起業して成功している人は能力ではなく〇〇がある
霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。
今回のテーマは「起業して成功している人は能力ではなく〇〇がある」です。
「私はオリジナルメソッドをつくって起業したいのです」
このような起業を目指す人は多いですし、実際にそのようなオリジナルメソッドをつくられて起業した人も数多くいらっしゃいます。
私たちの元にも、そのようなご相談が、多数、寄せられてきています。
自分自身の経験や知識、ノウハウを活かして起業したいと考えるのは、ごくごく当たり前のことです。
しかし、そのような中でビジネスを手掛けて、上手くいっている人がどれくらいいるのかといえば、ごく少数なのが現実です。
では、上手くいかなかった人は能力が低かったのか?といえば、そんなことはありません。
むしろ上手くいった人よりも能力が高いと感じられる人がいるのも事実としてあります。
そう聞くと、あなたは、こんな疑問を感じるのではないでしょうか?
「能力が高い人なのに、ビジネスが上手くいかないのは、なぜか?」
確かに能力が高ければ、何をやっても上手くいきそうです。
「アイツは能力が高いから、どこにいってもやっていけるよ」
「あの人は能力が高いから、起業したんだろうね」
「俺も能力さえ高ければなぁ」
このように、人は能力が高い人に対して憧れ、ある面、敵意を感じているものです。
自分にも能力さえあれば成功できるのに、そう人は考えるものです。
しかし、先ほどのように、たとえ能力があったとしても、上手くいく人とそうでない人に分かれてしまうのが本当のところです。
では、それは、なぜなのでしょうか?
どのような違いがあるのでしょうか?
実は、その違いとは、自身のどこにフォーカスをしているのか?
この違いになります。
例えば、あなたが学生で部活に入ろうと考えています。
あなたは野球が得意と考えており、周りからもそう思われています。
しかし、あなたが好きなのは、サッカーです。
でも、現状、サッカーはそこまで得意とはいえませんが、そこそこ、やれる自信があります。
この場合、どの部活を選んだらいいのでしょうか?
実は、これは実際に私が学生時代の友人3人が悩んでいたことなのです。
最終的に三人が選んだのは、バラバラでした。
一人は野球部に、もう一人はサッカー部、そして最後の一人はどういうわけかバスケットボール部に入部していきました。
最後の一人がバスケットボール部に入部した理由は「自分の新たな可能性を試してみたい」というものでした。
では、その結果、どうなったのか?
野球部に入部した友人は、結局、退部してしまいました。
理由は「つまらなかった」です。
もう一人のサッカー部に入部した友人ですが、その友人は当初、そこまで活躍するという感じではありませんでしたが、やはりサッカーが好きだったようで、懸命に練習をして努力し、2年生後半になって頭角をあらわし、3年生ではチームのレギュラーメンバー入りを果たしていました。
では、最後の一人、バスケットボール部に入部した友人です。
この友人は入部に際して、3つの部活すべてに体験入部をしていたようです。
その上で、自分の適性と「目的」が何かということを良く考え、その上でバスケットボール部に入部したようです。
その結果、1年生中盤からチームのレギュラーメンバー入りを果たし、3年生になるとチームの地区大会優勝に貢献できるほどに大活躍をみせました。
ここで言いたいのは、あなたが目指しているもの、つまり、「目的」が何なのかを考えてみて欲しいということです。
もちろん、適性であることも重要です。
むしろ、それは必須ともいえます。
しかし、もし「適性」であったとしても、野球部に入った友人のように「つまらない」ということが理由で、辞めてしまうことになるかもしれません。
そして、適性で且つ自分が好きなものを選ぶことも大事ですが、それ以上に大事なのは、何と言っても「目的」です。
三人目の友人のように「自分の新たな可能性を試したい」ということが目的であれば、その目的を果たすために最適な手段を選ぶことです。
このお話をさせていただいたお客様は「オリジナルメソッド」をつくって起業されたものの、ビジネスが上手くいっていないことに悩み、私たちのビジネス霊視を受けにおみえになられました。
そして、このお話をしたところ
「自分は本当にオリジナルメソッドをつくりたいのか?」
「私が欲しいのは、目的とはお金という成果とお客様との信頼関係だ」
「だったら、そこに拘らずに他の方法があるかもしれない」
「最初は他の人の商品を売ったっていいのではないか?」
「その上でお客様からの意見を聞きながら、ゆくゆくオリジナル商品をつくればいい」
そのような結論を出され、喜んでお帰りになりました。
後日、早速、自分がよいと思った商品、特にお客様の悩みを解決できるものを選び、代理店契約をされ、販売を開始されました。
結果として、売上は右肩上がりとなり、1年で年商1億円を達成しました。
その後、お客様の声を元に「オリジナルメソッド」をつくって事業展開を始められて、その事業も上手くいっているとお聞きしております。
ビジネスにとって、最も重要なのは「目的」です。
決して能力ではありません。
そこに氣がついた経営者や起業家は、皆、ビジネスが上手くいくようになり、成功を収めておられます。
あなたも再度、ご自身のビジネスの「目的」を見直して、ぜひ、その目的に向かって進んで行かれてください。
それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。
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