを自分事と思ってもらう状況が作れれば、自然と、自社の活動が、幅広く伝播していくのではないかと思っています。
そして、逆にこんどは、自分がそのチームから仕事を依頼されるパターンも生まれると思っています。
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そんな風に、自身のプロジェクトを周囲とシェアしていく。というのは我々のような企業だけではなく、設計事務所が長く生き残っていくためにも重要な視点ではないかと思っています。
「小規模な設計事務所は、仲間内で仕事を回していくことで生き残るんだ」と言ったのは、当時の事務所の所長で、その当時ぼくは20代だったのでその意味がよく理解できていませんでした。
でも、今考えるとそれはすごくよく分かる。
もちろん、なあなあで進めるのは良くないです。スキルがベースにあり、お互いにリスペクトがある関係の中で、仕事を共有していく。
それが、我々のような小さな組織がサバイバルする為の方法のひとつなんだと思います。
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毎度の乱文すいません。推敲なしで見にくく申し訳ありませんが、何かヒントになる事があれば幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします!!!
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