見出し画像

『歴史研究』724号を刊行いたします

2024年9月末に『歴史研究』724号を刊行いたします。

本号の特集は「飛驒姉小路氏と城郭――大勢力の狭間で生きた名族」です。
武田信玄・上杉謙信・織田信長などの戦国大名が勢力を拡大するなか、
飛驒の武将たちはどのような影響をうけたのか?
近隣国の動きに翻弄されるも、生き残りをかけて戦った
飛驒の名族・姉小路氏。そして後に台頭する三木氏、金森氏。
その実像と城郭について、近年の発掘調査で得られた新たな知見を盛り込み解説し、飛驒戦国史の最新研究を解明します。

また、本号の読者投稿(研究ノート)は「戦国期摂津芥河氏の本拠と
家臣団編成」です。
『歴史研究』は皆さまからのご投稿をお待ちしています。
 
~『歴史研究』定期購読のご案内~
――「忙しくて買うのを忘れてしまった」
――「買おうと思ったときには売り切れてしまっていた」
このようなお買い忘れを防ぐためにも、
『歴史研究』の定期購読をおすすめいたします!
ご希望される方は、戎光祥出版株式会社内にあります
歴史研究会事務局までご連絡ください。
----------------------------------------------------------------------------------
〒102-0083
東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル8階 戎光祥出版株式会社内
歴史研究会事務局
TEL:03-5275-3362 FAX:03-5275-3365
MAIL:rekiken@ebisukosyo.co.jp
----------------------------------------------------------------------------------

歴史研究 第724号 戎光祥出版|東京都千代田区から全国へ本をお届け (ebisukosyo.co.jp)

【目次】
巻頭随想 いま、伝えたいこと
 少年期の昭和天皇に進講された「教育勅語」   所  功
特集 飛驒姉小路氏と城郭――大勢力の狭間で生きた名族
 「飛驒国司・姉小路氏と城郭」  中井 均
 「飛驒の戦国史と国司・姉小路氏」  大下 永
 「縄張りからみた姉小路氏城跡」  三好清超
 「姉小路氏城跡の発掘調査で判明した城郭遺構の構造」  三好清超
 「飛驒古川における武家の拠点づくり」  大下 永
研究ノート
 戦国期摂津芥河氏の本拠と家臣団編成  嶋中佳輝
新出史料紹介
 近代日本の先覚者、上田藩士赤松小三郎に関する新史料(一)
 ――「日々御用向留」から  岩下哲典
歴史小説 『相照』 第5回
 白頭①   小栗さくら
城郭修覆図を読む 第5回
 姫路城絵図――合理性際立つユニークな城郭修理願絵図  神山 仁
戦国の国衆文書を読む 第25回
 茂呂康秀、白鳥の狩場について訴えを申し述べる  久保田順一
大和王権と古代氏族 第28回
 尾張氏の系譜と虚飾  松尾 光
文化教養講座 歴史の質問帳 第34回
 『百万塔陀羅尼経』はなぜ最古の印刷事例となったのか  渡邊洋一
学生招待席                                
  能恵姫伝説――龍神に見初められた姫の物語  佐々木ゆら
史談往来 
 【掃苔行脚】四十七都道府県幕末維新掃苔録②
 明治の警察官となった新徴組隊士たち
 ――続・あさくらゆう先生への追悼を込めて  河内貞芳