読書note No.1 3つの真実 人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密“ 野口嘉則
あけましておめでとうございます。
2021年、新しい年に、つたないながらも、「本を読んで投稿(4C読書法)」にチャレンジしてみようと思って、打ち込みに時間かかりましたが、投稿します。
ちょっと長くなってしまいました。
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3つの真実
人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密“
野口嘉則
2008年 ビジネス社
<3point>
①3つの真実は自尊心を満たし、本当の幸せにいたるのを助けてくれる。その3つの真実を自分のものにしたとき、愛を動機に生きることができるようになる。その時、揺るぎない中心軸を確立したことになる。
第1の真実は、「人間は肉体を超えた存在である」ということである。
自分のことを何者だと考えるかが、とても重要なのである。人間は自分が考えているとおりのものになるからである。
われわれが最も誇れることは、自分の行為でも結果でもなく、自分がここに存在していることなのである。存在していることこそが奇跡なのだから。
人間は肉体を超えた存在であり、人間は宇宙の無限の宝庫とつながっている。また、すべての人間は、意識の深いところで、お互いにつながっている。そして、その本質は愛である。これが第1の真実である。このことを心の底から認めるとき、自尊心は満たされ、怖れに支配されなくなる。
②第2の真実は、「人生は自分の心を映し出す鏡である」ということである。これを鏡の法則ともいう。
人生でいろいろな出来事が起きるが、それらは偶然起きるのではなく、原因があって起きている。その原因はどこにあるかというは、その人間の心の中にある。つまり、心の中の状態を、鏡のように映し出したものが人生なのである。起きた出来事は、自分が成長するためのヒントであり、本当の幸せを実現するための軌道修正をするために起きているとも言える。注意したいのは、鏡の法則の視点で、他人や自分を裁かないことである。自分が引き寄せたという事実をいいとか悪いとかという判断をせずに、ありのままに認めたらいい、自分を責めるのではなく、事実を中立な心で受け止め、自分を振り返るヒントにすればいいのである。
幸せは求めるものでなく、今ここに見出すものである。当たり前だと思っていることの中にこそ、感謝できることは存在するのである。われわれは心から感謝しながら、同時に不幸を感じることはできない。感謝することによって、幸せを見出すからである。
与える気持ちで生きていれば、自分が多くを与えられる。これが豊かになる秘訣である。与える気持ちとは、愛である。つまり、愛を同期に行動すれば、豊かになる。
③第3の真実は、「感情を感じれば解放される」ということである。自分が何を感じているのかに気づき、そしてそれを、感じられるままに感じて味わう。本来、感情に良いも悪いもない。悲しみや不安を、悪い感情だと思うから、抑圧してしまう。自分の中で感じていることをそのまま味わうのである。
いつも感情を抑圧していると、感情のセンサーが鈍ってきて、自分の内面を感じられなくなってしまう。その結果、喜びや充実感や安らぎにも鈍感になってしまい、本当の幸せを見失ってしまう。
感情は目的として追求するものではなく、結果として受け取るものである。大切なのは、「幸福感」という感情を追い求めることではなく、「幸せな生き方」をすること。予期せぬアクシデントが起き、結果としてネガティブな感情が湧いてきたとしたら、「幸福感」を保つのは難しい。しかし、「幸せな生き方」はできる。
どんな状況にあっても、愛を実践することができる。感謝できることを見出し、愛する対象を見出し、人間として成長していくことができる。それこそが「幸せな生き方」である。そのプロセスの中にこそ、本当の幸せはある。
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ネガティブな感情とマイナス思考
感情はそのまま感じ、思考を変えていくようにすればいい。
「もし怒りという感情がないとしたら、ものすごく頭にくる出来事が起きたら、どんな感情になるだろうか」
不安とか惨めとかの感情が、一時的感情として出てくるが、それらを感じまいとして生きてきた。それらの感情を感じるのを怖れているから。感じないために、怒りという二時的感情にすり替えてきた。つまり、自分を不安で惨めにさせる加害者を想定し、それを攻撃する感情を抱くことで、もともとあった不安で惨めな気持ちを感じなくて済むということでなる。しかし、ここで抑圧された不安や惨めな気持ちは解放されたわけではなく、心の中に残ってしまう。多くの人が、このパターンを大人になる過程で身につける。その根底にあるのは、不安や惨めな気持ちなどの感情を感じることへの怖れである。
怒りのほかにも、恨み、憎しみ、ねたみなどの攻撃的な感情は、どれも二次的感情である。この攻撃的な波長は、攻撃的な人間を引き寄せ、戦いを引き寄せる。人間の本質は、愛であるから、これらの攻撃的な感情はすべて、本来の感情ではない。二次的感情の前には、必ず本来の感情、つまり、一時的感情がある。
では、どうしたらいいか?
怒りが湧いてきたときは、それが怖れから来ていることを思い出し、「自分は今、怖れているんだ」と認めることである。その時点で、怒りに支配されにくくなる。さらに、自分を安心させる言葉「怖れているんだね」「さみしいんだね」「大丈夫だよ」「宇宙に愛されているよ」などを自分にささやきかけてやるといい。
不安とか怒りとかの感情の前にある感情、感じていないことにしている感情に気づく、感じて、認めるということは、感じたくないからこそ二次的感情にすり替えているわけで、簡単ではないと思う。でも、人間本来は愛であるわけだから、訓練して、身につけたい技だなと思った。
<1action>
3つの真実の内面化(知識として知ったことを心の深いレベルに落とし込み、強い信念にまで育てる)の試みをしてみたい。一日24時間の1%(15分)を3週間TRY!
「3つの真実」内面化ワーク
1、自分が宇宙とつながった偉大な存在であると感じる。
「私は、宇宙の叡智をつながった偉大な存在だ。愛に満ち、喜びに満ち、生命力に満ちている。周りを幸せにする力と、この星に貢献する力に溢れている」
2、感謝できることを探し、心から感謝する。
3、自分が生活の中でどんなことを感じているかに意識を向ける。
お粗末様です。
今年もよろしくお願い申し上げます。
カウンセリングをしております。ご興味ありましたら、お気軽にこちらからどうぞ!