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変態性≒自分の好きに素直、が作り出す音楽性"星野源"

知らずに好きになっていた事について語ります。

10年ほど前「11人もいる」というドラマの中で歌ってるのを聞いていいなと思い、ここ数年は皆がいつでも聴いてる音楽になりつつあって、「くだらないの中に」とか「くせのうた」の頃の方が良かったのにな、SAKEROCKも良かったなぁとか思って、最近はあまり気に留めていなかった。ふと先日、10年ほど前に書かれた「蘇る変態」を読む機会があり、あぁこの人のこういうとこが好きなんだと気づいた。

1.自分の好きに向き合って深化する音楽の吸収と創造
大衆に媚びることなく、自身を過信してカリスマっぽく振る舞うわけでもなく、「自分が面白いと思って作った音楽を沢山の人に聴いてもらう努力をする」ってスタンスと圧倒的なインプットと創造力で人々を惹きつけてる。

2.地獄の中で見えたものを背負う
壮絶な闘病生活によって死に直面した人は、そこで生きる意味を再認識する。当たり前がそうではないことを知る。誰かに感謝する、躊躇しない、恥ずかしがらない。今を大切にしてる。

3.誰にでもある変態性が肯定される
執拗に貪り、たまに常軌を逸する感じ。私もある。彼はその部分をさらけ出し、多くの人が共感する音楽を作り出す。自分にある変だと思ってる部分も誰かと共有できる可能性を示してくれる。

「明日の朝、自分に会える自分が嬉しい」っていうとこが印象的でした。そうありたい。自分の好き、に素直でありたい。

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