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ツール・ド・おきなわ2022 市民オープン100km(16th)
はじめに
3年ぶりの開催となった「ツール・ド・おきなわ2022」です。
市民レーサーの甲子園といえば210kmですが、私の力や初参加であることも踏まえて、「市民オープン100km」にエントリーしました。
ツール・ド・おきなわ2022 市民オープン100km
結果:16位
「学校坂の登り」まで先頭集団でこなした後、両足の攣りと格闘しながら、何とかゴールまで辿り付けたという感じです。来年の参加を検討される方にも向けて、状況を交えながらパワーデータを振り返ります。
レースデータ(レポート)
市民100kmのコースは、「距離約102km・獲得標高1800m」。
※従来のコースから一部変更(羽地)があります。
2022年の結果(オープン)でいうと、優勝された方で「平均時速36.24km」、最後に完走された方で「平均時速24.04km」です。
![](https://assets.st-note.com/img/1668732838158-s2ejBbHej8.png?width=1200)
コース上はほぼアップダウンなので(100kmは開始直後から登り)、平均時速にあまり意味はなく、ポイントとなるの登りでのペースを見ていきます。
① 奥(4.05km、186m)
② 普久川(7.26km、325m)
③ 学校坂(7.26km、230m)
④ 慶佐次・又吉・有銘 etc.
⑤ 羽地(4.29km、210m)
① 奥(4.05km、186m)
スタート直後から奥の登りです。
ave275W(PWR 4.23)※体重65kgで算出(以降も同じ)
![](https://assets.st-note.com/img/1668734230153-9R0QCpqwix.png)
スタート直後なので、ポジションを上げるためにMAX475Wまで踏んでます。とはいえ、4.23倍(L4程度)なので先頭集団でこなします。海岸線まで下ったときに、既に50人以下(感覚的に30人程度)。シード権(リザルト1枚目)を狙う方であれば、先頭集団にしがみついた方がよいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1668735437969-G1CRgPbemD.png)
海岸線沿いから普久川の上りまでは、下り基調の平坦なので小休止(ave144W)。ここで楽をするためにも、奥の登りは頑張る方がよいのです。
②普久川(7.26km、325m)
海岸線を下った後、与那からの普久川の登りです。
ave291(PWR 4.48)
![](https://assets.st-note.com/img/1668735624670-zt6Iom340i.png)
PWR4.48というと限界ではないのですが、ペースの上下(L4~L5)があっての平均値なので、見た目のPWRよりはきついです。登り初めでスコールのような雨がありましたが、そのおかげか体の火照りもなく、先頭集団でクリアします。登り終わりで、先頭集団15名ほど。
![](https://assets.st-note.com/img/1668736151432-n1TDVvp7hF.png)
今思うと、その後の普久川下りが、私にとっての勝負の分かれ目でした。降雨の直後という怖さ、黒or赤の道路どちらが滑りにくいのか、このカーブのRはどれほどか、など考えているうちに先頭集団から遅れました。練習不足といえば簡単ですが、どのように改善するのか具体的に考えていかなければいけません。
③ 学校坂(7.26km、230m)
先頭集団から遅れた後、学校坂で先頭集団に復帰します。
309W(PWR 4.75)※前半の急勾配の部分のみ
![](https://assets.st-note.com/img/1668736622324-bVmP9qs3Ct.png)
先頭集団に復帰するために、登り初め数分は330W程度で踏みました。ここで力を使ったことで、後の脚攣りに大きな影響が及んだのではないかと思っています。(つまり、普久川下りの遅れが問題だったと。)先頭集団のペースは、普久川登りよりもわずかに緩い(又は同程度)といった感じでしょうか。
前半の急勾配の後はだらだら登り続けるのですが、左脚の太腿あたりに攣り気配を感じたので、先頭集団から離脱してします。
④ 慶佐次・又吉・有銘 etc.
学校坂が終わると、慶佐次・又吉・有銘といった長くないアップダウです。
慶佐次:ave226W(PWR 3.47)
又吉:ave250W(PWR 3.84)
有銘:ave258W(PWR 3.96)
![](https://assets.st-note.com/img/1668737373828-mzb2Ss4aZV.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1668737452142-nWavrcgstt.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1668737502860-Tq21QGJye0.png)
いずれの登りもPWR4未満ですが、途中の平坦・下り区間を抜けば、PWR4~4.5くらいで登っていたイメージです。先頭集団から離れたのち、210kmの方を含めた10名程度の集団でローテしています。
アップダウン区間を終えた後、海沿い~羽地入口までの平坦に出ますが、左脚太腿が完全に攣った後、かばっていた右脚太腿まで攣りました。羽地の入口前で上記集団からもちぎれるどころか、ほぼ停止状態となって(ペダリングできず)、数秒が立つ間に100kmの参加者5名以上に抜かれます。
⑤ 羽地(4.29km、210m)
両脚攣った状態での地獄の羽地です。
※コース変更後の通称が不明のため、ひとまず「羽地」としています。
ave222W(PWR 3.41)
![](https://assets.st-note.com/img/1668738022894-G2qbc0ReRy.png)
正直なところリタイアも考えましたが、何とか登り切ればゴールまでほぼ下りであり、50位以内もほぼ確実だったので、気合で乗り切ました。むしろ、よく200W以上でていたなという感じです。そのまま単独ゴールです。
(羽地入口を通過した映像が残っていましたが、きょろきょろしてリタイアするか考えている場面で、情けない限りです。)
おわりに
結果:16位
![](https://assets.st-note.com/img/1668738467096-TTNdQskbPn.jpg?width=1200)
まだまだ上手くやれたかなという悔しさもありますが、これが実力なので満足しています。来年は140km以上に挑戦するか悩みどころではありますが、改善すべきところを改善して、少なくとも今年以上の結果を求めていきたいと思っています。
「あ~、苦し楽しかった!」