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電波少女の日記

最近私は暴食をしている。つい最近まで一日にチョコミントアイスしか食べれないくらい何も食べれなかったのに、ある日を境に食べても食べても満足しなくなってしまった。ご飯に醤油をかけて食べたり、ショッピングモールで何千円分ものスイーツを食べあさったり(これに関しては金欠問題の方が深刻なのに気づいたら沢山食べてしまっていたレベルだ)、カロリーメイトをいっぺんに5箱食べたりと散々である。怖くて体重計には乗れない...というかもはや体重にはわざと乗っていない。
私は中学生の時体重がコンプレックスだった。当時も言うて適正マイナス4キロくらいで健康的な体重だったのだが、現代のSNSのルッキズムとはあまりにも酷いもので、脚が太いだのふくよかだの顔が大きいだの散々言われて私は自分の体型にコンプレックスを持つようになっていた。受験後から高校に上がるタイミングで体重を30キロ台まで落とし、どんな服でも綺麗に着こなせるようになった。そんな私は体重が40キロを上回ることに対して極度に恐怖心を覚えるようになっていて、つねに低体重だった。髪の毛は信じられないほど抜けるし、学生の頃は厨房のバイト中に倒れるレベルだった。入院した時には医者に栄養失調と言われビタミン剤を飲まされていた。(とはいえ栄養が体内に入ることを拒絶するほどのレベルでは無いし、親に出された食事は食べれるので決して拒食症の類ではない。)
でも、去年の冬頃、薬の副作用で1ヶ月に10キロも太った。それでも言うて中学の頃と同じくらいの適正マイナス4キロ程度だったが、鏡を見ても写真を見ても自分が豚にしか見えなくて醜くて仕方なかった。主治医に相談し薬を変えてもらったらすぐに体重は落ちたが、今度はゴボウみたいになってしまった足を見て恐怖を感じるようになってしまった。太ってても痩せてても自分の体型が醜く感じる。ああ、私はどうすればいいのだろう。

そうやってずっと思い詰めていたので思い切ってついさっき体重計に乗ってみたのだ。「39.2kg」...なんだ、私、充分痩せてるじゃないか。

日記の最後に好きな曲を紹介します。
「p.h.」
幸福に浸って帰らぬ医療廃棄物となった
https://youtu.be/AKQWRnZ_Fc0?si=9z2ZDaNYqh7jc2Ew

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