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国際的な公認会計士資格(ACCA)試験について
ACCAとは、Association of Chartered Certified Accountantsのことです。本部は英国にありますが、その組織は全世界に存在する団体です。日本では英国勅許公認会計士と訳されることが一般的ですが、英国での公認会計士資格は他にもいくつかあり、その中でこのACCAは世界中で使われている資格のため、英国に限った資格として捉えるのは正確ではないと考えています。(国際公認会計士の方が正確に表現しています)
ACCAが認められた国においては、一定の実務経験を経て、監査登録を受けることができれば、監査業務に就くことができます。
一部の国において会計業界においてはACCAの知名度は高く、会計事務所や企業の経理に転職するうえで活用される資格となっています。
基本的には旧英国連邦の国々(オーストラリア、ニュージーランド、インドなど)ではACCAは広く認知されています。
またEUとはBrexit前まではMutual agreementがあり、EU圏内においても有力な資格となっています。
また、中国でも1,2を争う人気資格と言われています。
シンガポール、マレーシアなどアジアでも非常に強いです。
ACCAのメンバーシップに入ることで、全世界で働く機会が与えられるような情報提供があります。
13科目の試験を受け、3年程度の実務経験(監査法人である必用はない)の後に、正式なACCA資格保持者となりますが、全科目合格だけで十分に価値があります。
5年間保有するとFCCA(Fellow Chartered and Certified Accountant)と認定されます。