看護実習で役立つ!成功する『毎日の目標』の具体例10選
こんにちは!
看護実習記録書き方サポーター、めめこです!
看護実習中、毎日の目標設定に頭を悩ませていませんか?「具体的に何を書けばいいかわからない」「目標が漠然としすぎている」と感じる方も多いはず。そこで今回は、実習中にすぐ使える目標例を10個ご紹介します。テンプレートとしても使えるので、ぜひ活用してください!
目標設定で押さえるポイント
患者を主語にする
例:「患者が安心してケアを受けることができる」「患者の〇〇が改善する」など。具体的かつ達成可能な内容にする
自分がその日に実践できる範囲で考えましょう。目標と行動を結びつける
行動の結果が患者にどう影響するのかを意識します。
成功する『毎日の目標』の具体例10選
1. 術後の患者のケア
目標例:
痛みをスケールで表現でき、適切な援助を受け、術後の痛みを軽減できる。
→ 痛み評価の方法を具体的に書くことで、行動が明確になります。
2. 高齢患者の栄養ケア
目標例:
必要に応じて介助を受け、患者が適切な栄養を摂取できる。
→ 観察や介助などの行動が書かれているため、記録しやすい目標です。
3. 認知症患者の安心感を高める
目標例:
表情観察を通して、1日1回、生活歴を踏まえた会話を行い、安心感を持って過ごすことが出来る。
→ 「安心感」「表情観察」といったキーワードが目標の評価に役立ちます。
4. 呼吸器疾患の患者のサポート
目標例:
呼吸状態を観察と酸素療法の補助を受け、呼吸困難を軽減できる。
→ 呼吸の観察や補助が具体的で、行動しやすい目標です。
5. 心理的なサポートが必要な患者
目標例:
1日1回以上の傾聴を受けることを通して、気持ちを表現しやすい環境で心理面について発言できる。
→ 傾聴回数を明確にすることで、振り返りがしやすくなります。
6. 転倒リスクがある患者の安全管理
目標例:
1日1回、転倒予防を含めた環境整備を受け、転倒せずに安全に過ごせる。→ 具体的な行動(環境整備)が目標達成の基準になります。
7. 血糖値の管理が必要な患者
目標例:
患者が血糖値を安定させられるよう、食事摂取状況の観察や、必要に応じて指導を受けることにより、血糖値が安定する。
→ 血糖管理に関連する行動が目標に含まれています。
8. 排泄ケアが必要な患者
目標例:
患者がスムーズに排泄できるように、排泄状況の記録や適切なタイミングで声掛けを受け、スムーズに排泄できる。
→ 声掛けのタイミングや記録を具体的に設定。
9. 精神科実習の患者支援
目標例:
1日1回、リラクゼーション活動の提案を受け、活動に参加でき、患者が安心感を持てる。
→ リラクゼーションという具体的な介入内容がポイント。
10. 入院中の患者の生活援助
目標例:
毎朝、清潔ケアの補助を通し、患者が日常生活を快適に過ごせる。
→ ケアの実施頻度と記録を目標に含めることで、実行しやすくなります。
簡単に使えるテンプレート
目標設定が苦手な方のために、汎用的なテンプレートもご用意しました!
テンプレート1:患者のケアを中心にした目標
(状況や反応)の記録の活用や、(観察・介助・指導など)を受け、患者が〇〇できる。
テンプレート2:患者の安心感を高める目標
患者が安心して〇〇できるように、1日〇回、(コミュニケーション・環境整備など)を受けることができる。
テンプレート3:疾患管理に特化した目標
(評価・報告・指導など)を受け、患者が〇〇を軽減できる。
まとめ
毎日の目標設定は、「患者がどうなるか」を中心に具体的な行動を組み合わせることで、明確になります。今回紹介した10個の目標例やテンプレートを参考に、自分の実習に合った目標を立ててみてください!
目標設定がスムーズになると、実習記録も楽になりますよ。焦らず一歩ずつ進めていきましょう!