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【オーバーウォッチ2】「世界一のエゴイストでなければ 世界一のストライカーにはなれない」
みなさん、おはようございます。リマークスです。タイトルにもあるように最近Netflixで「ブルーロック」を見ているのですが、めちゃくちゃ面白いですね。今までサッカーのアニメ・漫画なんて「キャプテン翼」を少し見ていたぐらいで少年時代に「タイガーショット」を練習していたのを思い出しましたよ。
そんな「ブルーロック」は日本最高のFWを目指すため、個人の技量やエゴを徹底的に突き詰めるサッカー漫画なんです。主人公が相手キーパーと1対1になった時、味方へパスしシュートを外したが為に全国大会予選で負けてしまいます。
帰り道に号泣しながら打ちひしがれてる中、強化指定選手の通達を受け取り世界最高の選手を目指す強化合宿(ブルーロック)へと足を運ぶところからスタート地点となります。
オーバーウォッチ2でもエゴイストはいる
オーバーウォッチ2をしていると幾度となく遭遇しませんでした?
敵陣にチャージしまくる「ハルト」
ピック変更しないダメージ
ヒールをせず攻撃ばかりの「アナ」「モイラ」
良く言えば「エゴイスト」、悪く言えば「自己中」ですよね。私もサポートをしていて「なんでそんな突っ込むねん!」「ヒールしろよ!」と唾を飛ばしながら叫んだ経験はあります。
彼らを擁護するわけではありませんが、きっと「オーバーウォッチ2」を我が道を行くまたはゲームとして楽しんでいるんだと思います。
ルール内で勝てるならエゴイストでもなんでも良い
例えば味方に全くヒールしてくれない味方「アナ」と遭遇した経験があります。そのプレイヤーは視界内に瀕死のタンクがいてもヒールしないため、私がヒールしていましたが間に合わずキルされてしまいました。
「なんでヒールしないんだよ!!タンクが可哀想だろ!!」とボイスチャットで糾弾したくなりましたが、止めました。(やめたんかーい)
結局、その試合はどうなったか?って?
なんと勝ちました。
私がバティストで全員にヒールをまわしてたから?いいえ違います。ヒールが足りなくなるより先に「アナ」がキルとってくれたからです。
いわゆるバトルアナってやつですね。味方でバトルアナを引くと①ヒールしない代わりにキルをとる「アナ」、②ヒールもしないしキルもとれない「アナ」の博打的な引きとなります。
①のバトルアナはレア度で言うならSSRで、ほとんど出会ったことがないです。今回は稀有な事例と言えます。
②のバトルアナはよくいます。はっきり言ってトロール以外の何者でもなく、迷惑でしかありません。私なら通報+回避のバリューセットです。
何が言いたいかと言うとアナは基本的にヒールをして余力があれば攻撃に参加するサポートヒーローです。これは私を含む共通の認識でありテンプレートだと思います。
しかしバトルアナはそのテンプレートを無視したエゴイストの典型例と言えます。よくサポートは自我を出すなと言われますが、その自我を前面に出しているのがバトルアナです。
テンプレートの枠を外して枠の外に出ても良いと思います。結果的に勝てるのなら。
今回の例のアナはダメージに匹敵するキル数を取ってくれたからこそ、キャリーしていると言っても過言ではありません。ただキルもとれない&ヒールもしないとなると非難轟々、通報される危険性もあるため、諸刃の剣と言えます。
サポートがエゴイストになるのはダメージに見切りをつける時
私はサポートしている時は基本的にヒール7、攻撃2の割愛です。前述したテンプレートのとおりになります。
しかし私もエゴイストのスイッチが入る時が多々あります。それは味方のダメージがあまりに弱すぎたり、ひどい立ち回りをして事態が好転しそうにない時です。
試合は無限ではなく有限です。限られた時間の中で1分1秒でも早くロボットを押したい、ペイロードを進めたい、拠点のゲージを進めたいんです。
ダメージにはキルスピードを上げて欲しいのに、キルをとるどころかキルされる始末。その間も時間は一刻と過ぎているのに、ピック変更すらしないダメージが多いんですよ。
「僕もう我慢できない(ケロッグのCM)」と(リアル)プライマルレイジが発動した結果、「もうお前ら(ダメージ)にヒール回すだけ無駄だから、俺が攻撃するわ」と攻撃8、ヒール2のバトルバティストの登場ですよ。まさにエゴイストです。
個人的にはクソなダメージを抱えてそのまま負けるぐらいなら、バトルバティストで負けたほうが溜飲が下がるというか「じゃあ仕方ないな」と諦めもつきます。
エゴイストは協調性を重んじる日本人には不向き
ブルーロックの中でも日本の有名選手の名前が出てきて尊敬してるから侮辱するなと言わんばかりに噛み付くのですが、「そいつらってW杯優勝してなくない?じゃあカスでしょ」と一蹴されます。
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確かに日本のパス回しは上手いかもしれない、だけど個人技に関しては突出した選手はいないとさえ断言しています。
私は確かに。と納得してしまいました。
オーバーウォッチ2でも同じだと言えませんか?例えば敵タンクを瀕死にはしたけど、味方タンクが倒されてしまった!「退却」「退却」「退却」とラジオチャット連呼して引いていませんか?
「味方タンクはいなくなったけど、相手タンクは瀕死?なら相手タンクを倒せば良いだけでしょ!攻撃しようぜ!」と意識しているプレイヤーが少ないように感じます。
私も前までは退却していましたが、(相手の体力にもよりますが)あと少しですキル取れそうな時はリスクをとってでも攻撃しています。
日本人は(というと主語がでかいですが)みんな仲良く〇〇しましょう。隊列を乱さないようにしましょう。自分勝手なことは止めましょう。と教えられてきました。そのため協調性はあるものの、しがらみに囚われているフシがあります。
状況打破するためには時には箍(たが)を外す必要があります。
オーバーウォッチ2で例えるなら、前述したとおり味方が弱すぎて文句を言ってても事態は好転せず終わるだけです。だったらサポートの枠を超えてキル取りに行けば好転するかもしれませんし、自分が気持ちよくなるのもアリなんじゃないでしょうか?
最後に
「タンクより前に出るな」「サポートはメインとサブで別れろ」「ダメージはヒットスキャンのプロジェクトタイルを出せ」等、いつの間にかその型にハメられて遊んでいませんか?
それで勝てているのなら良いです。しかし時には常識を覆して我が我が、自分が自分が自我を出して逆転してきた試合を何回も経験してきました。
負けそうな試合でこそエゴイストを発揮する機会と言えます。あ、トロールとは紙一重なので注意しましょうね。通報されても責任はとりませんよ?