「産後、趣味を忘れた話。自分軸を取り戻す」その後取り戻せた話
今回は、以前「産後、趣味を忘れた話。自分軸を取り戻す」という記事を書いたもののアフターストーリーです。
ちょっと面白いことが起こったのでぜひ覗いていってみてください。
私も自分で信じられなくてちょっと笑っちゃった話。
１８０度自分が変化した
産後、趣味を忘れたというのは、本当に忘れたわけではなく、
「よし！少しずつやりたい事やろう！」と思うのだが、とりあえず趣味をやってみたところ、なんだか凄くエネルギーを使う。。。
例えばそれが楽器の演奏だとすると、練習していないから手がついて行かない、譜面が思うように頭に入ってこない、など。誰かと一緒にやっていたらその人と話すのも疲れてくる。
好きなことのはずだったのに、そんなに楽しくない。
いや、確かにいい気分転換だったけど、逆に疲れも出てきた。
こういう事です。
育児生活のハードさで、昔楽しかった趣味などが、あまりの、あまりの疲れで楽しく感じなくなる。もしかしたら自分はもうそれを楽しいと感じなくなったのかも知れない、という喪失の不安。
そもそもエネルギーが枯渇している。
結局それが続くと思うようにストレスも発散できず、何かあると人のせいにしたりイライラが積もるようになる。
そしてそれでは立ち行かないからと感情を無にするようになりロボット化する、と。
だからまず自分軸を取り戻して、自分にも時間を使わなきゃね、という内容でした。
その時はまだ取り戻せるような事はなく、ただ、何か探したいなぁ、見つかればいいなぁとぼんやり思っていました。
結局、簡単にストレス発散できるものって、美味しいものを食べるとか楽しいエンタメを見るとか、その場しのぎでちょこちょこお金のかかるもので乗り切っていたんですよね。
探して試す時間も労力もないですしね。
どうにか1日、１週間をやりきれればいいという感覚でした。
しかし、なんと、この後、私を大きく変える出来事に出会ったのです。
私を１８０度変え、やる気が倍増し、日々のストレスから解放してくれ、ジムに通い運動習慣もできたおかげで１ヶ月半で５キロ減量出来、６時間睡眠位でもエネルギーがガンガン湧くようなコンディションに持っていってくれたもの。
何が一番変わったかって、夫や他の人から嫌なことを言われても何も感じず、「はいはい、そうですか」と笑顔で返せるようになったこと。
メンタルが回復して、嫌なことも簡単にやり過ごせるようになってどうでも良くなったこと。
イライラが溜まらない。跳ね返せる。
その上、以前の趣味が楽しい！幸せだと思える気持ちが蘇ってきたこと。
新しい事ももちろん楽しい。
色んな、色んな感情が私の中に帰ってきました。
それと共に、どんどん行動してみようという意欲も湧いてきて、資格も一つ取りました。
人と接するのも疲れが減りましたしね。
それに出会った時、心の中がぱ〜っと照らされるような感覚がして、
心の中の断捨離ができたというか、スッキリ掃除してくれたというか。
本当に不思議なんですけど、ゴミ箱、空になったんですよ。
スマホで言うと、キャッシュをクリアにした、という感じ。動作が重いのがなくなった。
多分ですが、ドーパミンのようなものがドバドバ出たんじゃないですかね。。。
そうすると同じ事象でも、全然前向きに捉えられるんです。
今まで自分はどんなに疲れていたのか、どんなに心の中に汚泥を溜め込んでいたのか、倒れないように、心が折れないように、子どもに大事なエネルギーを送れるように、どれだけ頑張っていたのだろうか、それをひしひしと感じる瞬間でした。
いや、まさか、数年こんなに苦しんでいたことが、こんなに一瞬で払拭されるとは夢にも思わず。
多分根底にあるものを解決しない限り、道は開いていかないと思っていました。
しかし、答えを導くものは全然違う形で。違うところにあった。
果たしてそれは一体何なのか。
大好きな気持ちが生むもの
それは、
エンタメの世界に、芸能の世界に、とっても大好きな人が出来た。。。ということです。
え！？そんな事！？
と思うでしょうが、たったそんな事です。
たった、、、そんなこと。
あぁ！読むのやめないで（笑
脳天直下、青天の霹靂位な勢いで、大好きな気持ちが湧き上がったんです。
もうちょい言うと、同年代の方なので昔から知ってはいたんです。
