HubSpot×Zoom連携の仕様
HubSpotとZoomを連携の仕様です。ヘルプ記載がないものはサポートに問い合わせて確認してます(サポートセンターさんありがとうございます)
主にウェビナーがメインで、ミーティングについては簡単に。
まず連携したらできるようになることですが
★HubSpot⇒Zoomの連携
・HubSpotのフォームに登録したユーザをZoomウェビナーに登録できる(ProfessionalとEnterpriseのみ)
・ミーティングIDが自動発行される
★Zoom⇒HubSpot
・Zoomに登録されたメールアドレスが、HubSpotコンタクトに登録される
・ウェビナーに参加/不参加・参加時間などの情報が記録される
連携の利点は
<ウェビナー>
・Zoomの申し込みフォームを使っている場合、自動でコンタクトが登録されるので、リード管理がめっちゃ楽になる。
・Zoomウェビナーへの出席に基づいてシナリオを作れる
・Zoomウェビナー参加の流入経路が追える
・MA側のフォームを一元管理できる
<ミーティング>
・カレンダーツールを合わせて使うことで空き時間を自動で送ることができ、予約に対してZoomミーティングIDを自動発行してくれる
・ミーティングのアクティビティが自動で登録される
ので、事務作業をかなり減らせる
①HubSpotとZoomを連携する
連携は非常に簡単ですが、双方の権限が必要です。
ヘルプがわかりやすくまとまってます。
②出てくる設定について
連携すると2つのチェックボックスが出てきます(プランによって異なります)
☑録音と文字起こしからデータを同期します(Sales HubとService Hub Enterprise)
⇒Zoomを使ったミーティングを録画しておき、該当コンタクトのタイムラインに録画が保存される機能です。ただし、文字起こしについては日本語の精度は低いそうです。
☑このアカウントのすべての新規ウェビナーは自動的にHubSpotに同期されます。
⇒Zoomのアカウント全体のウェビナーを全部自動で連携するか、手動で連携するか選択するチェックボックスです。
③連携タイミングと同期される情報
★HubSpot⇒Zoomの連携
<ウェビナーの場合>
ワークフローを利用して連携します。アクションで、「Zoomウェビナーに登録」を選択することができるので
特定のフォームに入力をトリガーに、ウェビナーのIDを指定しアクションを追加すると、フォームに入力したコンタクトが自動でウェビナー登録されます。
登録後の参加リンクの送付や、リマインドはZoom・Hubspotどちらでも作ることができますが、Zoomのメールがデフォルトで送られる設定になっていることも多いので、重複が無いように注意が必要です。
一度Zoomと連携したウェビナーはこのように、Zoomの管理画面から確認することができます。
「このアカウントのすべての新規ウェビナーは自動的にHubSpotに同期されます。」がオフの場合
この画面で、同期したいウェビナーを検索しチェックを入れると、新しい登録者と参加者がHubSpotに追加されるようになります。
<ミーティングの場合>
Hubspotで作成したミーティングリンクから、ユーザが登録すれば自動でZoomに連携されます。
★Zoom⇒HubSpot
同期される対象のミーティング・ウェビナーは、ほぼリアルタイムで同期されます。
同期される情報は、
<ミーティングの場合>
・コンタクトのアクティビティの登録
<ウェビナーの場合>
・コンタクトのアクティビティ登録
・コンタクトプロパティーの更新
平均Zoomウェビナー参加期間 / 最終登録Zoomウェビナー / Zoomウェビナー登録数の合計 / Zoomウェビナー出席数
+ウェビナーの情報
・ウェビナーID / イベントトピック / イベント開始時刻 / 出席時間、出席時間割合(%)など
(コンタクトが登録・参加したウェビナーの特性でセグメントするときに利用)
新規作成の場合、Zoom連携で作られるとソースが下記のようになるので、区別することが可能です。
・オリジナルソース:オフライン
・オリジナルソースドリルダウン1:INTEGRATION
・オリジナルソースドリルダウン2:Zoom Integration
④連携の際の留意点
1)Hubspotに連携できるZoomアカウントは一つだけ
連携できるアカウントが一つだけのため、ウェビナーや複数ユーザがミーティングで使いたい場合、共通のZoomアカウントを利用する必要があります。
2)連携するミーティングを制御できない
HubSpotユーザーではないユーザーのZoom Meetingでも、クラウドレコーディングされた場合、コンタクトが HubSpotに自動で同期される仕様になっています。営業以外のユーザが同一のZoomアカウントを利用している場合は注意が必要です。
ウェビナーについては、クラウドレコーディングされたかに関わらず、新しくスケジュールされたウェビナーを全て同期する、または同期するウェビナーを手動選択することが可能です。
3)フォームを介さずにコンタクトが作成されるので情報が不足する可能性もある
ミーティング・ウェビナーに参加時、フォーム登録から情報を収集することが可能ですが、Zoomの設定によっては申込後リンクからフォーム登録をしていないユーザが参加することも可能です。
その際にZoomからHubspotに連携されるコンタクトの情報は、メールアドレス、姓、名のみです。
気づいたら追記します。