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「世の中は得体の知れない魔物だ」という透明な信念

昨日の気づきから一晩開けて今朝、「世の中は得体の知れない魔物だ」という透明な信念がよりハッキリと見えてきた。

この信念は、振り返れば馴染み深いものだった。

中学校を目前にした小学校6年生の時、帰宅途中の下り坂を歩きながら、灰色の曇り空を見上げながらぼんやりと思ったのを思い出した。

「世の中は得体の知れない魔物だ」という信念があるからこそ、不安と恐怖に怯え、震える私の中の小さな私がいた。

昨日のワークで見えてきた子犬は、その透明な信念を持っているが故に不安と恐怖に怯える私の中の小さな私のシンボルだったのだ。

そして、得体の知れない魔物(世の中)から自分の身を守り、生き延びるためにはどうするか、という生き残り戦略を考えるようになる。

そして、魔物から自分の身を守って生き残りたい!魔物に怯える恐怖と不安から解放されて安心したい!という生存欲求と安心欲求が生まれ、選択と行動の動機になった。

心地よい、惹かれる、しっくりくる、楽しい、腑に落ちる、ワクワクする、喜び、といった私の本質、魂の道からすっかり外れ、生存欲求と安心欲求から勉強し、進学し、就職した。

その結果、外の形(学歴、世間体)は整ったけれど、私の中は不安と恐怖と空虚感が拭えなかった。

何かがおかしい。

何かがおかしいけれど、その何かがわからない。

その苦しみは、その形を整えれば整えるほど、募っていき、葛藤へと変わっていった。

「退職したいけど退職できない」という葛藤もその表れの一つで、「世の中は得体の知れない魔物だ」という透明な信念が創り出したものだったということが、明らかに見えてきた。

私はその苦しみを感じないようにするために、そして、恐怖と不安から逃れて安心するために、空虚感を満たすために、過食した。

でも、32歳で禅に出会い、本当の私について学ぶようになる。

そこからインテグレイテッド心理学を学び、並木良和先生の統合(LDLA:レムリアン・ダイアモンド・ライト・アクティベーション)というツールに出会い、そのご縁からアバターに出会った。

そして、本当の私は不安や恐怖よりも大きい存在であり、それを形にして手放せることを学んだ。

さらに、ここが一番面白いと思うところは、私は恐怖と不安に怯えて震える体験したくてこの地球に降りてきた好奇心旺盛な魂であるということ。

そして、不安と恐怖の元となる信念「世の中は得体の知れない魔物だ」を好んで創り出したのも自分であること。

そして、その信念は一瞬で自由に創ったり消したりすることができるそれほどまでに自由で大きな存在が本当の私であり、創造主であり、源であるということ。

いかなる創造(不安、恐怖)も完全に経験し尽くす(感じ切る)ことで完了でき、それができるまでは同じ創造を繰り返すこと。

この視点に立った今だからこそ、8年前に出会った私の中の不安と恐怖に怯える小さな私(子犬というシンボル)を扱うことができたのだ。

今日から始まるアバターインテグレイテッドコース2日目の朝、ホテルのカーテンを開けて見えた空は青かった。

今日はどんな新たな発見があるのだろう。

私の中を探検する楽しみを贅沢に味わいたい。

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