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評価アップ!振り返りメモを活用した看護実習記録の書き方

こんにちは!
看護実習記録書き方サポーター★めめこです!

看護実習では、日々の実践を振り返り、学びを深めることが重要です。しかし、限られた時間の中で記録を仕上げるのは、看護学生にとって大きな課題です。今回は、短時間で効率よく記録を作成するための“振り返りメモ”のテンプレートと活用方法を解説します。



振り返りメモの重要性とは?

看護実習では、日々のケアや患者とのコミュニケーションから得られる学びが多くあります。この学びを記録するためには、以下のような課題があります。

  • 何を書けばいいかわからない

  • 時間が足りない

  • 内容が浅くなりがち

そこで、振り返りメモを活用することで、効率よく実習記録をまとめることができます。メモはその日学んだことや気づきを簡単に書き留める形式で、詳細な記録を書く際の土台となります。


簡単に始められる振り返りメモのテンプレート

以下のテンプレートを参考に、メモを作成してみましょう。

振り返りメモテンプレート

  1. 本日の目標

    • 今日の実習で意識したことや目標を簡単に書きます。

    • 例:“患者さんとの信頼関係を築くために、声かけを丁寧に行う。”

  2. 実施したケア

    • 実際に行ったケアや観察内容を具体的に記録します。

    • 例:“午前中に清拭を行い、皮膚の発赤部位を観察した。”

  3. 気づきと反省

    • 自分の行動や判断に対する気づき、改善点を記載します。

    • 例:“清拭時に患者さんが寒さを感じている様子に気づけなかった。次回は毛布を準備しておく。”

  4. 学んだこと

    • 今日の実習で得た知識やスキルを書き出します。

    • 例:“褥瘡予防のための体位交換の重要性を学んだ。”

  5. 次回の目標

    • 次回の実習で意識する点を簡単に記載します。

    • 例:“清拭前に患者さんの体調確認を徹底する。”


振り返りメモを実習記録に活かす方法

振り返りメモを活用して、効率よく記録を書くコツを以下に示します。

1. メモをもとに内容を整理する

振り返りメモの内容をベースに、SOAP形式やフォーカスチャーティングの形式に落とし込みます。

例:

  • S(主観的情報): “患者さんが清拭中に寒いと訴えた。”

  • O(客観的情報): “皮膚の発赤部位に軽度の腫れが見られた。”

  • A(アセスメント): “皮膚状態の変化と患者の寒さの訴えから、ケア手順の改善が必要。”

  • P(計画): “次回は事前に室温を確認し、清拭用の毛布を準備する。”

2. 疾患や症状に基づく記録を追加する

患者の疾患や症状に関連する情報をメモに加えることで、内容が具体的になります。

例:

  • 疾患:褥瘡(じょくそう)

  • 関連メモ:

    • “患者さんの仙骨部に発赤が見られた。”

    • “体位交換を3時間ごとに実施。”

これを記録に反映すると、指導者からの評価が上がる可能性が高まります。


効果的な振り返りメモの習慣化

振り返りメモを習慣化するためのコツを紹介します。

1. 実習後すぐに記入する

実習後、記憶が新しいうちにメモを書くことが重要です。5分程度で簡単に書き留めるだけでも効果的です。

2. スマホやノートを活用する

移動中や空き時間にスマホのメモアプリや専用ノートに記入することで、時間を有効活用できます。

3. フォーマットを固定する

毎回同じテンプレートを使用することで、記録作成の負担を減らせます。

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おわりに

振り返りメモを活用することで、看護実習記録の作成が効率化され、指導者からの評価アップも期待できます。今回紹介したテンプレートをもとに、自分なりのメモスタイルを見つけてみてください。忙しい実習期間を乗り越え、充実した学びを得られるよう応援しています!


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