【主婦勉!】ラン活日記④〜萬勇鞄、高島屋、池田地球ランドセル〜
※我が家の希望ランドセルの条件話は
こちらから↓↓
9. 萬勇鞄
ここまでくると、
いろいろとわかってきたこともあって、
正直もういいかなという気持ちもあり、
行ったは良いけど流しに近かったかもしれない。
というか、
ここもショールームがあるのは愛知だけ、
あとは福田屋人形店などの他店舗での取扱、
という形で展示されている。
私が行ったのも某商業施設内の
福田屋人形店だったのだが、
実際その施設に行って、
入口にある店舗案内や
フロア案内みたいなのを見ても、
どこにもその人形店の名前が書いてない。
げっ、もしや閉店!?と思って
いろいろ調べるも情報はなし。
施設にインフォメーションセンターはなく、
本部の電話対応も11時から。(この時点で10:30)
しょうがなく萬勇さんに電話するも、
「あるはず…」の対応で詳細がわからず、
結局中をさんざんウロウロ探し回り、
もう縁がなかったということであきらめよう…
とエスカレーターを降りていた時に、
たまたまそのエスカレーター降りた先の
催事広場みたいなところに、
仮店舗的に出ていた福田屋人形店を発見!
仮店舗かい!そりゃ載らんわ!
ここの特徴はランドセルの片サイドに
リコーダーケースがついていることだ。
(シリーズによっては
ついていないものもあるかも)
しかしそもそも
両脇に何もぶらさげてはダメ!!な
うちの(通う予定の)小学校では、
残念ながら使用NG間違いなし。
朝からウロウロして疲れてしまっていたし、
間違いなくここのウリ一つであろう
リコーダーケースが使えないとしたら
たぶんどうなってもここのを選ぶことは
ないなと判断。
お店の方はとても丁寧でしたが、
そこまで深掘ることなく撤収。
ここもオーダーメイドが出来るそうで、
カラーも内装も縫い糸なんかも
結構豊富なカラーバリエから選べる。
◎自動錠前
◎立ち上がり背カン
◎肩ベルトS字カーブ
◎持ち手
【評価】
そんな訳であまり説明を詳しく聞かなかったので
評価のしようがないんだけれど、
リコーダーケース!と思った方はぜひ。
10. 高島屋ランドセルコーナー
やはりここまで来たら、
ランドセル最大手(たぶん)の
フィットちゃん、天使の羽それぞれを
知っておく必要があるのかなと思い始める。
両ブランドとも
ショールームはあるんだけれど、
平日も予約が必要なこともあり、
まとめて展示しているデパートで聞くのが
その場で比べられるし早いかもなどと思い、
朝イチの人がいなそうな時間に突撃。
説明してもらいはしたけれど、
この店員さんはたぶん
天使の羽の方が好きな人だったようで、
そっちの良さを結構熱く語ってくれた。
要は「重いものを抱えて走ったら
こっちの方が良いという子が多い」
みたいな話だったように思うけれど、
あくまで
高島屋のランドセル担当の方の話なので、
当たり前だけど、
メーカーショールームに行った方が
断然情報量は多い。
そうこうしてるうちに、
おばあちゃんおかあさん娘さんという、
「これは今日ガチで買いに来たな」的な
ご家族がみえて、
私のような話を聞きに来ただけの
ひやかしみたいな人より
(そんなつもりはないけど)
実際買ってもらえそうな人の方を
きっと接客したいよね、と
妙な遠慮をしてしまい、そそくさと退散。
フィットちゃんと天使の羽、
気にはなるんだけど
もし購入したとしたら、
その後数年間、CM見るたびに
「私が払ったランドセル代の一部が、
松岡修造のギャラになったり、
TV-CMに溶けていったのか」
などという思いが頭をよぎりそう
とかひん曲がったことを考えると
他で良いか…ってなっちゃうんだよなぁ…
ほんと歪んでるなぁ…
11. 池田地球ランドセル
ランドセルに「地球」とか
そういう大きいことを言われると、
一瞬ちょっと不安になるというか、
「ん?大丈夫?なんか宗教絡んでない…?」
的な思いがよぎるくらいには
性格が歪んでいる私だが、
ここは「地球NASAランドセル」
というシリーズを出していて、
正直宇宙好きの夫婦としては見逃せず
様子見感バリバリで訪店。
土日はもちろん、平日も予約制で、
時間は1時間単位。
恐らく1時間に1組ずつしか
取ってないんじゃないかな。
なので時間の許す限り
たっぷり説明してもらった。
店内奥に見えるNASAのロゴマーク。
すごい存在感だ。
ここの特徴はなんといっても、
”テンパーフォーム”という、
NASAのために開発された、
衝撃吸収素材を採用していること。
これはNASAのスペースシャトルや
飛行機やレーシングカーの座席など、
強い衝撃や振動から身体を守るような場で
使われている素材で、
ここのランドセルでは、
両肩、背裏部分に使われている。
走ったり、友達とぶつかったり、
いろんな場面で
その衝撃を吸収してくれるそうなのだ。
またランドセルは基本的にすべて
人工皮革だ。
クラリーノ(クラレ)、ベルバイオ(FILWEL)、
コードレ(帝人コードレ)の3素材を
それぞれシリーズによって使い分けている。
それぞれの違いはこのサイトが詳しいので、
ご興味ある方はどうぞ。
※「ランドセル1年生.com」というサイトに
飛びます。
NASAだけでなく、
WWFともコラボしたシリーズもある。
(もちろんテンパーフォーム装備)
これには、ペットボトルを再利用して出来た、
「コードレ」が主素材として使われている。
このシリーズの売上の一部は
WWFに寄付されるため
ランドセルを買うことで、
環境保全活動の支援ができるという、
教育的にもかなり優れた仕組み。
って、まぁそれを年長さんがどこまで
理解できるかって話なので、
(大きくなって理解できればという長期的な
目線もありますけど)
このあたりは親のエゴ部分かもですが。
でも松岡修造のギャラに消えるよりかは
何かの役に立つかなとか汗
WWFコラボのデザインは3種で、
絶滅危惧種をかぶせ裏に大きく描いて、
その生息地を前ポケット部に刺繍している。
とにかく地球に優しいというか、
環境を考えた異色のランドセルだと思う。
...デザイン性はともかくとしても。
他にもムーミンとのコラボや、
鞄工房山本とのコラボランドセルなど、
独自のスタイルだけにこだわらない
柔軟な展開。
◎自動錠前
◎立ち上がり背カン
◎安全フック
◎持ち手
【評価】
テンパーフォームという強烈な武器、
容量も大きく、反射板なども怠りなく、
持ち手もついている。
WWFモデルはちょっと重いけれど、
一番軽いモデルは1,040gと相当軽い。
ランドセル内部には、シリーズによって
コンパスだったりNASAマークだったりが
型押しされていて、
真っ黒でも個性とインパクトは十分。
もちろん背裏部分も真っ黒。
しかも公式サイトで買うと
なんとNASAマーク入りのグッズが
8個も入ったお道具箱がもらえる!
