【連載】飲食店広告費の使い方〜レバレッジマーケティング4つの方法〜『動画は資産!運用にコストがかからない』
FC REAL CONSULTING TOKYOのディレクター、鈴木亮が提案する広告費の使い方、題して「レバレッジマーケティング4つの方法」を今月から4回に分けてご紹介します。
レバレッジマーケティングと言われてもぴんとこない方が多いかと思います。それはその通りです、どちらかといえば造語ですから。
まずはレバレッジとは?について説明致します。その後に広告費にレバレッジを掛けていくとはどういうことをお話します。
レバレッジとは?
レバレッジとは、経済活動において、他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めること、または、その高まる倍率。 原義は「てこの作用」。
引用元:ウィキペディア
とあります。もっと簡単に説明します。
あなたは自己資金が100円あります。その自己資金を使って作れる売上が130円だっとします。30円の自己資金を増やせましたね、つまり30%自己資金を増やせましたね。この方法で地道に増やしていくのは大変ですね。
では私が利子10%を乗せてあなたに100円融資します。
これで資金は倍の200円からスタートできます。作れる売上は260円ですね。
作れた売上から、私に返済しなければならない金額は利子10%を含めた110円を差し引くと、あなたの手元に残ったお金は150円ということになります。他人の資金を使うことであなたは返済ができて、かつ、自己資金を50円増やせたことになります。つまり一人でやるより20円増やせた、20%増やせたことになりますね。
これがレバレッジを効かせるという意味です。
ここからの説明が非常に重要ですのでよく読んでください。人からお金を借りて何かをするというのはなかなかのリスクを背負うことになります。リスクを背負えばより一生懸命になりますがまずはその商売(広告費の使い方)を見直すことをしてみましょう。
100円を130円に増やせる商売と100円を160円に増やせる商売があるなら誰しもが160円になる商売を取りますね。
飲食店において130円に増やせる商売をグルメサイトとしたときに、160円に増やせる商売はいったいなんでしょうか?
わかりやすく言えばそもそもの自己資金(あなたのお店が使える広告費)の使う場所(グルメサイト以外)を考えてみましょうという記事です。
昨今のグルメサイト閲覧数の低迷、グルメサイトからの予約減はこの記事を読んでいる誰もが感じていることですね。早急な改善をしていかないとグルメサイト掲載費は変わらずとも、顧客獲得単価、予約獲得単価が上がってしまうことになります。つまり費用対効果が低い広告運用、コスパの悪い広告運用となってしまいます。
グルメサイトの掲載料金を次はどこに使えばいいのか?を4つの方法(場所)で説明していきます。今月は『動画は資産!運用にコストがかからない』というタイトルで動画制作に使うお話をしていきます。
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