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【オーバーウォッチ2】全サポートに告ぐ。味方ダメージに依存してイライラするぐらいなら(バトル)バティストで状況を打開せよ。
こんにちは、リマークスです。サポートで遊んでいると十分にヒールをまわしてるにもかかわらず、「ダメージはなんでキルしてくれないんだ」「早くキルして人数差有利を作ってくれよ」と言った場面に遭遇しませんか?
私はよくあります。その結果、試合に負けて「味方ガチャやんけ!」と髪の毛をかきむしりたくなるほどイライラしてしまっていました。しかし1ヶ月ほどオーバーウォッチ2から離れ別ゲー(ポケモン)をしたこと、オーバーウォッチ配信者の宅配便氏のサポートの動画を見たことで考え方を変えてみたんです。
ダメージにキルをお祈りする依存体質を止めて、サポートでも積極的にキルやダメージを稼いでみる自立した立ち回りをするべきなんじゃないかと。
先に言ってしまうとこの選択は大正解でした。ヒールしつつ火力貢献する意識をすることにより試合を有利に展開する機会が増えましたし、何より試合に負けても「やるだけのことはやったし」とフラストレーションの大幅な軽減につながったのは大きいです。
今回はオーバーウォッチのサポート向けの記事になります。
サポートはヒーラーではなく、サポートであると意識を変える必要がある
私はメインヒーラーの指標となるヒール量を以前に記事にしました。
秒間1,000以上のヒールをしていれば「よし、私は最低限の仕事はできている。あとは味方が頑張ってくれるのを待つだけだ」と意識していました。しかしダイヤモンドに到達してから、一定以上のヒールをしていても無意味とまではいかなくとも、人数差有利の状況を作れないんです。
サポートとしてはタンクはもちろんダメージにもヒールを入れているにも関わらず、めちゃくちゃ弱いダメージを引くと下記の状況に陥ります。
ダメージがキルしてくれない
ダメージが対面負けしている
ダメージがピック負けしている
キルスピードが遅い
「タンクの立ち回りが悪いんじゃないの?」「ダメージの責任にすんな」「ちゃんとダメージにヒールまわしてんの?」とダメージロールの方々から非難されそうですが、明らかに相手のダメージと比べてダメージ負けしている機会が多いのです。
そもそもブリザードのマッチングが悪いと言ってしまえばそれまでなんですけどね。サポートからすると「一生懸命ヒールしてるのに何やってんだよ」とフラストレーションが溜まる訳です。
だったらどうするか?誰かがキルしてくれるのを指をくわえて待つ依存体質を止めて、自分が3人目のダメージになる選択肢を選んだのです。ドラクエで例えるならば僧侶は味方を回復呪文で癒すのが仕事ですが、賢者は味方を癒しつつ攻撃呪文で敵を攻撃できますよね。
...というわけで宅配便氏を参考に、火力貢献できる(バトル)バティストに転向してみました。味方の体力が瀕死じゃなければ、こちらはガンガン攻撃に参加するコンセプトです。
バトルバティストをやってみた感想
主に相対しているタンクを撃ち負荷をかけたり、ダメージと撃ち合ったりしていますが、めちゃくちゃ気持ち良い。の一言に尽きます。オーバーウォッチ1から5年以上遊んでいるのに、新たな発見と可能性の扉が開いたかのようにおもしろいのです。
バティストのエイム力や立ち回りが向上すればするほど比例してキル数やダメージも増加するため、試合中にボルテージが上がっていくのを感じました。バティストのアビリティは高台へのアクセスしやすく、高台から撃ち下ろせるため攻撃やヒールを有利に展開できる機会が多かったです。また敵から狙われてもリジェネ・バーストで自身をヒールしながら戦えるのも継戦能力が高いと言えます。
またヒールをしている上でキル数が味方ダメージに匹敵していると、とんでもない優越感に浸れます。まさにヒールと火力の二刀流、文句を言われる筋合いはないとスコア表でわからせられるからです。
