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大好きなセコム

遠くを見て何を考えていたんだろ
看板犬としてお客様にサービス中

セコムです。
薫ねぇと呼ばさせてもらっていた沖縄の友人のカフェの看板犬でした。

初対面の時に薫ねぇが「仲良しだね。何だか兄弟みたいさぁ」って言われたのが嬉しかった。薫ねぇが不思議なくらい懐いてくれたのは、看板犬の営業活動だけではなさそうでした。

パグ犬の特有の表情もあるけど、いつも何か考えている雰囲気でした。
薫ねぇと初めて出会った頃はお店にはまだセコムだけでしたが、その後、パグ犬がもう1匹増えて、甘えん坊のその子が薫ねぇを独占していましたので、セコムはいつも黙って我慢しているようでした。

今ごろ、一緒にお散歩しているだろうな

その後、彼女の旅立ちとともに、お店もなくなり、しばらくして、看板犬のセコムも主人を追って旅立ってしまいました。

あまりの悲しさと寂しさに、しばらく沖縄の地を踏むことができませんでしたが、先日、やっと彼女のいない沖縄に出向き、その店のあった場所で手を合わせることができました。
都市開発が進み、周りの風景が変わってしまう中、お店は、僕を待ってくれていたように、ポツンとそのまま残っており、当時の様々な出来事を思い出し、本当に沖縄に来て良かったと青い空を眺めながら、改めてそう思いました。

ただ、どうしても彼女のことを書きたくなって、投稿テーマとは少し遠いけど「ぶくぶく茶の思いで」を、とあるところに投稿しました。
この投稿をきっかけにまた沖縄にも行けるようになり、こうして、NOTEでもの書きをすることができるようになりました。

今でも見守ってくれています

毎年のように沖縄の薫ねぇを訪ね、セコムと過ごした時間は今でも僕の宝物です。

セコムは大人でした。
僕らが兄弟なら、セコムが兄さんでしょう。
セコムにぃにぃ、今でも、あの頃のこと、よく話しているよ。いつかそっちに行くから、その時はまた遊ぼうぜ。

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