高校日本史教師のひとりごと

某自治体で高校の日本史教師をしています(今は某高校の管理職)。日本史の記事はあまり書き…

高校日本史教師のひとりごと

某自治体で高校の日本史教師をしています(今は某高校の管理職)。日本史の記事はあまり書きませんが、仕事、健康、投資など、自分が興味のあることなどをお伝えできればと思います。

最近の記事

週末は流されるままに過ごすのがいい…

平の教員時代は、確かに部活が「重荷」だった。自分が学生時代やってきた教員が同じ部活動を持つことはまれで、ほとんどが「初心者」状態で「指導」なるものをしなければならないだろう。 加えて週末の部活。私の担当した部は、早い段階から「土日どちらかはオフ」としていたし、放課後もそんなに遅くやることは無かった。なので、平日も夜遅く、土日も両方部活という他の部を見て「生徒壊れるよ」と危惧したことが何回もあった(部活するために教員になったという意味不明な人もいるからさらに厄介。「BBK」と

    • 学校の「働き方改革」と自分のスタンス

      NOTEのいいところは、思い立ったらすぐ書くことができるという点では、エックス(旧Twitter)等と変わらないが、私はスマホではなくPCで書くので、何となくシャキッとできる(笑)。とはいえ、別に起承転結を練りに練って書くこともない。こんな私の記事でも「スキ」を押してくれた人がいて、承認欲求じゃないけれどもやっぱり嬉しい(ありがとうございます)。 日本史の教師だけれども日本史の記事を1本も書いていないし、これからも書く予定はない。ただ、思いつくまま書くだけ。  学校の管理

      • 人生の終わり方…「亡くなったらただのカルシウム」

        50歳も半ばぐらいになると、いわゆる「その次」を考えるようになる。 平均寿命(余命)が80歳を超える現在とはいえ、全員が全員80歳90歳まで生きることができるわけではない。 つい先日、最初に勤めた学校(今は別々の学校だが)で一緒だった先生が病気で亡くなった。50歳を過ぎたばかりだった。 ふと、自分は何歳まで生きるのだろうと考えることがある。 「終活」にはまだ早いか。でも「実家じまい」は両親がいなくなったら本格的にしなければらならない。遠くにある本家の「墓じまい」もするつもり

        • 教え子の「結婚式」「同窓会」に一生出ない理由=人生は「一期一会」

          今年の4月に異動があり、行政職員から学校現場、しかも管理職になった(もともと行政職員の段階で管理職待遇だったのだが)。 巷で言われていた通り、確かに学校の管理職は忙しい。「管理」というものにいまいちイメージが湧かなかったが、特に学校施設と先生方に関する業務が予想以上に多い。しかしそれを承知でなっており、行政職員の経験と重なるところも多かったので、今のところは予想よりはスムーズに仕事ができている。学校というところは突発的にいろいろ起こるところだから、仮に今後何か起こっても、でき

        週末は流されるままに過ごすのがいい…

          ストレスチェックを受けて産業医と面談をした話

          前回のパニック症状が起きる約1年前にあたる2022年9月に、職場でストレスチェックを行った。 法令上、従業員50人以上の事業所には、年1回以上のストレスチェックが義務付けられており、当然ながら私の勤務地も該当していたため、WEB上で回答する形で現在の健康状況、人間関係、仕事上のこと、様々な質問に答えていった。 全ての回答が終わり、出させた結果は「高ストレス」。特に上司との関係が原因であるという真に「的確な」診断をいただいた。 高ストレスと判定された職員は、希望すれば産業医

          ストレスチェックを受けて産業医と面談をした話

          パニック症状を起こした話

          それは、本当に突然の出来事だった。 8月末にコロナにり患し、大事を取って1週間休みを取った。 熱はなし、咳もほとんど出ない。頭痛もない。 ただし喉の痛みは尋常ではなかった(その話自体は別にできるほど壮絶であったが)。 幸いにもすぐに「ゾコーバ」を処方してくれたおかげで、のどの痛み以外は短期間で回復した。 9月に職場に復帰して2日目の夜中。突然の大量の汗、心臓バクバク、そして呼吸が(できなくはないが)苦しい状況で目覚めた。このまま死ぬんじゃないかという恐怖が過った。幸いそれは