大きな事務所だし、メディアにもよく出てたし、活動も知っていた。
だけど、普通のクラスメートだった人に「好き」の気持ちが生まれた瞬間というか、自分が認知した瞬間というか、そんな感じで心が痺れました。
昔からカテゴリーでは「好き」だったんです。
だけど流せていた位の気持ちだった。
けれども、「大好き」になったんです。
そして応援したいという気持ちになった。
まぁ若い世代のアイドじゃあるまいし、推し活というにはもう立派な方なので言葉が合うかどうか分かりませんが、簡単な表現で言うと推しています。推し始めました。
そもそもですが、私自身、ハマったら特別なパワーを発揮する人ではありました。
好きなものはとことん追求し１２０％で極めたい。何事も７０％でそこそこやっていくタイプではありません。
それが趣味であろうが、仕事であろうが、恋愛であろうが、超絶集中してのめり込みます。
そして終わったら廃人になります（笑
しかしそれを繰り返してきました。
山あり谷ありの人生でした。。。
感情もギュイーンと上がりますが、下降も荒く、感情も揺さぶられて随分としんどい思いもしてきました。
子育て期間ですっかりそんな気持ちも忘れていましたが、
今回の推す瞬間に出会ったその時、あぁ、自分の原動力ってコレだったな、と思い出したんです。
結婚生活のあれこれや、子育てで疲弊していて、いつの間にか埋もれていった自分というもの。
もう２度と自分にやる気なんて起きないんじゃないかと、自分のエネルギーは年齢と共に枯渇したんじゃないかと思っていました。
悲しくて、悲しくてしょうがありませんでした。
けれどそうではなかったのです。
眠っていただけだった。
また情熱を燃やせるものが現れた。
そしてその情熱が原動力・パワーとなり、自分に色んなやる気を出させてくれました。
（その情熱を燃やせる対象が、とてつもないパワーの人だったとも言えますが）
今までは直接的に例えば仕事ならその仕事が好きって思えないとパワーは出ないのかと思っていました。
そうではなくて、恋愛感情のようなキュンとした気持ちでも、自分に火は灯せるんだと。
灯した火が、燃料を通り次々と燃えていく。→（脂肪も燃えた）
アラフォーになって、そろそろ人生折り返しかなと感じた時に、自分をたくさん振り返りました。
考えれば考えるほどマイナスな考えも出てきますが、まだ、自分にも知らない感情があり、その知らないことがこんなにも自分に潤いを与えてくれるのかと正直驚きました。
もう、自分軸が戻ったらすごいですよ。
「私がこうしたいからこうする」
が、生活の基準に。
子どもがいようが、夫から何か言われようが、世間から何か言われようが関係ない。
私がやりたいことを、出来るだけやれる範囲でやっていく、そうシフトしました。
まだまだ娘も小さいので、出来る範囲は狭いですが、それでも生活は１８０度変わりました。
ストレスなんてホームランで打ち返せます。
結局それは一体誰なんだ
最後に、結局その対象とは誰なのか。
皆さんもご存知、元ジャニーズ現START ENTERTAINMENTの、
「NEWS」です。
そしてその中のメンバーの1人、増田貴久さんです。まっすーです。
もはや説明はいらないですね。
最近もバラエティに出ているし。若い世代は昔の活動は知らないかもしれないけど、ゴチでわちゃわちゃやってる人、くらいは分かるでしょう。
NEWSも20年間で人数が3分の1となり大変苦労しているグループで、最初はイケメンのチャラい年下男子等がわちゃわちゃやってて楽しい〜ってイメージだったと思いますが、今や応援ソングがバチバチ胸に突き刺さってくるエモいグループへと成長し、とてつもないステージングを魅せる存在となっています。
その中でも、TVのポンコツニコニコまっすーではない、ライブでの増田貴久のパフォーマンス（歌・踊り・衣装・ステージ作り等）が別人の如く異才を放っていて素晴らしいのです。
これはここでは書きませんが、後々魅力を存分に語りたいと思っています。
彼は元々踊りも上手く、声質もよく、歌も上手く、とジャニーズでデビューした時にはもうファンも多かったのですが、20年経った今、感情がとても歌声に乗る、と定評を受けています。
上手く歌える人・踊りが上手な人は多くいる。しかし、それを通して人を感動させることが出来る、魅了できる人は数少ない。
