Mt.富士ヒルクライム(2023年)でのゴールドリング獲得に向けて何ができるか?
はじめに
富士ヒルの開催日は2023年6月4日に決定しました。
表彰制度の変更(1歳刻みの年齢別)やブロンズペースメーカーの設置など、早くもSNS等で話題となっていますが、私が目標とするところは65分切り(ゴールドリング獲得)の1点のみです。
本稿では、頭の整理を兼ねて、65分切りに向けてすべきことを整理していたいと思います。
昨年(2022年)の振返り
2022年の記録は、68:22(ave277W、64~64.5kg)です。
目標としていた65分切りは達成できませんでした。
2022年の富士ヒルは失敗だったのか?
月2000km(2~5月)の練習を重ねて、富士ヒル本番でのPWRが約4.3倍です。年初は月2000km乗ればゴールド獲得できるだろうと思っており、レース直後は結果が伴わなかったことに相当落ち込みましたが、数カ月の努力による成長には限界があり(年間で通してみると確かに成長してる、後掲記事参照)、この段階における結果として、私として上出来だったとポジティブに考えています。
富士ヒル本番までに達成しておくべきこと
富士ヒル本番までに達成しておく必要がある時期別の基準としては、以下のような感じになるのではないかと考えています。
ちなみに、パワー目標として320W(20分)、富士ヒル本番4.5倍以上を掲げていますが、フォーム(エアロ)や効率といった要素が欠けても意味がないため(zwiftは別ですが)、タイムを基準とした目標としています。
(冬籠り:~3月)alpe du zwift45分切り
”富士ヒルのタイム=alpe du zwiftのタイム×1.51”というのが通説のようなので、43分切りが富士ヒルゴールド基準となります。ただ、watopiaに籠る冬の期間としては、45分切りでよいのではないかと思います。
2022年の記録は47:19でした。
(実走開始期:3月~)ヤビツ峠(旧デイリー)30分切り
厳冬期(冬のZwift籠り)が終わり、3~4月になるとヤビツ峠TTを開始します。ゴールドへの挑戦権として、最低でも30分切は必要だと思われます。2022年の記録は31:40でした。
(試走開始期:5月~)富士スバルライン(料金所から)68分切
富士スバルラインの全線開通が始まると、可能な限り試走に向かいます。テーパリングや集団走による効果を踏まえると、達成しておくべき基準としてはこのあたりかと思います。
2022年の記録は70:16でした。
目標達成のためのトレーニング
愚直に量と質を向上させるほかありません。
量について
2023年は週20時間という目標とします。
2022年は月2000kmを目標としていましたが、練習量を図る指標として適切でないのではないかという疑問がありました。(平坦 or 山岳、単独走 or 集団走、実走 or Zwiftなどの違いによる影響が大きい。)一方で、時間目標の場合は、距離目標の場合と異なり、Zwiftより実走の方が達成が楽になりますが、私のライフスタイル(”平日Zwift・休日実走”)からして、時間目標の方がよいと考えています。
質について
論文などを参考に、ショートインターバル(SI)やSSTを取り入れます。流行りのポラライズドトレーニング(高強度と低強度を一定割合(頻度)で二極化する方法)の観点からL3やSSTあたりは不要といわれるかもしれませんが、(VO2maxなどの身体能力が向上するとしても、)SIだけで長時間のヒルクライムで結果(タイム)が出せるようになるとは思えないという自分の感覚は信じようと思います。
週間トレーニングメニュー
以上を踏まえて、おおまかな週間トレーニングメニューを考えると以下のようになります。昨年の12月中旬から取り組んでいますが、在宅ワークやフレックスといった現代の仕事技術?を取り入れなければ、達成は難しいですね…
月曜日(2h) :L2下限/zwift
(イベント、ペースパートナー走など)
火曜日(2.5~3h) :高強度(L5~)/zwift
(rattlesnake、SI(30s・res15s×13)、レースなど)
水曜日(2h) :L2~L3/zwift
(イベント、ペースパートナー走など)
木曜日(2.5~3h) :SST(L4~)/zwift
(zwift komTT、SSTmid、Carsonなど)
金曜日(1.5h) :L2下限/zwift
(イベント、ペースパートナー走など)
土曜日(3~5h) :レース想定/実走 or zwift
日曜日(3~5h) : L2~L3/実走 or zwift
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