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マイナンバーカード関連サービスの誤登録等事案に関して~お知らせとChatGPTより一言~

お知らせ

令和5年5月29日現在、デジタル庁のWEBサイトにて、マイナンバーカード関連サービスの誤登録等の事案に関する質問や不安に対するQ&Aが掲載されています。大まかには、公金受取口座、健康保険証、マインポイント、コンビニ交付サービスの各事案について、以下1~3の内容がQ&Aの形式で記載されています。
 1.各事案の発生原因
 2.各自の登録情報の確認方法
 3.問題が見つかったときの問合せ先

ChatGPTへの問いかけと回答

さてここで、最近、個人的にハマっている"AIに聞いてみよう!"の時間です(?)。早速、今日もChatGPTにひとつ質問をしてみました。

【質問】
マイナンバーカード関連の個人情報が誤登録された問題に対する、望ましい対応と再発防止策を教えてください

【ChatGPTの回答】
マイナンバーカード関連の個人情報が誤登録された問題には、以下のような望ましい対応策と再発防止策が考えられます

1.対応策

  • ユーザーへの通知と謝罪: 誤登録が発覚した場合、関係者に対して速やかに通知し、誤登録により漏洩した可能性のある情報について謝罪します。

  • 個別対応: 誤登録された情報が特定の個人に関係している場合、個別に連絡し、正確な情報を登録するようサポートします。

  • 情報の訂正: 誤登録された情報を修正し、正確な情報が登録されるようにします。

  • 監視と追跡: 今後の不正利用や漏洩の可能性に備えて、情報の監視と追跡体制を整えます。

2.再発防止策:

  • プライバシー保護の強化: 個人情報の取り扱いに関するポリシーやセキュリティ対策を強化し、情報漏洩のリスクを最小限に抑えます。

  • 教育とトレーニング: システム操作者や関係者に対して、情報の正確な登録手順やプライバシーに関する重要性について教育し、トレーニングを実施します。

  • アクセス制御の厳格化: マイナンバーカードへのアクセス制御を強化し、権限のない者が情報を誤登録できないようにします。

  • 監査と監視: システムの監査を定期的に実施し、不正なアクセスや操作が行われていないかを監視します。

  • バックアップと復元: 情報のバックアップと復元策を整え、データの損失や破損に備えます。

これらの対応策と再発防止策を適切に実施することで、マイナンバーカード関連の個人情報の誤登録問題に対処し、同様の問題が再発しないようにすることが重要です。ただし、具体的な対策や策定された法律によって異なる可能性があるため、関係者や専門家と協力して適切な対応策を検討することが重要です。

ChatGPTスクリーンショット
ChatGPTに聞いてみよう!

所感

ChatGPTの回答のうち、"対応策"における"監視と追跡"の部分は現状、あまりインパクトが出せてないような気がします。漏洩しないという前提ではないこと(漏洩しない前提だったら逆に怖い、、、)、漏洩した場合の対応策のこと(情報開示の範囲は十分検討する必要があると思いますが)をある程度"見える化"したほうがいいような気がします。
今回もChatGPTはそつのない回答を出してくれました。再発防止策はまさにその通りでしょう。
以下は"超"個人的な感想です。
今回の各事案は、年度単位での交付率・交付枚数に関する目標設定と必達の意識、マイナポイントキャンペーン終盤~延長期間の駆け込み登録、単純な機器の操作ミス等、主に交付の速度を重視した結果生じた複合的な要因で発生したと考えられます。特に令和4年度はマイナンバーカード交付に関して、行政サイドから強引とも受け取れるような様々な施策がなされたという印象がありました。
とはいえ、それくらいの鞭がなければ、ここまでの交付率・交付枚数は達成できなかったであろうとも思っています。私は個人的には"拙速"という言葉は嫌いではないので、まずは速度を優先したのであれば、その後は丁寧に質を高めて(時間はかかるかもしれないが)仕上げていくことになるのかな、と考えます。
いずれにしても、時間は巻き戻せないので、起こってしまったことは、貴重な経験として真摯に受け止め、知識・要領・技術に転換し、蓄積していくことが重要でしょう。それらは、今後起こり得る様々な事案への備え・予防となり、また不幸にも起こってしまった新たな事案に対しては、より迅速でより適切な対応に資するものとなるはずです。
このとき、利用者側からのフィードバックもまた貴重な情報源となり得ますので、こういった事案の発生に際して、単に叩く・批判するに留まらず、是非、有効策、打開策、代替策、等の有用情報を小さな一声でもいいので発信・提示できるよう、まずは自らを研鑽し続けよう、と感じた次第であります。

ここまでお読みくださりありがとうございました。

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