つかショールームで買うと
更に5%OFF&レッスンバッグ&上履き入れも
付くというお得感で、
はい、こちらです。
我が家はこれに決めました。
"タフロックNEO"という、
クラリーノの中で
今一番強度のある素材を使った、
「マイティ」というシリーズです。
前ポケット部分にはNASAの文字と
スペースシャトルのイラストが入ったロゴが
エンボス加工?されている。
一度旦那と二人で訪店した後、
候補にあがったいくつかのランドセル屋の
カタログの中にここのも入れて、
息子にいろいろと見せ、
「これなんて、ほら、NASAだよ!
ここロケットマークついてる!」と話した時点で
「これにする!」と即答。
早速2回目の予約を入れて背負わせ、
見事購入~したのであった。
白いラインが入っちゃっているけれど、
これはすべて反射板なのでしょうがないと、
息子も理解してくれてクリア。
ゆるゆるとではあるけれど
3か月ほどに及んだラン活が
無事終了したのであった。
購入前にいろいろと検索していた時、
同じくここのを購入された方が、
「欠点は”ランドセル認定証”が
ついていないこと」
というようなことをブログに書いていた。
”ランドセル認定書とは何ぞや”と思い
調べたところ、
要はこの認定書、
「ランドセル工業会が定める規格に
合致する製品」
のみにつけられているものらしく、
日本製で、6年使えて、ふんたらかんたら~と、
ここが定めた5つの規格に当てはまるランドセルに
与えられる認証らしい。
詳細はこちら↓↓
よくわからないけど、
ついてないよりはついてる方がよさげだね?
と思って池田地球の方に聞いたけれど、
あまりよくご存じなかったようで、
(唯一ここが少し引っかかった点!)
しょうがないので、ランドセル工業会に電話。
”池田地球さんのランドセルには、
ここの認定証がついていなかったけれど、
御社公式HPにある「会員企業一覧」には、
池田地球さんのお名前がある。
のは、これいかに?”
的なことをとても丁寧な言葉にして聞くと、
”認定証をランドセル本体につけるかどうかは
各メーカーの判断なので、
認定されていたとしても
必ずしもランドセルに認定証が
ついているとは限らない。
企業一覧に名があるということは、
こちらが認定しているランドセル屋なので、
うちの規格に合致していると考えてもらってOK”
的な(たぶん)回答だった。
※気になる方は改めてご自分でご確認を!
なので、認定証がランドセル本体に
ついていないからといって、
必ずしも認定されていないものでは
ないようだ。
というかとりあえず池田地球さんは
大丈夫のようだったので、
これを聞いて、とりあえずは安心。
で、無事に購入したは良いけれど、
実際に手元に届くのはなんと来年2月だそうだ。
ひぃー。だいぶ先だなぁ!
でもあんまり早く届いても、
実際小学校通う前にすでに傷が…とかに
なりかねないので笑、まぁ良しとする。
まわりのママ友に話を聞いていると、
私みたいに細かく通って調査する人もいれば
はじめに連れていった所で決めた人もいるし、
ざーっと資料請求をして、
そこで比較検討した後に
気になるランドセル屋だけに行って
決めた人もいるようで、
本当にそれぞれだなと思う。
いろんなことを書いたけれど、
改めてこれは我が家の場合、であって、
決して押し付けるものではありません。
好みもこだわりも人それぞれだし、
どこのランドセルもそれぞれに
選ばれる理由はあるなと納得。
私は行かなかったけれど、
良さそうなランドセル屋も他にたくさんあって、
どんなランドセルに出会えるかは
タイミングや場所、
店員さんとの相性などもあると思うので、
ありきたりな言い方だけど、
"ご縁ってやつだな"と思いました。
皆さんのお子さんが納得する、
素敵なランドセルが見つかればいいなと
願っています。
※2022年度モデルの話です。
※シリーズによって装備等が異なる
可能性もありますので、
気になる商品がある場合は必ず
HPなどでご確認ください!