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読書note No.5 幸せ成功力を日増しに高めるEQノート 野口嘉則

「幸せ成功力(幸せな成功を実現する力)」とは、精神的に満たされた状態で、目標を次々と達成し続けていける能力。「大切なものを犠牲にせずに、あなたらしさを土台にして成功を実現する能力」。2つの要素(EQ能力と目標達成力)からなる。EQ能力は...。

2021/01/05. 4C読書チャレンジ5日目

<1book>
<ブログ人気No.1コーチが教える>
幸せ成功力を日増しに高めるEQノート
野口嘉則
日本実業出版社 2006年

<3point>
①「幸せ成功力(幸せな成功を実現する力)」とは、精神的に満たされた状態で、目標を次々と達成し続けていける能力。「大切なものを犠牲にせずに、あなたらしさを土台にして成功を実現する能力」。2つの要素(EQ能力と目標達成力)からなる。EQ能力は「自分自身のことを理解し受け入れる能力」と「他者を理解し受け入れる能力」。
 自己啓発や成功法則の本を読み、講演を聞いても、なかなか自分を変えることができない原因は、無意識の中にある、過去から繰り返してきた習慣的なパターンがプログラムされていて、それがブレーキをかけているからである。つまり、車のアクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなもの。このプログラムをうまくマネジメントして、心のブレーキを外すことができれば、幸せ成功力は飛躍的にアップする。

②私たちは本来、「幸せになる考え方」を生まれながらにして身につけている。小さな子どもが自分の欲求に対して素直に行動する姿からもわかる。
 嫌な上司や起こった出来事に対する受け止め方・考え方が、人それぞれ違うように、私たちが傷ついたり、腹を立てたり、悩んだりする、その原因は、相手(他人)や状況にあるのではなく、私たち自身の受け止め方・考え方にある。この受け止め方・考え方を決めているのが、非合理的ビリーフ、つまり「〜べき」「〜ねばならない」である。これを合理的ビリーフ「〜であるに越したことはない」に書き換えることができたら、人生は大きく変わってくる。

③具体的に変化を起こしていく5ステップ
step1 望む人生のビジョンを描く
  あなたらしさを自分のワクワク感覚や制限を外したときに出てくる願望から見つける。
step2. とりかかるポイントを決める
  基準は、ワクワク、現実的で3年以内で達成できる、人生のバランスを崩さない目標。
step3 ビリーフを探る
  注意点1 ビリーフは無意識に信じ込んでいることだから、自分では自覚できていないことが多い
  注意点2 人はビリーフを通じて出来事を解釈するので、ますますそのビリーフを強化する
  注意点3 ビリーフは、無意識の中にインストールされ定着している。
step4 非合理的ビリーフを弱める
  非合理的ビリーフに反論する。
step5 効果的な考え方を身につける
  効果的な考え方を採用して、できたらご褒美などの変化を促進する仕組み作りをする。

<1episode>
いつも周りは競争相手になってしまう女性起業家Bさん
 もともと競争意識が強く「誰にも負けない」という気持ちを原動力に頑張ってきた。いつも人より優れていたいと思うので、同業者の成功が許せなかった。いつしか、同業者仲間が集まる場では、いつも孤独感。「もっと結果を出せば、自分の周りに人が集まってくる」と自分に言い聞かせるが、親しく情報交換し合う同業者たちを見ると、自分だけ場違いな感覚がある。
 Bさんは親しい仕事仲間も欲しいし、何よりも、今の仕事を楽しくやりたいと思っている。

 非合理的ビリーフ
 人生は結果が全て、勝たねばならない、尊敬させねばならない、自分が成功するためには、同業者が成功してはならない。

 非合理的ビリーフへの反論
「すごい人」だからよってきた人は「すごくない部分」を知ると離れた、「すごくない」部分もあるし、「勝てない」時もある、「勝つ」ことに依存するとしんどい、人生の楽しみを、「勝つこと」にしてしまったら、とても不安定でイライラした人生になる。

 効果的な考え方
 私の中には、「すごくない私」もいる。それでいい。そんな私も含めて、そのままの私で付き合える友達をつくって行こう。
 そして、人生は勝てない時だってある。それでいい。そんなときにこそ励まし合える友達をつくろう。そのためには、周りの人を競争相手と考えるのではなく、サポートし合う仲間と考えよう。
 競走で勝つことより、与えること役立つことを優先しよう。その方が、結果的に豊かな人生になるし、本当に望む人生に近づく。

<1action>
 この本は、ワーク方式になっていて、例が多く、わかりやすいです。一度じっくりやってみたいと思わせてくれる本です。心のブロックは、無意識に潜むビリーフに関係しています。自覚しづらいし、気をつけていても無意識に強化していたことに気づきました。

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