          パニック症状を起こした話

          ある公立高校の人事異動内示日実況中継

          公立高校の教員も公務員なので、当然だが年に1度人事異動がある。 高校は、小学校・中学校よりも校数が少ないため、1校あたりに勤務年数も多い。「〇年以上は原則異動」と規定している自治体も多いようだが、私の自治体はそういう規定はない(あまり細かく言うと居場所がバレるため差し控えるが)。それでも数年たてば、職員の多くは入れ替わる。私も昨春、長年勤めた学校を去ったが、新しい先生方が次の時代を支えてくれると思っているので、それほど未練はない(でも本当にいい高校だった)。 某掲示板で、「

          ある公立高校の人事異動内示日実況中継

          定年後、そしてその後

          当たり前だといえば当たり前だが、平日にnoteを書いている暇はない。 週末にまとめて書くことになる。 それでも、日々頭の中では、仕事とは関係ないことが、時々頭をよぎる。 それをnoteに書く。 そういう意味では、頭のもやもやを文字にするnoteは便利なものだ。 現在52歳。定年延長により、私の定年は65歳となる。 60歳で役職定年。そこから5年間は平に戻る。 授業は大好きなので、平に戻るのは全然気にしない(だったら、最初から上に行くなと言われそうだが) さらにそこから常勤や

          高校現場で一番割を食うのは「学年主任」

          小学校では、学年主任と担任を兼務するところも割と多いのかも知れないが、高校は(たぶん)学年主任と担任は別が通例だろう。 学校現場が「ブラック」と言われている。これは間違いない。 「給特法」を含めて、こんなに労働と対価のバランスが合わない職業はない。 その中でも、「学年主任」は一番損な役回りだと思う。これは学校内にいる人なら実感していることだろう。教頭も激務だが、管理職という地位と手当があるからまだマシだと思っている(楽ということは絶対にありえないが)一方で、学年主任は1日1

          高校現場で一番割を食うのは「学年主任」

          働くお父さんの小遣い

          男性サラリーマンの小遣い平均が、38,710円だと言う(2021年 新生銀行調べ)。 え〜多いな〜。 率直な感想。 私は本当に月1万円である。結婚してから20年、ほとんど変わらず。 とは言っても、Apple Payに家族会計より引き落とされるクレカを登録しているし、 仮にそれを使っても何も言われることはない。家族がケチという事でもない。 平日の昼食は持参弁当だし、休日もほぼ家で自炊で食べる。 仮に小遣いが月5万になっても、おそらく月1万円の今の生活のままだろう。 私が個人で使

          教師が「お金」を語ってはいけないのか

          最近、自民党が「給特法」の見直しについて議論を始めたそうだ。 「やっと…」という感じがする。 「4%の上乗せを16%にする」「主任などには主任手当を上乗せする」などの内容だそうだが、実現化されるのは果たしていつになるのだろうか。まだまだ先だろう。いや、結局何も変わらないかもしれない。 一昔前は「教師はお金のことを語るな、やりがいを持て」などというふざけた意見が結構見られた。某掲示板などでは「生徒のために尽くせ、教師なのにお金のことを語るな、いやなら辞めろ」などという意見も飛

          教師が「お金」を語ってはいけないのか

          これからのお金について

           私は某県で高校の教員をしている51歳。  妻と娘2人。貯金は1600万円あまり。ほとんどが銀行預金。私自身はへそくりで投資信託をしてみたが、なかなか伸びないのでほぼ投資額で一旦引き上げた。  両親は別に住んでおり、片方になった場合は施設に入ることで同意。両親がいなくなった後は実家を売却する。  60歳で役職定年、そこから65歳まで平教員に戻って働き、2300万円ほどの退職金が入る。こどもは公立高校、国立大学に入れば、それほどお金はかからないであろう。  今いる家は中古で購入

          これからのお金について