できる人は必ず持っている一流の気くばり力とは😳
こんにちわ。今日はこの「気配り力」を題材に記事を作成します。これは安田正さんが書かれた本の抜粋ですが、改めて考えてみると一流と呼ばれる方々はその立場を問わず備わっている能力だと思います。ついつい慣れ合いや忙しさを言い訳に怠ってしまいがちですがこれを機に私も再度この「気配り」を見直そうかと思います。以下の通り気配りを7つに分けて記載しますのでぜひ読んでいってください。
1.報連相の3つのPOINT
2.お礼はすぐに送る
3.気配りは言葉から
4.地味な気配りの継続
5.表情の3つのPOINT
6.オノマトペ
7.教えていただく姿勢
1.報連相の3つのPOINT
報連相がきちんと出来ている人は1%しかいないそうです。報連相には何を期待されているかまでしっかりと考え、それに答えることが大事です。必ず盛り込みたい三つのポイントについて解説したいと思います。
①現状
”誰からメールが来た””どんな仕事をした””○○会社の××さんに会った”など上司にとって必要のあることだけをできるだけ簡潔に伝えることです。
②見通
現状を踏まえてそれについて自分が得た感触、手応え、今後どうなりそうか、どのような展開が想定できるか、見通しを伝えること。
③対処
見通しを踏まえた上で自分はどう対処するつもりか。特に見通しが悪い場合どのようにそれに対応するのか。具体的な解決法はあるのか。新たに提案できることあるのか、いつまで何をする必要があるのか。
この3つの沿って報連相を行うことが上司が知りたいことになります。是非一度見直してみましょう。
2.お礼はすぐに送る
スピードが何より重要になるシチュエーションがお礼をする場面です。お礼のメールをあなただったらいつ送りますか。ぜいこの機会に一度考えてみましょう。もし夜の接待のお礼だったら翌朝出社して自分のデスクに着いたら何をするよりまず
”昨晩はありがとうございました”
これを送信することです。安田さんは翌日朝7時に必ずお礼のメールを送るようです。昼間のアポのお礼だったら遅くともその日の夕方頃には
”本日はありがとうございました”
このように送信するべきです。絶対にこのタイミングを逃してはいけないのです。翌日の夕方頃になってお礼のメールを送っても
”そういえば昨日そんなことがあったな”
と思い出した印象になってしまうからです。お礼のメールはすぐに送る。スピードが何よりも重要です。スピーディーで丁寧なお礼が相手の心を掴むことになるのです。
3.気配りは言葉から
気配り力を磨くためにおすすめのが方法があります。エレベーターで誰かと乗り合わせた時に
”何階ですか?”
と聞いてみましょう。そしてボタンを押してあげることです。この声をかけるほんのちょっとの勇気を持って手間を惜しまないことが大事です。
気配りというのは言葉に出すことから始まります。声をかける時は小さい声や低い声ではなくて、気持ち大きめ高めの声で話すようにしてみましょう。今日からやれることなのでぜひやってほしいと思います。
これをやるだけで感じのいい人だな、素敵な人だな、と思われるだけでなく気配りを口に出す習慣が自然についてきます。
言うべきタイミングを逃さず自分がおりる階のボタンを人にもしてもらったら
”ありがとうございます”
と声に出して今日からお礼を言いましょう。感謝の言葉はお伝えしなければ伝わりません。ありがとうございますという言葉は口にした瞬間にその場の雰囲気を快適なものに変えてくれます。
また感謝の言葉と同じくらい大切なのが謝罪の言葉です。謝るべき時は
”申し訳ございませんでした”
”すいませんでした”
と口に出すことです。このような気配りを表す言葉は口にするのが遅れてしまうと効果が全然ありません。挨拶するタイミング、感謝すべきタイミング、謝罪するタイミングを逃さないようにしましょう。
4.地味な気配りの継続
皆が嫌がる仕事や誰も見ていない、誰からも褒められないような地味な仕事を継続してやっている人が気配りができる人です。どんな小さなことであってもやると決めたらやることです。自らが小さな犠牲を払うことを厭わない姿勢は周囲から簡崩れない信頼を集めます。
例えばこんなことはさりげなくしてくれる人が周りにもいると思います。
”使用後の会議室をさっと片付ける”
