Hubspotの日付項目について
とても難しいHubspotの日付項目についてのまとめです。
1.日付項目の種類
見た目はすべて「日付」タイプとなっていてわかりづらいですが、Hubspotには実は3パターンのタイプがあります。
1.既定の日付プロパティー(作成日、最終変更日など)
2.カスタムの日付プロパティー
3.カスタムの日付時刻プロパティー
UI上作成できるには2のみで、日付時刻プロパティーを作成する場合はAPIが必要になります。
2の場合、「日付プロパティーの値は、”日にち+アカウントで設定されたタイムゾーンのUTC深夜0時”として値が保存される」仕様なので、日本時間の場合、
「11月10日 9:00AM GMT+9」の形で値を保持しています。
2.日付フィルターについて
ワークフローやレポートで日付のフィルターの条件ですが、わかりづらいので、一般的な表現を下記にまとめます。
次より大きい 1日前ー昨日以前
次より大きい 1日後ー明日以降
次より小さい 1日前ー今日
次より小さい 1日後ー明日
次の値より小さい2日前 + 次の値より多い1日前ー昨日
ここで注意が必要なのは、計算方法が
日付単位ではなく、時間単位での計算になる
ということです。
例えば、コンタクトのビューのフィルターでは明確に「今日」というフィルターがあるので、作成日が今日(11月10日)のリストを出すと、100件でてきます。
同じようにリストで作成日=次より小さい 1日前で条件を絞ると
100件以上のコンタクトが出てくると思います。
これは、
次より小さい 1日前=24時間前より小さい
を示しているので、11月9日が作成日のコンタクトも含まれています。
(リストの条件でも、相対条件:今日・昨日とかを使えるように熱望します)
ただし、時間情報を持っているのは
1.既定の日付プロパティー(作成日、最終変更日など)
3.カスタムの日付時刻プロパティー
の項目なので、
2.カスタムで作成した日付項目の場合は、ビューでもリストでも同じ数のコンタクトが表示されます。
以上です。
フィルター条件周りはもう少し使いやすくなってほしいですね。