経営者が陥る選択バイアスの罠
霊視×経営コンサルティングの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。
今回のテーマは「経営者が陥る選択バイアスの罠」という内容です。
「選択バイアス」と呼ばれているものは、世の中に山ほどあります。
特に経営という世界に「選択バイアス」はつきものです。
たとえば、あなたの会社で重役会議があったとします。
その会議の中で新規プロジェクトの可否について議論をされています。
議論の中では、その新規プロジェクトと同じような他社のプロジェクト成功事例ばかりが役員から紹介をされています。
あなたはその話を聞きながら、ふと疑問を感じています。
それは、本当に参考になる事例なのだろうか?
本当に信じていいのだろうか?
なぜ、ここで、あなたが疑問を感じているのか?あなた自身も分からないかもしれません。
しかし、自分の直感では、この新規プロジェクトは「NO」だと言っている。
果たして、何を重視して決断を下せばよいのだろうか?
さて、あなただったらどうするだろうか?
あなたの直感が「NO」と言っている。
しかし、成功事例のデータがたくさんあり、データから考えると失敗する可能性は極めて低いといえる。
普通に考えれば、答えは「YES」になりそうなものですよね?
しかし、本当にそれでよいのでしょうか?
このようなシチュエーションというのは、何も重役会議だけでなく、ビジネスにおいて、様々な場面であらわれます。
このような時、あなたに必要な考え方をひとつお教えいたします。
それは何かというと「失敗事例」を知ることです。
「選択バイアス」が起きがちなときというのは「成功事例」ばかりに目が向いているときなのです。
つまりは「失敗事例」を無視しているときなのです。
これこそが「選択バイアス」と呼ばれる現象が出てきやすい状態です。
ビジネスに関する失敗例を入手することは難しいものです。
なぜなら、それを語ることによって、自分の都合が悪くなると考える人が多いからです。
だからこそ、成功事例ばかりをみる事になるのです。
「選択バイアス」は、そのようにして生まれるのです。
だからこそ、自分の「直感」が「NO」と言っているのであれば、「失敗事例」も必ず確認をすることが重要なのです。
これこそがリスク管理のヒントになります。
経営者に必要なのは、耳障りが良い情報だけではなく、耳が痛いマイナスな情報も必要なのです。
あなたの周りを見渡してみてください。
もし、あなたに耳が痛いマイナスな情報を言ってくる者がいないのだとしたら、それはとてもリスクが高いといえます。
そして、あなたの「直感」を信じることです。
「選択バイアス」というものがあるということを覚えておいてください。
あなたの決断がよりよいものになりますように、ご祈念申し上げます。
それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。
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