結婚願望マックスからのプロポーズ保留、のち、別れ
2020年5月にYouTubeで並木良和先生の動画を通して統合に出会い、
私たちの本質は「こひしたふわよ」という体感(周波数)であることを知った。
こ・・・心地よい
ひ・・・惹かれる
し・・・しっくりくる
た・・・楽しい
ふ・・・腑に落ちる
わ・・・ワクワクする
よ・・・喜び
それと同時に、当時付き合っていた相手と会えなくなった自分がいた。
それまで結婚したくてたまらなかった私は、
結婚するために自分ができるあらゆることをやった。
当時42歳、女性として妊娠する最後のタイミングが迫っていたこともあり、
「女性として生まれた以上、死ぬ時に後悔したくない」という思いから、
鬼気迫る思いで婚活を最優先にしていた。
理想の結婚相手を思い描いて100のリストを作ったり、
新月と満月に願いを叶えるためのアファメーションを行ったり、
理想の結婚を具現化するためには自分が変わるしかないと、
個人セッションやカウンセリングを受けた。
ファッションもメイクも変えた。
まさに結婚のために生まれ変わって人格をそのものを変える勢いだった。
ところが、いざ、理想の結婚条件をほぼ満たす相手と出会って半年後、
クリスマスには高級レストランでバラの花束と共にプロポーズをされたのに、
ちっとも嬉しくない自分がいた。
それどころか、「ちょっと待って」と保留にしていたのだ。
あんなに憧れていた結婚だったのに、なぜYESと即答できないのかわからず、困惑する日々が続いていたが、統合を知った途端、答えは明らかになった。
それは、彼との結婚が「こひしたふわよ」に一致していないと気付いたからだ。
こ・・・心地よい
ひ・・・惹かれる
し・・・しっくりくる
た・・・楽しい
ふ・・・腑に落ちる
わ・・・ワクワクする
よ・・・喜び
頭で思い描いた理想の条件をほぼ満たした結婚相手ではあったが、私は彼といると常に緊張していた。
彼に隙を見せてはいけないと思っていたし、
常に自分を良く見せようとしていたし、
彼と別れて家に着き、ハイヒールを脱ぐと、
ホッとするのと同時にドッと疲れが出ていた。
彼と会う時も素敵なレストランで美味しい食事をするのが楽しみで会っていたが、
彼自身と会うことを楽しみにしていたわけではなかった。
彼との関係性を「こひしたふわよ」に照らし合わせた時、そのどれをも満たしていないことに愕然とした。
そして、私が結婚したかったのは、
彼との結婚生活を共にしたかったのではなく、
「周りのみんなが結婚しているから、私もいい加減しないと恥ずかしい」という外向きの理由からであり、
「結婚しないと老後が不安」という不安からであり、
「彼と結婚すれば経済的に悠々自適で理想の生活ができる」という打算と計算からだった。
つまり、本当は結婚を望んでいるわけではなく、
ましてや彼という人間と結婚したいとは思っていない自分に気付いてしまったのだった。
その気づきを得るや否や、彼に連絡をした。
「ごめんなさい。もう会えません。」
突然の連絡に彼はすぐに頷くわけでもなく、
理由を聞きたがるのは当然だと思えた。
その後も何度かお茶をしたり食事をして、
私の本心をなるべく彼の心を傷つけない形で説明することを繰り返した。
ようやく縁が切れたのは2年後の夏頃だっただろうか。
彼に素敵な出会いができたとの連絡があり、
私はこれまでの感謝と共に祝福を贈った。
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