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大会レポート① 甲子園シートノック

 平素よりご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
 皆様のご支援・ご協力のお陰で、11月29日から12月1日までの3日間、「あの夏を取り戻せ~全国元高校球児野球大会2020-2023~」が無事開催されましたことをご報告いたします。
 今後は、大会レポートを公式noteにて投稿いたします。
 引き続き、記事の方をご覧ください。


甲子園シートノック開幕!

 2023年11月29日午前8時、夏の甲子園の第一試合が始まるのと同じ時間に阪神甲子園球場にサイレンの音が響き渡りました。
 それと共に、元球児たちがグラウンドへと駆け出していきました。

サイレンと共にグラウンドへと駆け出す八重山高校OB(沖縄)の選手たち

 「あの夏を取り戻せ~全国元高校球児野球大会2020-2023~」の一大プログラムである、38チーム(※特別試合出場の4チームは除く)の甲子園球場でのシートノックが始まりました。
 各校に与えられた時間はわずか5分間。それでも各校の選手たちは甲子園で野球ができる機会を思う存分楽しんでいました。

シートノックを受けるいなべ総合学園高校OB(三重)の選手

 シートノックが始まると、各選手の名前と背番号が場内アナウンスで読み上げられました。甲子園球場のアナウンスで自身の名前が読み上げられる、このことに大きく興奮した選手も多いことでしょう。
 全選手の名前が読み上げられると、各チームにゆかりのある人物からのメッセージが読み上げられました。マネージャー、恩師、残念ながら参加が叶わなかったチームメイトなど、様々な方々から選手たちへ激励や感謝のメッセージが贈られました。

ボール回しを行う中越高校OB(新潟)の選手たち

甲子園の地で恩師のノックを

 甲子園球場でシートノックを打つために恩師が駆け付けたチームもありました。神村学園(鹿児島)の小田大介監督、聖光学院(福島)の斎藤智也監督、聖隷クリストファー(静岡)の上村敏正監督など各校の監督、コーチらが駆け付けました。
 聖隷クリストファーのユニフォームを着た選手たちが甲子園のグラウンドに立ったのは初めて。過去に何度も甲子園出場経験がある上村監督も、聖隷クリストファーのユニフォームを着て初めての甲子園となりました。
 帝京高校OB(東東京)の選手たちにノックを打つのは前田三夫名誉監督。2021年夏に勇退されたものの、当時指揮した選手たちにノックを打つために駆けつけました。

神村学園の小田大介監督

シートノックを支えたメンバーたち

 硬式野球経験のある運営メンバーやボランティアの方々がシートノックの補助やノック間のグラウンド整備などを務めました。ノッカーがいないチームでは、運営メンバーの藤岡大葵がノッカーを務めました。彼らのサポートもあり、シートノックが円滑に進行しました。

一部の高校のノッカーを務めた運営メンバーの藤岡

 シートノックの最中は、選手たちの笑顔と元気な掛け声がグラウンドに溢れていました。各校5分間という時間はあっという間だったかもしれませんが、白球を追い、甲子園の土でユニフォームが汚れたその5分間は、一生の思い出になったことでしょう。

シートノックを受ける木更津総合高校OB(千葉)の選手

文:二瓶祐綺
写真:あの夏を取り戻せ実行委員会

 甲子園シートノックの模様は11月28日までスカパー!の配信にて見ることができます。ぜひご覧ください。


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