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香司と子牛。どちらが上?
ちょっとボヤいてみる。
2003年に発売された、作家・村上龍さんの書籍《13歳のハローワーク》。
130万部を超えるベストセラーで
主に中高生に向けて、色々な職業を紹介している本である。
インターネットにも
「13歳のハローワーク 公式サイト」がある。
その中に、今私が仕事としている「香司(こうし)」も
「香料選びから調合、仕上げまで
お香制作に関する一切の責任を負う人。
天然香料についての専門知識と研ぎ澄まされた感性を持ち、
伝統の製法に基づく奥深い香りを生み出すスペシャリスト」
と紹介されている。
もっとも、大昔は別の名称で呼ばれていたようで
いつから「香司」の肩書きがあるのかはわからないのだけど
ベストセラーで紹介されているくらいだから
伝統的な職業として認知されているのだろうと思っている。
だけど、いつも手間取っている。
「こうし」とパソコン・スマホで打っても
「講師」と出てくるばかりで
「香司」は全然出てこない。結局、
「こう」で変換し「し」で変換して「香司」にしている。
今日久しぶりに「こうし」での変換にチャレンジしてみたら
「講師」と最初に出てきて
孔子、公私、光子、行使、格子、甲子と出てきて
さらに色々あったうえに
最後の方は「子牛」も出てきたけど、
「香司」は出てこなかった…
そうか、牛より下なのか…
と若干悲しくなる。
私がもっともっと頑張れば
「香司」が検索の上位に上がってくるのかなあ…