その中でも、増田貴久はジャニーズトップクラスの表現者です。と言うよりもはや右に出る人はいない。
TVでしかパフォーマンスを見たことがなかったんですよ。
だけどフェスに出るようになってから、アイドルとは違ったライブパフォーマンスが目に入ってくるようになり、そこで度肝を抜かれました。
「え、ジャニーズってお飾りアイドルじゃなかったの？？」って。
なんと失礼な言い方でしょうね。
歴代のジャニアイドルは歌は口パクが多い上に、生歌だと音程がブレて聴きづらい。踊りはかっこいいし見せ方も上手いけど、ちょろっとその瞬間楽しくて終わり。ライブに至っては、その人にただ会いにいくだけでしょう？と。少しライブ映像見ても全然面白くないし。
あれだけの難関を突破してきたアイドルですら、キラキラ以外何もなく見える。
だからまぁジャニーズは目の保養にたまにTVで見るだけでいいかな、そう思っていました。
（ほんっっっっと失礼ですみません。）
しかし、増田貴久のライブでの歌を聞いた途端、雷に打たれたように心に衝撃を受けました。
「えっっっ！？？？？？なんだこの表現力！！！！」と。
生歌でこの仕上がり？
というか生バンドで歌ってるじゃん？？
歌の表現もいいし、表情も動きもいいし、いやダンスも綺麗すぎる！
しかも、何この心が晴れていく感じ。。。
あぁ、この感覚に似てるなと最近思ったのが、
すごくやさぐれてる気持ちの時に、朝の山頂で空を見上げると、雲の隙間から溢れてきた太陽の光のカーテンを浴びて声を失った瞬間のような。
それ位、ライブで歌っている増田貴久には人の心に慈愛を降り注がせる力がある。
この人の歌にこんな力があるなんて知りませんでした。
TVって思ったより制約があるのか、声の通り方が違うのかなんなのか分かりませんが、TVでは絶対に分からなかった感覚。
急いで２０２４年のツアーのチケットを取ろうと思ったんですよ。
でも取れませんね＾＾；
きちんとファンクラブに入り、来年に期待しています。
しかしフェスはチケットが取れるので会いに行ってきました。
本物のNEWS、本物の増田貴久。
あぁ、ジャニーズってもはや存在だけでレベチだった。。。
ステージに立っているだけで存在感ハンパないですね。
これが20年やってきたアイドルの力か、、、
あれだけチャラいと思っていたチャンカパーナの振りが思ったよりも数倍力強く、もう心臓やられてほぼ覚えていません（笑
ライブDVDも20年分あるので怒涛の勢いで揃えています。
それを見るだけで活力が湧いてきます。
多くの芸能人にもコアなファンが多い3人体勢のNEWS。
一度ハマったら増田貴久の沼からは抜け出せないという言い回しをよく見かけますが、よく分かります。
だって、冬には暖房が必要でしょう。暖房なしで北海道で過ごせますか？
多分そんな存在なのです。
他のアイドルとは一線を画します。
そんなこんなで、産後、趣味を忘れた私が、全てを思い出しやる気に満ち溢れたのは彼らのおかげ、という話でした。
一応、彼らのフェス動画を貼っておきます。
GRe4N BOYZ（Greeeen）さんから作ってもらったU R not aloneという曲。
歌詞がね、本当に良いんですよ。
「ああどうか 力を貸してくれないか
昨日までの僕よ 共に乗り越えてきたじゃないか
僕は誓うよ 一切引かないし 一切負けない
生まれた日から今日までの 僕が見てる」
その上に彼らの歌声が心に響く。
この曲は色んな節目でもっと良いドラマのあるライブ映像もありますが、アーティストの顔して歌っているのを最初に見て頂きたくて、フェスバージョンを貼ります。
仕事応援歌、部活・試験応援歌みたいな色が強いですから、男性の心にもグサグサ刺さっているようです。
一切引かないし、一切負けないという強い気持ち、子育てでエネルギー出し尽くして弱った自分でも、自分に負けないぞ〜と強く思った次第です。
これは彼らのコンサートですね↑↓
何かをきっかけにこういう風に新しい道に進める人もいるだろうし、
生活を整えるのが自分を取り戻す方法の人もいるだろうし、
子どもが成長すればただ単に自分に戻れる人もいるでしょう。
悩んで、疲弊して、産後疲れっぱなしのあなたが、これ以上疲れるのではなく、
どうにか自分軸を取り戻して、自分の人生を歩んでいけますように。
これからも子育て生活、一緒に頑張りましょう！