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レイク・タホに出張 (半年前の話し)

この出張は6月のことでしたから、すっかりこの雑記をアップしていたつもりでいました。ところが、いつまでも「下書き」のまま残っていて、アップしていないことに気がついた次第です。少し追記をしてアップします。

(あらためて6月の話ですが) 2泊3日の出張でレイク・タホ (Lake Tahoe) を訪れました。レイク・タホはアメリカでは誰もが知る名高い湖で、一帯は有名なリゾート地です。

レイク・タホは、サクラメント(カリフォルニア州の州都)から約2時間、リノ(アメリカ第3位のカジノの町)から約1時間の場所に位置しています。

てっきり湖の大半がネバダ州にあると思っていましたが、実際には西側の3分の2がカリフォルニア州に属していることに驚きました(湖を縦断する破線が州境線) 。面積では琵琶湖の方が約1.4倍広いですが、最も深い地点では琵琶湖の約100メートルに対し、レイク・タホは500メートルと非常に深いです。また、標高も高く、レイク・タホは約1,900メートルの地点にあります。湖畔から見上げると、雪が残る山々がいくつもありました。

湖の水の美しさは言うまでもなく、周囲には高層建築物が一切ありません。景観を守るために2階建て以上の建物の建設が規制されているのではないかと推測されます。その代わりに、大きな別荘から小さなロッジまで、趣ある建物が湖沿いに点在していました。

正確なところは分かりませんが、観光シーズンとしては夏も素晴らしいと思う一方で、冬の方が賑わっているのではないかと思います。それは、湖を囲むようにスキー場が点在しているためです。以前より私の中でのレイク・タホのイメージは、白銀の世界に佇む湖です。

この辺りでは15人くらいの女子大学生らしきグループが日向ぼっこや水遊びをしていて、この写真を撮るときも、彼女たちが構図から消えるのを待ちに待った上での一枚です。

この岩は「Bonsai Rock」と名付けられているそうです。

さて、少し話が逸れますが、最近、知り合いから「レイク・タホ周辺はパウダースノーが楽しめる素晴らしいエリアだ」という話を聞きました。その時、一緒にいた別の知り合いが、来年2月に北海道へスノーボード旅行に行く予定だと教えてくれました。彼と友人たちは既に何度か北海道でスノーボードを体験しているそうです。彼曰く、「コロラド州のスキー場やレイク・タホの雪も素晴らしいが、北海道の雪は別格」と力説していました。

私は本州でしかスキーやスノーボードをしたことがないのですが、北海道はゲレンデの雪もそんなに素晴らしいのでしょうか? 彼はバックカントリー・スノーボーダーなので、その辺りのことはハッキリしません。10年ほど前にも別のアメリカ人の友人から「北海道の雪は最高だったぞ。ヨーロッパのアルプス山脈のスキー場よりも絶対に良いよ」と聞いたことを思い出しました。私もスノボーかスキー用具一式を揃えろと度々言われているのですが、さてどうしたものかです。最後にスキーやらスノボーをしたのは20年も昔の話なのです。

残念ながら、この出張ではレイク・タホを十分に堪能することはできませんでした。湖沿いには遊歩道や自転車道も整備されており、日向ぼっこや水遊び以外にも多くのアクティビティが楽しめそうでした。ただ、泊まったホテルは一昔前の薄暗い造りでありながら、宿泊費はそれなりに高かったです。もちろん出張なので会社もちでしたけれど。

レイク・タホ周辺も風光明媚で、いくつもの渓流や滝があるようでした。帰り際、清流が流れる美しいハイキングコースに立ち寄りましたが、ここでも10人近い女子中学生らしきグループが水遊びを楽しんでおり、清流全景を撮れなかったのが残念でした。

最後に、空港へ向かう途中で、カジノの町リノの市街地を軽くドライブしました。全米で3番目に大きいカジノの町とはいえ、ラスベガスとは比べるべくもありませんでした。しかし、昨秋に旅行したモナコと比べると、リノの方が「カジノの町らしい雰囲気」が感じられました。

2024年もいよいよ終わり、2025年が目前に迫っています。1月は旅行や登山の予定がないので、次回の雑記は2月中旬ごろになるかと思います。また読んでいただけたら嬉しいです!どうぞ良いお年をお迎えください!


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