あぶくま洞ヒルクライム・小野こまちロードレース
2024.7.27/28に開催されたtdふくしまシリーズに参加。
2日間であぶくま洞ヒルクライムと小野こまちロードレースが開催される。目標は各レース(カテゴリ・年代別)で表彰台に登ること。
あぶくま洞ヒルクライム 年代別3位
2ステージ制(各5km・500mupくらい)で、各ステージの合計タイムにより総合順位が決まる。
6月のニセコクラシックからL5以上の高強度を入れておらず、20分弱の2コースでどれだけワットをかけられるのか、自分でもよく分かっていない。
1stステージ 17:35 ave285W(4.45倍)3位
1stステージは序盤に平坦があるので、その間は先頭集団に残る必要がある。参加する30代のクラスは、台湾プロも参加しているアスリートクラスと同時スタート。間に20台のクラスが挟まっているので、掻き分けて先頭集団に追いつく。平坦から登りの序盤にかけては、集団後方にしがみつく。ログを見返すと、5分334W(5.2倍)で1Wだけ過去の自己記録を塗り替えていたらしい。
10分経過前くらいだろうか、勾配がきつくなった時点でマイペース走法に切り替える。後続(同じ年代)も見えず、2ndステージのことも考えて、無理のなく270Wくらいをキープする。
自分が把握している限りではクラス3位でゴールしたはずだが、自動計測のリザルトでは8位となっており、タイムも3分程度の乖離がある。見送った先頭集団で見逃したのかと思ったが、タイムもおかしい。2ndステージ終了後に、全体で計測タグの入れ違いがあったことを知るが、この時は期待外れの結果にショックを受ける。翌日の小野こまちロードレースに参加する方でも、あぶくま洞ヒルクライムには出ないという人も多いので、表彰(3位まで)圏外なら2ndステージを流そうかとも思った。
2ndステージ 17:47 ave293W(4.57倍) 3位
練習目的で参加したレースであり、気を取り直して2ndステージに挑む。上位をマークしようと、1stステージの上位リザルトを確認して、該当ゼッケンの選手を探すがどこにもいない。反対に、記録なしとされたゼッケンの選手もいる。夏の幻でも見ているのだろうか。
スタート直後にゲリラ豪雨に見舞われる。まともに前が見えず、道に川ができていた。まさに鮭の俎上である。1stステージの結果もあてにならず、誰をマークしたらよいのか分からないので、自分との闘いになる。
ログを見ると、2ndステージの方がパワーが出ている。雨による冷却効果があるのかもしれないが、短時間のレースでは自分が思っていた以上にアップで負荷をかけた方がよいのかもしれない。
再度リザルトを見ると、2ndステージは手元のタイムと一致している。2ndが一致しているのであれば、1stも合っているのはないかと余計に混乱する。表彰式に参加すると、年代別は表彰できないとのこと。表彰されたクラスもあるが、一部選手申告により結果が違うことが判明するなど。地元の方のおもてなしが素晴らしかっただけに、肝心なところが締まっておらず、残念である。
その後、運営の方の尽力により再確認された結果、年代別3位であることが判明。表彰台に上がれたことを知って、より残念な気持ちになった。
小野こまちロードレース
数kmパレードした後、5周回計55kmくらいの起伏の多いレース。
Cクラス(中級)での参加。「Cクラス・PWR3.0~3.9・E3相当」という設定だが、PWR3.0~3.9ではE3でも戦えないと思うし(実業団で走ったことないから知らんけど)、ロードレースの実力はPWRだけで測れないということを踏まえてなお、PWR4未満ではCクラスの先頭集団にも残れないと思う。
前日夜にはセラガンでのマッサージや入浴で回復を試みたが、レース前に流してみるとあまり脚が残っていなさそう。
パレード区間が想像以上にパレードだった。先導車の上がリオのカーニバル状態で、走行速度が10kmも出ていない。ロードレースは地域住民の方の生活を大きく制限するので、その方にも楽しんでいただけるのであれば、参加者としても安心できる。
町中を抜けて周回コースに入り、A・Bクラスを抜いて先にリアルスタートとなる。Aクラスと5分差らしいが、台湾プロや有力選手がいるAクラスと5分差で大丈夫なのか不安である。
1~3周回は登りで集団を削りながらも、特に目立った展開はない。マスタークラスとの並走で計70人くらいいたと思うが、一部道が狭いのでヒヤッとする場面もあった。
4週回目。
スタート地点の500mほどの登り。350Wくらいで踏んでいると意図せず先頭から抜けたので、せっかくなので逃げてみる。一人だしそのまま最後まで行くつもりはないが、コースレイアウトから集団ではインターバルがかかる箇所が多かったので、一人でペースで走った方が楽かなと。
しばらく単独で走った後、半周ほどで吸収される。その直後、Aクラスが通り過ぎるからためイエローフラッグが振られる。その間の巡行速度があまりに遅く、この間に集団に戻ってきた人もいるのではないか。昨日のこともあり、なにかモヤモヤした感じが残る。
5周回目(最終ラップ)。
途中の登りで、先頭何名かがペースを上げる。30名ほど集団にいたのではないかと思うが、このペースアップで数名が脱落。途中の逃げと、このペースアップで思った以上に脚を使ったのだろうか。
最後は平坦から500mの登りに繋がるが、その平坦に入った瞬間に両脚がつった。ここ最近、つり癖のようなものがついている気がする。数秒ペダリングができなかったが、集団のペースが緩かったので追いつくことができた。自分が言えた立場(実力)ではないが、クラス別でなければニセコのときと同じようにここで終わっていただろう。
最後の登りに入るが、当然スプリントはできず、17位くらいでなだれ込む。
パレード(リオのカーニバル)区間があるが、Garminの自動ラップで切れるだろうと思っていたら、切れていない。心肺の限界ではない(つもり)だが、脚の限界がだいぶ先にきてしまう。ベース期にストレングストレーニングを増やすなど、改善しなくてはいけない。
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