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アセスメント初心者でも安心!瞬速でわかる記録作成の基本


こんにちは!
看護実習記録サポーターのめめこです!

看護実習で必須の「アセスメント」。
でも、初心者にとっては「何をどう書けばいいのか」「何を根拠に考えればいいのか」と悩むポイントが多いですよね。
本記事では、アセスメント初心者でもスムーズに記録を作成できる基本のコツを紹介します!
実習中の忙しい時間でも簡単に活用できる内容なので、ぜひ参考にしてみてください。


1. そもそもアセスメントって何?

アセスメントとは、患者の状態や観察データをもとに、患者の問題やニーズを分析し、判断することです。
実際の記録では、以下のような要素を含みます:

  1. 患者の状態や背景

    • バイタルサイン、症状、訴えなどのデータ

  2. データに基づく問題の特定

    • 例:発熱による感染のリスク、栄養不足など

  3. 問題の原因や背景

    • 例:食事摂取量低下によるエネルギー不足

アセスメントを記録に反映することで、患者に適切なケアを提供する基盤を作れます。


2. 瞬速でわかる記録作成の基本ステップ

初心者がアセスメントをスムーズに書くためには、順序立てて考えることが大切です。以下のステップに沿って進めてみましょう!
ステップ1:患者の状態を観察・収集する
まずは、患者の状況をしっかり把握することからスタート。観察データを整理すると、記録が書きやすくなります。

  • バイタルサイン(体温、血圧、脈拍、呼吸数)

  • 患者の訴え(痛み、食欲低下、疲労感など)

  • 行動や表情(眠そう、食事を残しているなど)

ポイント:主観的データ(患者の訴え)と客観的データ(測定値)を両方含める。
ステップ2:問題を見つける
収集したデータをもとに、患者の抱えている問題を洗い出します。
たとえば、「体温が38.5℃で咳をしている」場合、考えられる問題は以下のようなものです:

  • 発熱による不快感

  • 感染症のリスク

コツ:データをそのまま記録するのではなく、「何が問題か?」を具体的に書くようにしましょう。
ステップ3:根拠を明確にする
問題を特定したら、その問題がなぜ起きているのか、根拠を考えます。
教科書や実習で学んだ知識を活用して、問題の原因を論理的に説明します。

  • 問題:「体温が高く、顔面紅潮が見られる」

  • 根拠:「発熱は体内の炎症や感染症の兆候であるため、早期対応が必要」

根拠を明確に書くことで、記録の説得力がアップします!
ステップ4:解決策やケア計画を書く
最後に、特定した問題を解決するための具体的なケアや目標を記録します。

  • ケア計画:「体温をモニタリングし、解熱剤の使用を検討する」

  • 目標:「患者の体温を36.5~37.0℃に維持する」

患者の状態に合わせて、現実的で具体的なケアを提案しましょう。


3. 実習で役立つ記録のテンプレート

初心者でも簡単にアセスメントを記録できるテンプレートを用意しました!

アセスメント記録用テンプレート

【患者の状態】  
- バイタルサイン:  
- 患者の訴え:  
- 行動・表情:  

【特定した問題】  
- ○○のリスクがある  
- ○○による不快感  

【問題の根拠】  
- ○○のデータや理論に基づき、問題の原因を説明  

【ケア計画】  
- ○○を行い、△△の状態を改善する  

このテンプレートを使えば、何をどう書けばいいのか迷わずに済みます。


4. アセスメント作成のよくある悩みと解決策

悩み1:「根拠が思いつかない」
解決策:教科書や先輩の記録を参考にする。普段からメモをとって知識を蓄積しておく。
悩み2:「問題が多すぎて優先順位がわからない」
解決策:患者の安全に直結する問題(例:呼吸困難、感染症の兆候)を優先的に記録。
悩み3:「何を書いても曖昧になってしまう」
解決策:観察データに基づき、「具体的な根拠」を考える習慣をつける。


5. 瞬速アセスメントのコツを活かして実習を乗り切ろう!

アセスメント初心者でも、ポイントを押さえれば記録作成は決して難しくありません。
今回紹介したステップやテンプレートを活用すれば、スムーズかつ効率的に記録を完成させることができます。
実習中の時間は限られていますが、正しい方法を身につけておけば、余裕を持って対応できます。
自信を持ってアセスメントに取り組み、実習を成功させましょう!


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