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【夢日記】①死後の世界の少年たち

私は今、沖縄かどこかの暖かい気候の島にいる。 ゲストハウスなどの安宿を転々としながら旅しているようだ。 いつの間にか小学5〜6年生と思われる少年と仲良くなっている。 彼も旅をしているとの事。名前はケイト君と言うそうだ。 今夜の宿は中学校を改装したホテル。 古いが安く、螺旋階段に囲まれた中庭があってなかなか。キッチンスペースは日本家屋の調理場を広大なスペースにした感じ。 何故かバスタブが併設されている。 朝起きると各階から中庭を見下ろし少年達が騒いでいる。 一様に病院服のよ

    • ワンセンテンス御伽話【ゴン爺とボン爺の物語】

      頭のおかしな後輩が泊まりに来た。 涼しく感じる日はあるものの、10月も半ばを過ぎたというのにここ数日は蒸し暑い夜が続いている。 その日もその日でしっかりと深酒し、いつものように気を失うように眠りについた。 窓を開けて寝ていた為に、カラスやらスズメやらがチュンチュンやり始めたのが聞こえた4時半頃、 我々は何故か同じタイミングでスッと起きてしまった。 『眠いけど起きちゃいましたね』 「だね。」 『でもまだ眠いです。寝かしつけてください。』 なんで? 「じゃあ………お話

      • 訪問販売のタヌキに化かされた話

        その日わたしは息苦しさを覚えて目が覚めた。 今何時かも分からない。 コートを着たまま布団に倒れていた。 「頭…イテ……」 重い身体を起こして洗面所に向かい、自分の顔と向き合う。 「ヒェッ!?」 血まみれじゃん。 どこから血が出ているのか、そもそもコレは自分の血なのか、 フョォォ……と声にならない声を出しつつ恐る恐る顔面を触る。 やがて鼻に指先が触れると鋭い痛みが走った。 あぁ鼻血か……と安堵の息を漏らしつつ、昨夜の記憶が一切ない事に不安を覚える。 そうだ、今日はこ

        • 寝てはないけど起きてもない話

          後輩女子から飲みに誘われた。 『また私のやらかしエピソード、聞きたくないですか😊?』 本当に彼女はいつも魅力的な誘い方をしてくる。 同じ部署で働くようになりまだ1年ちょっとだが、 年が近い上、お互いドブのように飲むタイプなのでこのように定期的にドブ会を開いている。 私も随分お酒でやらかしてきたけど、彼女のやらかしエピソードはいつも想像の50000倍、斜め上をいく。 彼女のやからしエピソード、聞きたくないわけがない。 「モチのロンでやんす」 不真面目な我々は、残業に勤し