シーズン5と数の巡り
私の大好きなThis is usのシーズン5がAmazonで配信されている。
週末これにどっぷり浸かりつつ、友人に現代数秘をみてもらった。
この1年半の息子と向き合ってきた時間色々と考えたことを、ドラマと数秘を通じて改めてトレースしたり振り返ってみたので、残しておきたい。
※This is usシーズン5ここから先ネタバレあり注意
※数秘(数秘術=統計学).いくつかの流派の中で私がみてもらったのは、「現代数秘術」
This is usは、36歳の三つ子の人生を中心にその家族を含めて色々な角度から前後しながら描くヒューマンドラマです。ちなみにさわり程度にThis is usについておすすめしているStand.fmの収録はこちら。
最新のシーズン5はコロナ禍やBLM運動を絡めて、現在の世相がとてもよく描かれてる。
どのキャラクターも愛すべき弱さや強さがあって、自分や家族や友達を想像しながらどこかしら重なりを見たり、その時々の自分の状態によって受け取れるメッセージがあるドラマで私のヒューマンドラマ部門のイチオシである。(2推しは、”グッド・ドクター(名医の条件)”)
余談:私の大好きなキャラクターは、
・ジャック:三つ子のパパ
・ウィリアム:三つ子の1人ランダルの父
・トビー:三つ子の1人ケイトの夫
(シーズン5を見終わった直後では、三つ子の叔父ニックにもキュンとしている)
葛藤
三つ子の母、レベッカは、なんとなく私の母を想像させる。
レベッカは美しく、才能に溢れていて、本人にももちろん葛藤はあるもののの、私は娘の視点でケイトの葛藤にとても共感した。
シーズン5では、天職に出会ったケイトを涙ぐみながらレベッカを抱きしめるシーンがある。
今年のお正月に、実家に帰った時に、私がメディアに出ていた過去分の録画をROMに焼いて父が持たせてくれたことが思い出された。
ケイトは、天職を得て働いてる姿を母に見せられたことでの安堵もあったと思うけど、レベッカはどの時代のケイトも愛していたし既にずっと誇りに思っていた。
別のシーンで、「お母さんはどうやっていたの?」とケイトがレベッカにいう問いかけた時、直近のケイトが乗り越えてきたことや力強い選択を引用しながら、「不安に思うことがあったら、今までのあなたが成したことを思い出して」と励ましている。
距離感
本当の意味で信頼して見守るとは、どういう距離感なのか?
この距離感という世にも曖昧な尺度にこの1年半葛藤してきた。
これまで、勉強も習い事も生活習慣も口うるさく言ったことはなく、やりたいもやめたいも本人に任せてきた。
この1年半は、学校に行けないことや受験を控える時期ということもあってはじめて踏み込んで、積極的なサジェスト(志望校調べや、朝型生活のための漢方やら鍼灸整体、勉強も塾が向かないらしく家庭教師調べなど)をしたり、夏休みの宿題を手伝ったりと、嫌がられない範囲でのサポートも試みた。嫌がられない程度、適度なサジェストだったかどうかは、私の感覚なので、本人がどう感じているかは分からない。本当に距離感は難しい。
結果、この1年半が良かったかどうかは、大分先にならないと分からないかもしれないし、結局のところ良かったと思えるように本人が歩いていくしかない。
小さい頃に、
自分で自分で着替えたり、靴を履いたりをチャレンジするようになるとき、
料理を手伝って見たり、洗濯ものを遊びながら手伝ったり、するとき、
しかもそれぞれの最初の瞬間だけじゃなく、
毎日の中で、待つ、できると信じて見守ること、
これの上位互換で難しい版の距離感と見守りシーズンのように思う。
子育てステージのボスキャラは、いつだって未熟な私の前にグレードアップして立ちはだかる。
明るく向かう心持ち
This is usのシーズン5の一話だけ登場する、コロナに罹った妻を駐車場で待つ夫が、夫婦でラッキーアイテムにしている豚の置物の人形たちを車のダッシュボードに総動員して妻の呼吸器が外れる瞬間を待っている私の大好きなシーンがある。
ここだけじゃなくThis is usには、シーズン1から何度もオマージュされる、「人生が差し出す酸っぱいレモンをレモネードに変える瞬間」とそれにユーモアたっぷりに気づかせてくれる周辺の人たちが登場する。
なかなかこう見えて?自己開示が下手な私もこの1年半の中で、家族以外にも、むしろ家族以外の人だからこそ、昔の同僚、先輩、現在の同僚、Standfmを通じて知り合ったみんなに直接的にも間接的にも、たくさんレモネードに変える見方のヒントや、ユーモアや共感で支えてもらった時間がある。
話かけたい人を思い出せること、
何気ない会話を振り返るとたくさんのビタミンが見つかること、
本当に幸せなことだ。
息子にも、これまでもこれからもそんな人や瞬間がたくさんあること、感じられることを願っている。
ちょっと本筋からズレるけど、シーズン5のエピソード8で、
実在の人物研究者ナシルが、家族との時間を押してでも没頭している仕事が「離散コサイン変換の開発」
彼はこの圧縮技術で、画像や動画を通じてコミュニケーションできる世界を夢見ていた。
この技術は、実際今も動画共有技術に使われている。
This is usでは、このエピソードで家族との画像通話シーンが多く描いていて、この技術開発の過去を伏線を回収している。
こんな時期なので、フィジカルに会えない人は、多いと思う。
技術が狙っていた通り使うも、期せずして、良く使うも、自分たち次第だけど、昔はできなくて、今はありがたい技術のおかげで、救われることがある。
どんな人と出会って、どんな時間を過ごすかの可能性は無限。
新シーズン
シーズン1:主にフィジカルに大変だった時
シーズン2:可愛くてちょっと頼りない幼児期と仕事のバランスに葛藤
シーズン3:長く続けた空手で帯に。1/2成人式。この頃から手を繋いであげるよりも肩越しの彼という存在に。
シーズン4:会話も減って、危うく見えて、でもハッとするほど大人びた意見を持ってる 15の夜。
シーズン5:の夜明け←イマココ
今夜スッキリとした気持ちでいるけど、
また掘り返してはモヤモヤしたり、想像しては悩んだり不安に思うことも、きっとまたある。
孔子さん、「四十にして惑(まど)はず」って言うけど、
現代人生100年とも120年時代と言われて、生き方も多様化してるんです。
不惑の境地は遠いです。(遠い目)
自分の中で発酵し続けたもやもやを、
優しく数秘の対話の中で聞いてくれたりこりこに感謝。
note中にセッションで聞いながらメモした数字の意味を付記しているけど、もちろん、その時の状況とその時の対話の中で読み解きも自分の感じ方も、全然違う。
自分で自分に向き合っていることが行き詰まったらこうして力を借りて向き合い方に気づかせてもらえる時間はとても尊い。
もしもどこがで、このNOTEが誰かの小さなビタミンになれば、嬉しい。
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