”共有スペースのテーブルを拭く”
”誰もいない部屋の電気を消す”
”外線・内線問わずかかってきた電話は一番最初に必ずとる”
”同僚が困らないように部内の共有データのバックアップを取っておく”
このような小さな気配り、地味な気配りこそが大きな信頼感を集めます。日々の小さなことでも継続して自ら進んで引き受けてやり続けることをお勧めします。
5.表情の3つのPOINT
明るさはテクニックで誰でもすぐに作ることができます。明るさのテクニックはとてもシンプルで、
表情と声のトーンは明るくするだけです。
人の第一印象の決め手は見た目です。日本人は無表情の人が多いと言われています。日本人は言葉に頼る傾向があるからです。一方でアメリカ人は知らない人にもニコッと笑いかけます。これは表情によって自分の立場が優位になること、表情で相手を魅了できることを知っているからです。
表情を劇的に変えるために3つのポイントがあります。
それは目、眉、口角です。
この3つを一度に変える方法は簡単です。
笑顔になることです。
目尻を下げる。三日月の形をした目になるようにすることです。
そして眉は話しながら眉を上下に動かすことです。しわを寄せないことが大事です。口角は下げるのではなく、あげることです。笑顔を見せる時は上の前歯が6本から8本見えるように意識してほしいと思います。
続いて声ですが、声のトーンは明るくしてほしいと思います。ポイントは普段出している自分の声よりも気持ち高めにすることです。印象のいい音程の指標があります。それがファかソの音です。音程が正確でなくても自分なりの音階で気持ち高めに話すことをお勧めします。
6.オノマトペ
人を惹きつける話し方のテクニックのひとつがオノマトペです。オノマトペとはフランス語で音や状況を表す擬声語のことです。
キンキンに冷えたビールがあります。
ボールが物凄い速さでビューンと飛んできた。
赤ちゃんの肌はふわふわ・すべすべしています。
これらがオノマトペです。話が上手い人はこのオノマトペを上手に使っています。スティーブジョブズはプレゼンテーション力の素晴らしさで世界的に有名でした。ジョブスはプレゼンテーションの中で英語では数が少ないオノマトペを効果的に使っていました。また重要なのは話をわかりやすくするためには一文を短く、テンポよく話すこともポイントと言われており、わかりやすさと簡潔さ、テンポの良さが相手のことを考えた話し方ということです。
7.教えていただく姿勢
あなたがこのようなシチュエーションだったらどのような回答しますか?
職場で先輩があなたの知らなかったことを教えてくれました。
それに対して”なるほど、そうなんですね”
こう答える方が多いです。これやると何が悪いのと思った方もいると思いますがこれは良くない答え方とのことです。気配りができる人であればこのように答えます
”初めて知りましたありがとうございます”
”勉強になりました”
先輩や上司など目上の人に対しては常に教えていただく姿勢を貫くことが大切でそこに感謝を伝えるセンテンスが含まれていることが重要です。
また逆にあなたがアドバイスをする時、助言する時は断定を避けることです。
”見切りをつけるというのも大切なことかもしれない”
この”〜かもしれない”という言い方で断定はしないことです。それが気配りです。
または
”〜ということがあるかもしれない”
”〜という可能性もちょっと頭に入れておいたほうがいい”
このような言い方をし、断定をしないことです。人にアドバイスするときは断定をするんではなくて柔らかい表現にすることが大事とのことです。
まとめ
皆さんいかがだったでしょうか。この”気配り力”は誰しもがすぐに取り掛かることのできる課題ですが、なかなかこれが徹底出来ている人は多くはないような気がします。ついつい自分のことを優先させてしまい怠ってしまいがちです。さらにこれは継続しなければ意味がありません。相手やその時の気分や状態で変わることがないよう心がけることが重要です。
今12月中旬です。私も来年1月からこの”気配り力”を課題に徹底的に取り組んでみようかしら。ご拝読ありがとうございました!
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