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心は広いのと狭いのとどちらが良いのか

おはようございます。レジュメ太郎です。
僕はこの3日間、長崎に遺産巡りの旅行をしていました。長崎はコンパクトに遺産が纏まっててすごく観光しやすいですね。写真は世界遺産でもある軍艦島です。もちろん実際に上陸しましたよ。
さて、長崎に関してはまた別の記事で紹介するとして、今回はそのような話ではありません。

今日の記事は心の広さに関する記事についてです。
一般的に心が広い方がいいんじゃないか?って思うかもしれないですが、少し待ってください。
果たして心は広ければ広い程いいのでしょうか?
今回はそれについて考察していきたいと思います。

1.なぜこのような記事を書こうと思ったのか

僕は昔、心が広い方がいいと思っていました。(もちろん今も思っていますが。)昔から人に怒ることなく、喧嘩(口喧嘩も含め)もしたことなく(やり方わからないだけかもしれないが)、何か言われると相手の要求に合わせるということを繰り返していました。よっぽど(金盗られたりとか)でない限り大概のことは許してきたという自負があります。笑

それは、僕の考えの根底に性善説があるからだと思っています。基本的に人に不快な思いをさせたいと思って行動する人は恐らくいない。もし仮に不快な思いをさせたいと思う人がいればそれはその人自身の心が病に侵されているのでは、と思っていました。

戦争もどちらか一方が圧倒的に悪いということは恐らく無いでしょう。自国民の生活をより良くするため、自国の利益のため、同志のため、ほっとくと危険そうだからなど様々な理由があります。ただ相手を殺したいから殺すということはほぼ無いでしょう。(もちろんだからといってこのような行為は許されるべきではないです。)こういう考えが根底にあるのでそこまで物事に怒りを感じる場面って昔から少なかったんですね。

ただ、心が広いってほんまにいいことなん?と考える機会が最近あったので、今回記事にしました。

2.心が広いことのデメリット

心が広いデメリットは大きく2つあります。
まず1つは、気遣いができない場合が多いことです。
自分がやられて嫌なことはやらない。これは小学生で教えられる、極々当たり前のことです。
ただ、自分がやられて嫌なこと、というのはあくまで自分で判断することであり、それが相手にとってやられて嫌なことだという保証はありません。
また逆に、自分はこれをやられても大丈夫だろう、と思うことを相手にやるとめちゃくちゃブチギレられることだってあると思います。
心の広い人は、自分がやられて嫌なことが心の狭い人に比べてめっちゃ少ないため、それだけでは相手を怒らせてしまう可能性があります。つまり、相手の立場に立って考察し、行動する必要があります。
逆に心の狭い人は、自分がやられて嫌なことを人にやらないという基本的な考えさえあれば、大概のことをしない限り怒られることはありません。
気遣い一つでも、心の広い人は心の狭い人より難しいことをやっているのでできない場合が多く、気遣いできてないように見えがちだと思います。(心づもりはあるけどこればっかりはできないんです。)
仮に心の広い人と心の狭い人が友達になったり一緒に何か活動したとしても、心の狭い人は無限に細かい不満が出てくるけど心の広い人は、なんでこんなことで怒るんやろうなあって思う不満が多いのはよくあります。

もう一つのデメリットは、怒りに対して共感性が低いということです。
心の狭い人は心の広い人より愚痴が多い可能性が高いです。また心の広い人は恐らく愚痴を言うより愚痴を聞くシチュエーションが多いです。そしてその愚痴は自分より心の狭い人によるものだと思うんですが、その人が怒りを感じたことが必ずしも自分も感じるとは限らないんです。だから、その愚痴に関して共感することができない。相手がなぜそれで怒っているのか根本的に分からない場合が多いです。愚痴を聞いてほしい人にとっては、自分の気持ちをわかり、共感して欲しい。聞く側にとっては、というか自分にとって怒るようなことではないため、共感したくてもできない。なので愛想をつかされてしまう。こういうことが多々起きると思います。

3.結局どうすればいいの?

今回、心が広いことに対するデメリットを2つ挙げました。結局心の狭い人、広い人どっちが良いのか?という問題ですが、これに関しては正解はありません。心が狭いと、その分気遣いができ、愚痴に共感する能力が高い代わりに受容力が絶望的に無く、不満も多くちょっとしたことですぐ怒る。心が広い人は、全く怒らなく受容力は凄く高くて、一見聖人のように見えるが気遣いが人一倍苦手で、不用意な一言で相手を怒らせてしまうことが多い。

でも、これって個人個人それぞれの特性でもあると思うんですよ。仲の良い人は類友理論で自分と同じような人が多いため、心の狭い同士、心の広い同士は仲良くなりやすく関係も続きやすいです。ただ、心の広い人と狭い人が仲良くしていくのはとても難しいと思っています。

人間には喜怒哀楽の感情が必ずあります。人と人とが仲良くなるファーストコンタクトって喜怒哀楽の喜と楽の部分だと思うんですよね。で、その後ある程度は仲良くなりますが怒や哀が合わないと離れていくものだと思っています。心の広い人と狭い人はこの怒や哀に関する感情の度合いの不一致で仲が悪くなったり絶縁状態になったりするような気がします。狭い人はなんで気遣いできないんやろうって不満を言い、怒るようになるし、心が広い人は、なんでこんなことで怒られるんやろうってストレスが溜まるが直接不満を言えないため、だんだん連絡するのが億劫になってしまう。最初は仲良かったのに、ある程度関係を続けると大概は心が狭い人が怒って修復不可能になってしまう。こうして関係が破綻していく例は少なくないと思います。

現に僕もこの怒の部分の不一致で仲悪くなったりしたことが何回もあります。逆に怒の部分も一致している人はずっと仲良く、親友のように何でも話せるようになっていきます。

もし仮に一生の友達、親友、結婚相手などが欲しいなと感じる人は、スペックも大事ですがこの怒の度合いの一致という観点で探してみるといいと思います。この観点を大事にせず恋愛感情のみで結婚してしまうと、離婚もしくは夫婦仲最悪になったりなど、将来は荊の道なんじゃないかと思います。個人的な推察ですがこれが原因で別れるカップルも多いでしょう。

ただそのような観点でできた友達もしくは大切な人は多少趣味などが異なっていても恐らく絶縁するぐらいの関係にはいかないでしょう。きっとその人とは幸せな未来が待っていますよ。

今回は少し重めの記事だったような気がします。次回はもっとPOPな記事にしたいと思いますので宜しくお願いします。


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