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心を理解する①不調は心から体へ【心身症】

自分責めをしてしまったり、人に合わせてばかりで自分の意思をはっきり言えない人向けにNOTEを書いてきました。

ここまできて、
これを知っておかないと理解しにくいな、なんだか抽象的だなということに気付きました。

心の仕組みを理解する前に【心身症】について理解しておく必要があります。
このお話は後から心の仕組みと繋がってきます。

これを読んで下さっているあなたは、
心とはどこにあって、どんなものなのか知っていますか?


たいてい皆さん、
・心は胸にある。
・いやいや、頭で考えているものだから心は頭にある。
・ストレスを受けるとしんどくなるもの。

という回答をされています。

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心身症とは

嫌な事や悲しいことがあると
胸が痛くなったり、元気がなくなったり、体の調子が悪くなったりしますね。
過度の緊張を感じると人前で顔が真っ赤になったり、
上手く話せず震えたり、症状は多種多様です。
ストレスが体の不調になって表れることを【心身症】といいます。

心身症に移行してしまう人は自分の置かれている立場や、意見を周囲へ上手く伝えられず我慢をする癖がある人や
不調を感じているにもかかわらず今までと変わらずに行動してしまう人に多いです。

ではなぜそうなるのでしょうか。

理性で本能を強烈に抑えつけた状態が続くと不調が現れます。


人間の脳は本能と理性を使い分けることが出来ます。
会社に行ったら社会人としての対応をして、家ではくつろぎモード。
人前できちんとする、その場相応の対応をする。それが理性です。

もう少し深く説明していきますね。

本能とは
周りを気にせず好きな事をするという動物的な行動をとることを指します。

※ベロベロニ酔っ払った人を指すと分かりやすいかもしれません。
(好きな事言って好きな行動をとってますよね)

理性とは
周りに合わせたり強調したり、
好きな行動をとりたくても・怒りがわいてきても
場面を考慮し我慢する。

という自分の感情を抑え込むことをいいます。

この本能を理性で押さえつけるという行為、誰もがしています。
人前では、仕事では、と場面毎に
(言いたいことがあっても我慢したり、周りの様子見て行動するなど)

~でなければならない・~するべき・私なんて…という考えで自分の意見を抑え込みすぎると、心身症といって精神的なものから、
体の不調へと変化していきます。

必要以上に我慢しすぎる人、疲れている自分に気付かず仕事を頑張り続けてしまう人はメンタルの不調に陥ってしまうのです。

適度な発散が必要

嫌な出来事が忘れられずずっと考えてしまう。
やらないといけない仕事が多すぎて脳疲労を起こしてしまっている人は適度で適切な発散が必要です。

・朝日を20分以上浴びる朝散歩(最近は脳科学の観点からも適度な運動や推奨されています)
・読書
・カラオケ(騒いで発散できる遊び)
など、はっちゃけたり、大きな声を出せる場所で発散したり踊ったり笑ったり、好きなことでストレス発散することが必要です。

自分を許そう


~でなければならない、こうしなくてはならない という
固い考えを持っている人は時に自分を許し

出来なくても「まぁいっか」と思えるようになること。
やらなくても案外大丈夫な事も多いものです。

ストレスを抱え込み過ぎないよう、ストレスとなっていることは何か
そのストレスは自分にどんな影響を及ぼしているか把握することが大切です。

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