日本在住/女性成人済み。 日々なんとなく感じたことや思ったことを書いています。

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最近の記事

「歴女」にもやっとする話

歴史が好きな女性を指す「歴女」という言葉が誕生して、10年以上経つだろうか。最近はあまり使われなくなった気もするが、日常語としてはすっかり定着の感がある。 私は歴史が好きで、これまで幾度も「歴女」と言われてきた。それに対し、口にはしなかったが、ずっともやもやしていた。 このもやもやが何なのか。私自身正体がわからず、うまく表現できなかった。最近、少し形が見えたような気がするのでここに書き留めておこうと思う。 歴女と言われた時、私の中には二つの感情が生まれる。「こちとら歴女って

    • 続・私は子どもが欲しくない

      以前、こういう記事を書いた。 あれから約2年経ち、依然として私の気持ちは変わっていない。しかし、当時は身辺にネガティブな出来事が立て続いていて、感情的になっている部分が多かった。今、時間が経ったことでいくらか自分の気持ちを俯瞰できるようになり、改めてこのテーマについて考えを整理したいと思う。前回の記事と同じく、今回もあくまで「私の、私による、私自身へ向けた意見」であり、異なる立場・考えを否定するものでは一切ない。 ※なお、私は妊娠・出産能力があるのか検査したことはない。そ

      • 祖母のこと

        ーーーーーーーーーー 2022/03/12 一部修正 ーーーーーーーーーー 私の祖母は、「強烈な人」である。 昭和一桁生まれ。私が学校で習った近代史も彼女には鮮やかな思い出だ。九十を超えた現在施設で暮らしているが、頭はしっかりとして食欲も旺盛。年齢なりに弱ってはいるものの、白髪はほとんどなく、同年代と比べると明らかに若く見える。検査で医者から危険視される数値を叩き出してもケロッとしている生命力はいっそ怖いほどで、本人は「いつお迎えが来ても良い」などと言っているが、その気配

        • 私は子どもが欲しくない

          いわゆる「適齢期」と呼ばれる年齢になった。 SNSで友人たちの結婚、出産の報告を見ることは珍しくなくなった。まだ学生時代の記憶がありありと思い出せる年月しか経っていないのに、その頃とほとんど変わらぬ笑顔で我が子を抱く友人。その姿に、自分も年を取ったと思うと同時に、子を育てていてもおかしくはない年齢であることにとても不思議な心地がする。彼らはとても幸せそうだ。愛する人と結婚し、その人との子を産み、育てている。外からは見えない苦労もあるのかもしれないけれど、自分でその道を選び、

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