バトルバティストの注意事項(デメリット)
攻撃に意識を集中させすぎるとヒールが疎かになる
前述したとおり以前の私なら秒間1,000以上のヒールを意識していたため、余裕で超過させていました。しかしバトルバティストに転向したところ、秒間600~800ほどのヒール量に低下してしまいました。
相手に攻撃している間ダメージは与えているものの、味方の被ダメージにも意識を配らないと戦線が維持できません。
例えばバティスト1体が相手に与える与ダメージ量と相手からフォーカスされた味方タンクの被ダメージ量を天秤にかけた場合、味方タンクにヒールしないとあっという間に味方タンクが溶けてしまいます。当たり前ですよね。バトルバティストを使う上で、攻守のバランスを考えないといけないのが難しいところだといえます。
味方からのヒール要請が増える
他ロールの味方からすると「お前はなに攻撃してんだ、ちゃんとヒールしろよ」と言いたいのでしょう。明らかにヒール要請のラジオチャットが増えました。
あくまで私の持論ですが、味方の相方サポートと比較して極端にヒール量が少ない、なおかつ味方のデス数が増え続けている状況ならばダメージよりもヒールを優先すべきです。それは本来のロールとしての前提条件(後述)を放棄していると数値で実証されているも同然です。ヒールをしないバトルモイラが該当するでしょうね。
しかし長年のサポートしていた経験から言わせてもらうと、どうやっても助けられない立ち回りをする味方ほど細かくヒール要請をしてくるのもまた事実。具体的には下記の行動です。
体を晒して被弾しながら撃ち合う
1人で突撃した挙句、キルされる
裏取りしてそのままキルされる
ヒールの射線が通らないところにいる
この辺りは下記の記事でも書いているので、ご参考にどうぞ、
サポート=ヒーラーと勘違いしている人が多くいますが、サポート≠ヒーラーです。ヒールするのが前提条件ではあるけれど、FPSらしく撃ち合いにも参加できるのがサポートのロールだと私は認識しています。
なぜならサポートがヒールをまわしているだけで試合に勝てたら苦労しないですし、相手サポートよりもはるかに上回るヒールをまわしていても「DEFEAT(敗北)」の画面を見た試合なんて数知れずありますよね?
ミクロの視点ではヒールが足りないと感じる味方がいたとしても、マクロの視点では多少のヒールを犠牲にしてでも相手をキルすることで試合に勝てたらOKだと思っているからです。
デス数が増える
これは私のこれからの課題の一つともいえます。メインヒーラーであるバティストはデスを押さえないといけないぐらい、責任が重いです。
攻撃に転じることで相対的に撃ち合ったり、別角度や高台を確保して撃つ機会が増えたことで必然的に被弾回数も増えました。
今までは自分の身を隠しながら味方をヒールしていたので被弾回数は少なくデス数も少なかったんです。
今後、バトルバティストで攻める立ち回りをしていく上では被弾を減らしデスを減らす立ち回りを身につける必要性があります。
おそらくこの課題を克服できれば、バトルバティストに限らずダメージでも同じ立ち回りを流用できるのではないかと思っています。
最後に
オーバーウォッチ1から遊んできてサポートはヒールをまわし続けなければいけない、味方をキルされないようヒールし続けなければいけないといった固定観念があったからずっと同じ要領で戦ってきた気がします。
耳元でパチンと指を鳴らされて洗脳から解けたかのように頭がクリアになったというか、そういう戦い方で勝利を掴む方法があったんだと改めてオーバーウォッチの可能性を感じました。
サポートの方で味方にイライラしている方は、固定観念を捨ててバトルバティストの練度を高めてみることをオススメします。自分が試合に干渉して影響を与えられるとめちゃくちゃ楽しいですよ。
最後にta1yo氏のバティスト動画を貼っておきす。エイム力が異次元すぎてあまり参考にならない気もしますが、参考になります。