声帯閉鎖が高音で弱くなる理由は横隔膜の「◯◯不足」←【初心者の9割が落ちる罠です】
全国区のボイストレーナーイチです。
2021年秋現在、沖縄から北海道まで、オンラインでの指導を希望する方が続出しており、対面では東名阪中心に、毎月1対1で個別のマンツーマンレッスンを行っています。
今回はその中でわかった、意識するだけで一気に高音の声帯閉鎖が強くなる発声法をお伝えするのですが、
まず大前提として、高音がでない人で「声帯閉鎖がキープできない“本当の理由”を知ってる人は、ほぼいない」
という事実があります。
ブログやYoutube、地方の格安レッスンなんかでは
・ハミング系や腹式呼吸エクササイズ
・ピアノで先生と一緒に音階をとにかく上っていく練習
・歌を歌い、アドバイスをもらう練習
などが実際かなり多いのですが、
ハッキリ言ってしまうと、その練習を続けてもあなたの求める歌声は一生手に入らないです。今すぐ辞めてください!
ちなみに最近ではこれに加えて「ネイネイ系エクササイズ」や「アンザッツ系のトレーニング」、「ハリウッド式のスケール練習」なんかも主流になってきていますが、これも「初心者のあなた」にはほとんど効果が出ないハズ。
少し変化はあったとしても理想には遠く、今じぶんに何が足りないのか、あなたもわからなくなっていませんか⁉︎
え。。なんでわかったんですか・・怖いです笑
僕のRemakeVoiceでは初心者のあなたとプロの方を比べた時の「差」を徹底分析します。
そしてあなたに足りない①体の筋力、②喉の筋力、③筋肉の比率を1から変えていき、確実に理想の歌声に近づく「逆算式ボイトレ」を行います。
ちまたのボイトレで1から丁寧にここを埋めてくれる人は、実際ほとんどいませんでした。
なので僕のメディアを1からしっかりと見てみてください。
・なぜこれだけやっても歌声が変わらなかったのか⁉︎
・音域を伸ばすために、何をどのくらいやればいいのか
・理想の声質のミックスボイスに、何が必要か⁉︎
その答えが必ずわかると思います。
ぜひ今のうちにフォローとスキもお願いしますね。
それでは本題へレッツゴ♪
【声帯閉鎖だけでは“高音閉鎖”は完成しない】
まず一番初めに、あなたの収集してきた情報の前提から変えていかないといけないのですが、
歌が上手くなりたいと思っている人の97%の人は、ポケモンでいうジムバッジ4個目くらいの練習法からスタートして自滅しています。
歌が上手くなるためにはミックスボイス習得は欠かせませんが、そのもっと手前の大前提として、いい声で発声するためには「横隔膜」が使えないといけません。
横隔膜ですか⁉︎聞いたことはありますが、たしかに使えているかどうかの感覚はわからないです。
そうなるはずです。
横隔膜が発声でしっかりと使われれば以下の体感が得られるハズです。チェックしてみてください。
①声がとにかく通る
②声を楽に張れる
③高音域がスムーズに出せる
④ガラガラ声とは無縁になる
う。。完全に見落としていました。そういえば僕は高音のみならず、地声発声の時点から安定感がないんです・・
横隔膜が弱いと発声の支えが「喉による声門閉鎖」にシフトします。
不安定な歌唱しかできない最下層の原因は、腹と喉のミスマッチが根本原因だと抑えておきましょう。
【歌唱時のミックスボイス発声のゴールとは】
じゃあ高い声が楽に出せる人がどんな体の使い方をしているの⁉︎
ということなんですが、
①息を吸う→横隔膜が深いところで維持される
→発声時もこの横隔膜は浅くならない。
②そのまま高音域まで声を張る
→声門上下の圧力が強くなり、自然と声門閉鎖が維持される
③声帯閉鎖が入ったまま声帯進展がスムーズに入る
→高音域がミックスボイスで出せる
④喉のポジションの上下前後や共鳴空間の違いにより声質が変形。
→太いミックス、芯のあるミックス、等の個人差が出てくる
大きく簡単に分けるならば、以上の4つを無意識に行なっています。
あなたもボイトレでこの状態まで完成度高く再現できれば、HiE付近までスムーズに発声できるレベルになります。
【しかし・・・①と②がとにかく時間がかかる】
もう悩んでるのであればほぼ確実と言っていいでしょう。
僕の経験上、すでにシンガーレベルの方を除いて、趣味や初心者のあなたは確実にここに該当すると思ってください。
あなたの呼吸は息を吸った時点で浅く鈍いので、発声時横隔膜を深くキープできず圧力による閉鎖が行えない。
↓↓
声が細くなり、高音域に「息の量」を必要とするため、高音域が裏声になるか、喉締めの響きにしかならない。
う・・・先生まさに僕です・・・でもなんでわかるんですか⁉︎
発声は筋肉の「連動」によって行われるからです。
あなたの高音がうまくだせない、もしくは声帯閉鎖を維持できない原因を正しく出せる状態から逆算すれば、足りてない部分が見えてきます。
このブログでお伝えしたいこと。
それはミックスボイス以前のきちんとした「基礎発声状態」が体に染み付いてなければ、ボイトレでミックスボイス歌唱に必要な筋肉の連動は生み出せない
ということです。
なるほど!ってことはそもそも大前提で、高音域に囚われすぎてるから上達が止まってるってことですよね・・
そういうことです。
同じ「ニンゲン」の行う所作なのであれば、できる人の持っているものを身につけられれば誰でも可能なスキルなのです。
であればまずは、それが一体どこにあるのかを突き止めなければいけないって話!
【もっとも効く改善策は、呼吸を深くする】
歌が上手い人の話し声を聞いてみてください。
もうすでに歌で使うような響きのある発声だったり、話し声と歌声が著しく似てるのがわかるかと思います。
たしかに・・でもこれが何を意味するのでしょう⁉︎
高音が楽に出せる人は出そうと身構えなくても出せるということです。
つまり「歌だけでなく日常生活からそのような筋肉の使い方が染み付いていること」を表します。
・ハキハキと元気よく大きな声で
・口はしっかり開けて、滑舌良く
・相手に伝わるよう、丁寧に話す
この3つができてくれば
①息を吸う→横隔膜が深いところで維持される
→発声時もこの横隔膜は浅くならない。→自然と声門閉鎖が入る
が自動で体得できます。まずは習慣からこの3つを意識して発声することを心がけてください。
たしかによく聞き返されるし声が小さいんですよね。。すぐ声もガサついてくるといいますか・・・
それらの現象が起こる場合、確実に横隔膜が浅く圧力が抜けている発声になっています。あなたの原因は声帯閉鎖が弱いからではありません。
間接的に声帯閉鎖が弱くなる発声の仕方をしてしまっているということです。
ミックスボイスはこの延長線上では絶対にできないので、まずは呼吸方法を徹底的に改善してください。僕はこれを治したおかげで体感で10倍以上高音発声が楽になりました。
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本格的に学びたいです!中途半端に続けるくらいなら・・・もうこれ以上悩むだけの時間を重ねたくないです。。
この書は完全無料で、僕が9年間かけて行き着いた「正しい地声ミックスボイスの習得方法」を公開しています。