梅雨と青春の関係性
聞いた話なのだが、
梅雨というものは、雨が降っている期間中にはそれが本当に梅雨なのかどうか正確には分からず、
あとでその雨の時期を振り返った時に初めて
やっとそれが梅雨だったのだと分かるらしい。
そう思えば学生時代の文化祭も、友達と自転車を漕いだ帰り道も、彼女と海辺を歩いた時も、
その時にこれが青春だ。などとは思わない。
振り返った時に初めて、
あれが青春だったなと思い出に浸り、
やっと気付くものである。
とはいえ雨が降り続けている時には、これが梅雨なんだろうなという気持ちになるし、学生時代も、心のどこかでこの瞬間が一番楽しいのだろうと青春を自覚している自分もいた気がする。
何が言いたいかというと、
梅雨とは青春なのである。
これを格好つけて書いてる僕はまだ
自分のダサさに気づいていないが、
青春のように、振り返った時にはじめて
自分はダサかったのだと気づくのだろう。